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#293『YouTubeさ、エンタメ系もビジネス系も物申す系も全部一緒だから』

2020-08-07 Fri.
どうも、Aunこと西祖です。 今回はビジネスに関する話になると思うんですけど、ユーチューブが今凄い伸びてるじゃないですか。伸びてるじゃないですかっていうレベルじゃないですね。 ここ1〜2年メディアとしてだいぶ巨大になってるし、動画のメディアって言ったらもうユーチューブみたいなところがあるのかなと思います。で、そんな中ここ1年ぐらいで急激に伸ばしてきてるジャンルがあるんですよ。 それまでもそのジャンルが存在していたけど登録者数が多くて5万人とか。せいぜい10万人ぐらいのレベルだったのかなと思います。でも最近ではもう登録者数何十万人ってのはザラで30万、50万、100万人っていうチャンネルも増えてきてるジャンルなんですよね。 それが何かと「教育系」と言われるジャンルです。教育系・ビジネス系・ノウハウ系など色んな言い方はあるのかもしれないけど、例えばホリエモンチャンネルはもう何年も前からあるんですけど、ずっとね登録者数で言うと3万人とか4万人とか、そのぐらいをずっとウロウロしてたんですよ。 ホリエモンっていうと、ビジネス系にカテゴライズされると思うんですけど、やっぱりビジネスやってる人とか意識高い人が見るチャンネルだと思うんですね。でも最近では登録者100万人超えてますよね。 あとは鴨頭さんっていうハゲたおっちゃんが自己啓発系のセミナーを切り張りしてユーチューブに上げていって、かなり登録者数を伸ばしてます。 その人もチャンネル登録者数100万人超えてますよ。あとはマコナリ社長とかでいうと、75万人とかね。マナブが50万人とかな。みんな大体そのぐらいの規模だと思うんですけど、とにかくそういうビジネス系って言われるジャンルがかなり伸ばしてきてます。 ユーチューブのユーザー層が広くなったってことで、これまでは子供が多くのユーザーシェアを占めていたのが、僕ら世代も当たり前に見るようになってます。で、そういうアラサー以上ぐらいの世代って自分でビジネスすることを意識したり、自己啓発を学んでたりする層が多いので、そういうジャンルが伸びるのは当然だと思うんです。 で、最近気付いたことがあるんですが、1つ事例を挙げるとサブスクリプションの会員制サービスを始める人も増えてますね。 例えばホリエモンだったら昔から有料メルマガやってますけど、月額1万円ぐらいのオンラインサロンもやってるし、あと与沢翼さんとかイケハヤさんとかも月額3,000円ぐらいの会員制サービスを始めてますよね。 後はまこなり社長も最近サブスクを始めてまして、これはオンラインサロンというよりは情報配信サービスなんですよ。これがちょっと面白い現象が起こってて(面白い現象って言って良いのか分からないけど)賛否両論なんですよね。 これまで無料でユーチューブに動画を上げて、有益なコンテンツ配信してた人たちが有料のコンテンツ配信サービス始めますよっていうことに対してかなりアレルギーを出す人たちが多いわけです。 これまで無料であれだけの質の情報を出してくれてたっていうのが、ちょっと変だったというか。おかしかったことだと思います。まこなり社長のサブスクに関しては「これは有料でもなんらおかしくない」っていう人もいれば「なんだやっぱり金儲けかよ」みたいな人もいて賛否両論になってるわけです。 コメントしてる人たちはユーザーのほんの数パーセントにも満たない人たちだから、そこがすべてとは全く思ってないんだけど、面白い傾向があるなと思って見てました。 何が面白いかってまず1つ目に賛否の「賛」が多いと、それに乗じて賛成の意見を書き込む人が増えるってこと。そして何かのタイミングで「否」の方が多くなると、それに乗じて批判のコメントを書き込む人が増えるってことです。 なんかこれを繰り返してるなって思って眺めてました。 これはまこなり社長に限った話ではなくて、与沢翼さんとかイケハヤさんでも賛否は起こってますね。イケハヤさんとか特に批判の声が集まってましたね。あの人昔から炎上をよくさせる人なので、まあそんなもんなのかなと思います。 その中で批判があんまりないのが西野さんのサロンかなと思います。すごいですよ。知ってる人が多いかもしれないけど、月額1,000円で会員数6万5千人ぐらいですよ。すごくないですか。売り上げで月6千5百万ですからね。もうここまでの規模になると統率取れるのかなって思うんですけど、そんな感じでサブスクが流行ってるっていう感じですね。 教育系とかを見てる人たちって確かに学習目的で見てる人たちばかりだとは思うんですよ。意識高い系の人たちが見てると思うんですよね。だけどコメント欄見てても分かるように視聴者が何か成功してるのか?人生変えてるのか?ってことを考えた時に恐らくほとんどの人は変わっていないと思うんですよね。 これにはいろんな理由があって、例えばユーチューブのアルゴリズムが大きく関係してるんですよね。まこなり社長もどっかで言ってましたけど、ユーチューブって視聴維持率を凄く大事にするんです。 当然ユーチューブは広告で収益を上げているサービスですから、できるだけ長くユーザーに見てもらえるような動画を優先的に表に出したいわけですよ。だとすれば多少無理やりでもユーザーに長く動画を見てもらえるような作り方をした動画およびチャンネルが高く評価されるんですよね。 なので、ユーチューバーさんたちはこぞって、とにかく離脱させないような動画を作ります。これは色んな工夫があって例えばサムネイルです。本当にキャッチーなサムネイルで思わず目を引いてしまうような動画を作ります。 そして作り込まれた台本を使ってトークをします。変な間とかも編集でカットされてる訳ですよ。「視聴者を逃せないぞ」とでも言わんばかりのまくしたてるような喋りかたをするわけですよね。 あとテロップが必ず付いてるし、音声をオフにしても内容が分かるようにしていますよね。見てる人たちって隙間時間で見てたりするので、音声鳴らせない人も結構いるんですよね。 だからそういう人に配慮した工夫だと思うんだけど、そういう色んな工夫をして何とか視聴維持率を上げていってるんですよ。 で、これによって何が起こってるかっていうと、ユーザーは頭を使うことを忘れちゃってるんですよ。 全員じゃないと思いますけど、そういう傾向にあるということです。要するに思考停止状態でもなんとなく見れて「ひとつ賢くなれた気分になれるような動画」ばかりになってるってことです。 そして、そういうユーザーが量産されているということなんですよ。 本当に実のなる学習は思考停止した状態では意味がないです。学んだ気にはなれるでしょう。賢くなった気にもなれるでしょう。 自分はただのエンタメ系の動画見てるわけじゃない。くだらない遊びみたいな動画見てるわけじゃなくて勉強してるんだ・・・そういう感覚で見てると思います。でも思考停止状態で見ても時間だけ使って、結局身にならないし、何か知識が頭に入っても、行動しないですよね。 ユーチューブを見て本当に役に立ってる人は実際にビジネスをやっていて戦略とか戦術とかの表には出てこないような裏側を分析してるような人たちだと思います。そういう人にとってはすごく役に立ってると思います。 あれを見て本当に賢くなろうとか勉強しようとか動画を参考にしてビジネスを起こそうとかって思って見てる人ってほぼいないだろうし、現実は変わってないはずなんですよ。 もちろん中には変わってる人もいるかもしれないし、白か黒かって話じゃないんだけど、ほとんどの人がそうじゃないってことです。 なぜかと言うとエンタメ系・教育系・炎上系などなど、色んなチャンネルありますけど、結局全部エンタメ系なんですよ。 要するに教育系であっても、ビジネス系であっても結局見てるユーザーにとっては全部エンタメなんです。結局身になってなくても、見続けるってことは何かが満たされてるわけです。 自分の中の「何か」が満たされているのだとしたら、それはエンタメじゃないですか。だからユーチューブを見て学習しようっていうよりはユーチューブを見てあれで稼いでる人たちがどんな風にやってるのか?どんな戦略・戦術を駆使してやっているのか?みたいな視点で見ることを僕はお勧めします。 で、実際のビジネスの立ち上げとか学習はまた別の場所でするべきかなと思いますね。これ別にポジショントークでも何でもないですよ。本当に見ててそう思います。分かりやすいっていうのが毒になってますね。 みんな企画力もあるから、まず目を引くようなタイトルでクリックさせるんだけど、内容はわりと薄っぺらいですよ。 あれわざと薄っぺらくしてるんですよ。まあ、わざとじゃないかもしれないけど、本気でやってあの薄さなのかもしれないけど。 何で薄っぺらくしてるかっていうと、深い話にすると頭使わないと理解できないんですよ。そもそも言ってることわかんないのでエンタメにならないですよね。 頭を使わずになんとなく聞いて、なんとなく理解して、なんとなくひとつ賢くなった気になる、っていうところまでが、あのジャンルのエンタメなんですよ。 だからちょっとでも深い話をしてしまうとウケが悪いですね。和佐大輔のチャンネルを見てたら分かるというか、だいぶユーチューブに話の難易度を寄せてきてる感じはありますけど、元々がカジュアルな思考停止でも理解できるようなコンテンツを出す人じゃないので、なかなかユーチューブのユーザーにウケるようなコンテンツをバンバン出すのはなかなか難しいのかなと思いますね。 それでも彼は今力入れてチャンネル運用してるんで、そのうちちゃんとユーザーに寄せる術も身につけてしまうのかなとも思ってます。 だから、今回しているこの話なんかが良い例ですよ。こんな話をユーチューブにアップしたってねウケるわけがないんですよ。マニアックすぎるし、ニッチすぎるし、誰がこんな話聞いて喜ぶのっていうような話です。 この話に関してはHQ-MINDを聞いてくれている方たちの中でもウケは良くない話をしてるなと思います。まずビジネスにテーマが偏ってるし、この音声もあんまり再生されないんじゃないかなとも思ってます。 でも僕はこういう話結構したいんですよ。求めてる人にとっては凄い面白い話だとは思うんだけど、マニアックな人たち向けの話ばっかりしてもあんまり良くないかなって思うし、せっかくみんなに配信してるからね。 そこら辺のバランスはちょっと難しいですね。この辺のバランスの取り方が僕の今のテーマだったりします。 ということ今回は以上です。 ありがとうございました。

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