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#473『息子を信じられるようになった話』

2022-05-02 Mon.

こんばんは。どうも、西祖です。

HQ-MIND始めていきます。

今1時27分。深夜ですね。夜なんで「こんばんは」と言ってみました。

今日は息子の事について話そうかなと思っています

息子のことについてというか、最近コミュニティメンバーの1人が子育てにちょっと悩んでるっていう話をしていて、アドバイスっていうほどのことはできないんですけど、僕の最近感じていることや、ここ数年間息子と向き合ってきて、学ばせてもらったことが参考になればなと思って話そうかなと思いました。

で、最近嬉しい事が起こってるんですよ。

息子はハルトっていうんですけど、この話はもう何度もしていますけど、小学校2年生の3学期に不登校児になりました。

そこから紆余曲折を経て、息子は今年中学校に上がったんですけど、中学校は行ってないです。

フリースクールにずっと通っている状態ですね。

色んなことがあったんですけど、小学校4年生ぐらいの頃から反抗期に入って、小5ぐらいでもピークを迎えたのかなと思います。

これからまた反抗期に入ったりするのかなっていうふうに思うんですけど、一時反抗期がそれぐらいに来たんですよね。

その時に色んな問題が起こったんですね。

例えば、僕のことが凄く嫌いになって避けたり、僕の家に寄り付こうとしなかったりとか。あとはフリースクールにすら行きたがらない日が週に1回か2回あったりとか。

そうなると周りは心配しますよね。

学校にも行かない。でもフリースクールには行った。

ちょっと安心してたら、フリースクールにも行きたがらない日がポツポツ出てくる。母親も僕もそうだし、じいちゃんもばあちゃんもみんな不安になるわけですよ

本人も情緒不安定だったりとかっていうのがあって、極めつけは1年前ぐらいに起こった母親の入院騒動ですね。

母親というのはハルトのママ。僕の元嫁ですね。

元嫁が緊急入院しちゃって、コロナ渦っていうのもあったので、10日間ぐらい入院してたんだけど、一切面会できないような状況でした。

で、ハルトは母親と一緒に住んでいるし、母親が唯一の安心できる存在。その時はそんな感じだったんで、そこで一気に情緒が乱れて、うちに来ることもなく母親のいない家で1人で10日間ぐらい過ごしてたってことが実はあったんですよ。

その間じいちゃんとばあちゃんが行って、食事の世話したりとか掃除に入ったりとかっていうのはあったんだけど、まあそういうことがあって結構大変だったんですよね。

そういった氷河期を経て、やっと落ち着いてきたのが小学校6年生になってからです。

だんだんと落ち着いてきたなっていうのが分かってきて、卒業式を迎えるんですけど、なんと小学校の卒業式に行ったんですね。

小学校2年生の3学期に不登校になって以降、1度も学校に行くことがなかったハルトが小学校の卒業式には行ったんです。

僕はそれ聞いてびっくりして「何で?」って聞いたんですよ。なぜ卒業式だけ行ったのかと。

だって周りのクラスメートも知らない子ばかりだし、担任の先生なんて知らないだろうし、逆によく行けたなって言ったんですよね。

そしたら彼が言ったのは「なんか卒業式にも行かないって、人としてダメかなって思って・・・」ってぼやいたんです。

「へえ」「そんなこと考えるんだ」って思って、ちょっと心がほっこりしたというか、安心したというか「そんな気持ちになるんだ」なんて思ってたんですよね。

僕はもう卒業式に行ったって別に意味ないんじゃないかなって思ってました。

本人が行きたくないなら別に行かせる必要もないと思っていたんですけど、本人的にはそこはキッチリしておきたかったみたいな感じでした。

で、本人としては学校を辞めたつもりはないみたいなんですよ。

ただ行ってないだけで、代わりにフリースクールに行ってる。それが学校に行ってない免罪符になってたようなんです。

だから、卒業式はある種のイベントなので、それは出なきゃいけないなっていう風に考えていたみたいですね。

「なるほど」という風に思いました。

たださすがに「中学校の入学式には行かないだろう」と僕は思ってたんですよ。

小学校の卒業式とはちょっと事情が違うんですよね。

中学校の入学式はいろんな小学校から生徒が集まってきて、知らない顔もたくさんいるし、みんな成長してるしね。

中学校ってまた雰囲気が違うじゃないですか。

「どうせ行かない学校の入学式に行ってどうすんの?」って僕はずっと思ってたんで、本人も行きたくないって言ってたから、行かないと思ってたんですよね。

そしたら実は「中学校の卒業式は行ったよ」って言うんですよ。

西祖:「え?何で?行かないって言ってたじゃん」。

ハルト:「いや、だって裕子(ハルトの母親)が入学式は行こうよって結構しつこいんだよね」。

西祖:「そうなんだ。お母さんは入学式には行って欲しいんだ」。

ハルト:「うん。行ってほしかったみたい」。

西祖:「でも、よく行ったな」。

ハルト:「いや、なんか親不孝かなと思って」。

・・・って言うんですよ。

「えー。そんなこと考えるんだ」って思って、「成長してるんだな」なんて思ってましたけどね。

で、学校に復学したわけではないし、これからもおそらく中学校に行くことはないと思うんですが、ただ今回は条件をあえてつけました。

中学校に行かない条件。

「プログラミングを勉強しなさい」という提案をしたんですね。

プログラミング教室が近くにあるので、そこに通いなさいと。

「それが中学校に行かないという免罪符の1つなんだ」っていう話をして、彼はその提案を受け入れました。

なんでプログラミングを勉強させたいのかって言うと、別にプログラミングじゃなくてもいいんだけど、アプリを作ったりとかする技術さえ身につければ仕事は色々あるので、中学生でもネットを使って仕事ができる時代なので、もうどうせ学校に行かないんだし、自由なんだから早くからそういうことをさせようかなという風に思っていて、本人もそれを言ってます。

早いうちからそうやってやっとけば、学校なんて行かなくても1人で稼げるようになるし、そしたら自分で自分の小遣いを稼げるようになるし、良いことずくめじゃんと言って本人も納得しています。

そんな感じで最近は過ごしていますね。

で、冒頭の話に戻るんですが、すごいうれしいことが最近起こってるんですよ。

何かって言うと、ハルトは今ちょっと太り気味なんですよね。

おそらく母親の管理に問題があると思ってるんだけど、若干太り気味で、僕は子供が太ってるのは嫌なんでなんとかしたいと思って、6月14日がハルトの誕生日なので、「じゃあ5月の末までにダイエットを成功させたらiPhoneを買ってあげる」っていう約束をしてるんですよ。

今もiPhoneを使ってるんだけど、僕の昔のお下がりを使っているので、操作性も悪くてカクカクらしいんですよね。

だから、新しいiPhoneを誕生日に買ってあげてもいいかなと。

その代わりにダイエットを成功させなさいってミッションを与えていて、それで今食事制限とか運動を頑張っているみたいですね。

食べ盛りだからかわいそうなんで、そこまで厳しい食事制限とかしているわけじゃないんだけど、とにかく学校に行ってる子達よりは運動ができる環境じゃないから、運動はさせるようにしてます。

その流れで最近筋トレを一緒にやるようになったんですよ。

引っ越してからよくうちにも来るようになったので、一緒に筋トレをやってます。

うちにはベンチ台とダンベルがあるので、息子に筋トレを教えながら僕も一緒にやってるんですよ。

それがすごく楽しくて、充実してるんですよね。

「幸せだな」なんて思っていて・・・っていう感じです。

で、また話は戻るんですけど、コミュニティメンバーの1人が小学校4年生の娘が学校に行きたくないって言って、今ごねてるらしいです。

原因も何かはっきり分からないみたいです。

で、母親とおばあちゃんはどうしても学校に行かせたい派。その人(コミュニティーメンバー)は行きたくないなら無理していかなくてもいい派。

子供はおそらく両者の意見に挟まれていて・・・っていう状況なのかな。

それに対して僕は特にこれっていうアドバイスはできないんですよね。

僕自身ハルトしか育てたことがないし、ハルトのケースしか知らないし。

だから、人様の子のこととかは分からないし、偉そうにアドバイスできるような知識は僕にはないんですよ。

確かにハルトは結構難しかったというか、学校に行きたくないっていうのは一過性のものではなかったんですよね。

発達障害だのグレーゾーンだの自閉症スペクトラムだの、いろいろ言われるようなタイプの子だったんですよ。

だから、すごく大変な思いをしたなと思っているし、色んな勉強もしたし、色んな経験もしたとは思ってるんだけど、それはあくまでハルトのケースなんでね。

だから、他の子のケースは僕は分かんないんだけど、ただ参考になる話ができるとすれば、僕が心掛けていたことっていうのをシェアすることかなと思います。

意識して心掛けていたことはあるんですよ。最初から今まで一貫してね。

それは何かって言うと「父親として堂々と振る舞っていた」ということです。

確かに心が乱されたこともあるし、感情的になったことも一時的にはあるんだけど、できるだけそれは息子には見せないようにしてきました。

対応をミスったことはたくさんあるけど、基本的には堂々と振る舞うことは意識していたと思います。

いつだって「大丈夫だぞ」って言い聞かせていたしね。「お父さんがいるから大丈夫だ」ということですよね。

「お母さんとかおじいちゃんとかおばあちゃんとかとは違うことを言ってるかもしれないけど、ただみんな基本的にハルトのことを心配して、ハルトのことを想って言っている。だから、みんなを心配させない気遣いはした方がいい」

っていう話はしつつも、「ここだけの話、お父さんのアドバイスを聞いておけば将来心配はない」「学校に行かなくても心配ない。大丈夫だ」「今の時代は昔と違ってああだこうだああだこうだ」・・・とか話していたりもします。

でも、フリースクールにはちゃんと行きなさいと。お父さんがこれだけはやれといったことはやっておいた方がいい。やりなさい。であれば大丈夫だと。

決して悪いことは言わないし、無茶は言わないし・・・っていうような感じで、いろんな話はしてきたんですよ。

一貫して「お前の味方だ」っていうスタンスは絶対崩さなかった。

不安を煽るようなことは言ってはいけないのかなと思っていたから、

  • 学校に行かないと不幸になるぞ
  • 学校に行かないと将来ダメになるぞ
  • ロクでもない大人になるぞ
  • みんなを悲しませるぞ etc・・・

本人がもうすでに不安なのに、さらに不安を煽るようなことを言って学校に行かせるみたいなことはしませんでしたね。

とにかく「大丈夫だ」と言ってあげることが大事だなとは思っていたんだけど、これが言うほど簡単ではなくて、子供を信じることが、意外に難しいことを学びました。

特にうちの子は難しかったんで、僕自身不安だらけだったんですよね。

「こいつサイコパスなんじゃねえか」「やばいやつなんじゃないか」「将来大丈夫か」っていう不安はありましたよ。

周りの子と違うっていうだけで、信じるハードルが上がるんですよね。

だから、そことの葛藤が僕の中では難しくて、逐一教育的指導を入れていかないと、「もしコイツがやばいやつになる素養を持っているんだとしたら、それは何とか食い止めたい」って思うから、口うるさく言ってしまうし、なかなか信じることができないし・・・っていうような期間を何年間も過ごしてきました。

でも、最近はその不安はほぼないです。安心しています。

っていうのは理由があって、うちの子は普通に優しいんですよ。

これは別に親バカとかじゃなくて、ちゃんと考えているし、俺が同い年の時よりよっぽどしっかりしてるなと思えるような場面が結構あるんですよね。

とにかく優しい。

この話したのかな?つい最近犬3匹と息子と僕である場所にキャンプというか、コテージに一泊旅行に行ったんですよね。

その時に夜息子と2人で飯を食っていて、バーベキューしながら話してて、犬の話をしていて、「将来的に先に逝っちゃうのはやっぱりこの子達だから・・・」みたいな話をしてたときに、急にポロポロ泣き出したんですよ。

ちょっと悲しい話をしちゃって、僕は結構リアルにイメージさせるようなことを言っちゃったってのもあるんだけど、ポロポロ泣き出して、それを見て「この子は普通に優しい子なんだ」「全然サイコパスなんかじゃないし、やばい子なんかじゃないし、繊細なだけであって普通にやさしい子なんだ」っていう安心と信頼ですよね。

これが僕の中で固まったんですよ。

だから、今は信頼しているんで、僕自身の役目はとにかく子どもの可能性を邪魔しないってことですね。

子供がやりたいということをサポートしてあげることと、可能性を広げてあげるようなサポートしてあげつつ、言うても子供なんで横道に逸れないように見守るというかね。

これが僕の役目かな、なんて思ってますけどね。

とりあえず子育てとかに関して、僕が言えることはこのぐらいなんですよ。

子供だけじゃない。親も一緒にいろんなことを感じながら学びながら、子どもと成長していくものだと思っているので、問題から目をそらさずにちゃんと向き合ってやっていけば、きっと大丈夫だと思うんですよ。

だって、成長していってるんで。

子供も成長していくし変わるし、親も成長していくし変わる。

子供だって一生懸命だと思うんですよね。

別に悪い状況になりたくて、親を困らせるようなことを言っているわけじゃないはずだし、親だって良くなって欲しくて努力するわけじゃないですか。

だったら、その先には良い未来しか待ってないと思うんですね。

そう思う根拠は僕がそうだったっていう、ただそれだけなんですけどね。

なので、頑張ってくださいという話と、あとは最近実はこういう嬉しいことがあって・・・っていうことをちょっと話したかったっていう僕のエゴですね。

そういう話でした。

ということで、今回はこれで終わりにしたいと思います。

ではまた。

ありがとうございました。

#473『息子を信じられるようになった話』

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