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#379『怒りをコントロールする方法』

2021-06-04 Fri.

どうも、Aunこと西祖です。

HQ-MIND始めていきます。

今日は「怒り」というものについて話そうかなと思ってます。

怒りということなんですけど、どうですかね。

普段怒ることってありますか?

頭に血がカッと登って、相手を攻撃することしか考えられなくなって、著しく冷静さを欠いてしまう・・・なんてことありますでしょうか?

僕はそこまでの怒りに感情が支配されてしまうことはそうそうないんですけど、ただ「このクソ」と思うことは少なくはないと思います。

例えば、車を運転していて、前の車がタバコの吸殻を車から捨てる光景を見るだけでちょっと頭に血が上るし、テレビとか見てるとネガティブニュースが基本じゃないですか。

だから胸糞悪くなる事は結構あるし、まあそれはテレビじゃなくてもネットを見ててもそうだしね。

あとは思い出す限りでは旧友ですね。

残念な旧友のI君も最近は連絡を取ってないですけど、彼と飲んでたりすると結構怒りが湧き上がってくることが多かったりとかします。

人それぞれだとは思うんですけど、共通した怒りが湧くタイミングがあるわけです。

どんな時に怒りが湧いてくるのかって言うと、「自分は正しい。相手が間違っている」と思った時です。

タバコの吸殻を車からポイ捨てするなんて、絶対悪に決まってるじゃないですか。

やってる奴はそれが悪いだなんて思ってないからやってるわけで。

やっていい行為だと思ってないかもしれないけど、それをやるって事は大して悪いと思ってないんですね。

でも僕は「それはとんでもないマナー違反だ」と思っていて、自分が正しくて、相手が間違ってると思ってる。

言い換えると「自分は正義・相手は悪」っていうことなんですね。

で、こういう思い込みはあらゆる日常の場面で、人間関係のミスコミュニケーション&トラブルを引き起こす火種にもなるんですね。

例えば、僕って結構忘れっぽいので、記憶がすごい曖昧なんですね。

自分の記憶の中では「あの時こんな風に言ったはずだ」っていう思い込みがあるとするじゃないですか。

でも、相手も違うことを言ってるんですよ。

「そんなこと言ってないよ。こういう風に言ったよー」なんて言ってるんですか。

「いや、それはおかしい」「俺の記憶ではもう絶対にこう言った」「だから間違いない」と。

でも相手は「そんなこと言ってないよ」「記憶違いだよ」「思い込みだよ」と言ってると。

「いや、思い込みは俺もあるけど、これに関しては絶対に言ったから」みたいな。

その瞬間は相手が間違ってると思い込んでいるから、怒りも湧いてくるわけです。

「ふざけんなよ。言ったじゃんか。ちゃんとしろよ」なんて思ってるわけですね。

でもよくよく蓋を開けてみれば、後からその時に取ったメモが出てきて、自分が言ってることが完全な記憶違いで、相手が言ってることが正しかったみたいなことが、これまで何度かあるんですよね。

そういう経験を通して僕は「自分が絶対正しい」と極力思わないようにしてます。

だから、言った言わないの話になった時、「自分はこう言ったつもりだったんだけど、記憶違いかもしれないし、単なる思い込みかもしれない」。

「その時はそう言ったかもしれないけど、自分の今の考えはこうなんだ。だからこうやって進めて欲しいんだけど・・・」って争わずに穏便に話を進めるようには心がけています。

こういう事ってやっぱりあるじゃないですか。

客観的に見ても「あいつが悪い」「あいつのミスだ」「あいつの落ち度だ」と。

自分もそう思う。他の人たちもそう言ってる。

「だってあいつはそういうミスをするような奴だから」となっていても、やっぱり自分たちが間違ってる時はあるんですよ。

相手が間違ってなかったってことはあるんですよ。

そういう時には「日頃の行いが悪いからだよ」なんて切り捨てられるわけですけど、とにかく正しいか間違ってるかは、人の思い込みが決めているところがあります。

だから、言った言わないレベルの「正しい間違ってる議論」は、その瞬間はあんまり問題じゃないのかなと思ってます。

どっちにも可能性はあると思っているし、絶対正しいとか、絶対間違ってるとかも無いと思っているんですね。

・・・

まあそれは置いといて冒頭で、どんな時に怒りは湧いてくるのか?それは「自分が正しいと思っていて、相手が間違ってると思った時」って言いましたけど、実際はどうかと言うと違うんですよね。

怒りが湧くのは、自分が正しくて相手が間違っているからではなくて、自分の欲が邪魔されたからですよ。

例えばさっきから言ってる「自分はこういった」「あいつはこういった」「自分が正しい」「相手は間違っている」というような口論になったとしますね。

これって自分が正しい相手が間違ってるってところの戦いに見えるんだけど、そうじゃなくて、自分が間違っていると認めてしまったら、自分の名誉が毀損されるわけですね。

名誉欲ってものがありますけど、加えて相手は絶対に自分は間違ってないと。あなたが間違っていると言ってガンガン攻めてきてる。それに屈してしまうと著しく名誉欲が傷つけられてしまう。

これは実は自分の名誉という欲を守る戦いなんです。

人にはいろんな欲があるわけですけど、だいたい他人とトラブルになった時に、発生源になってる欲は、名誉欲だったり承認欲だったり、お金に関する欲求だったり、後は色々あると思うんですけど、マズローで考えたらわかりやすいですかね。

社会的欲求、自我欲求、承認欲求、自己実現欲求とかね。

とにかく怒りがグワッと湧いた時は、自分が今どんな欲をキズつけられようとして、それを守ろうとしてるのかを考えてみてください。

必ずそこには欲が潜んでるんですよ。

これは実は、正義の戦いじゃないんです。

自分ごとだから必死になって戦おうとするんですよ。

これが他人事だったらそうはならない。

でもそれっておかしいですよね。

正義の戦いであるならば、自分事だろうが他人事だろうが、同じぐらいの勢いで戦ってもいいじゃないですか。

だけど、例えばテレビとかネットとかで、ちょっと胸糞悪くなる犯罪のニュースが流れてきた時に、そんなに怒れますか?ってことなんですよ。

のんきにご飯食べながら見れますよね。

「あー。とんでもない人間がいるもんだなぁ」なんて言いながら、ボーっとニュースを見ることができるんです。

それは自分の欲には関係がないからです。

もちろん腹が立つ瞬間もありますよ。

凶悪犯罪を見て頭にカッと血が上ることなんて日常茶飯事ですよ。

子供を虐待して殺したとか、悪質な煽り運転とか、アクセルとブレーキを踏み間違えて大暴走を起こして、罪もない人たちを殺しておいて、「自分は悪くない。車のせいなんだ」と主張するバカがいたりとか、

成功者だか起業家だか知らないけどテキーラチャレンジとか言って、大量のテキーラを飲み屋のお姉ちゃんに半強制的に一気飲みさせて殺しちゃうとか、胸糞悪い事件は世の中にたくさんありますよ。

そういうものを見て腹が立つのは、人には共感とか同情という能力があるからです。

自分と重ね合わせることができるんですね。

だから人に対しても怒れるんですけど、他人事は他人事なんです。当事者の何百分の一ほどの怒りしか湧かないんですね。

とにかく正義の怒りなんてものは基本的にないんです。

必ず欲が絡んでるって事です。

これって本能レベルで考えた時によくわかる話で、欲は僕らが生きてく為に満たしていかなきゃいけないものじゃないですか。

欲がないと人間って生きていけない生き物だと思うんですけど、その重要な欲を邪魔された際に抵抗しないと真っ先に死んでいくわけですよ。

大昔は特にね。

だから、怒りが必要な側面はあると思います。

自分と自分の大切な人が傷つけられた時に、怒りを感じないのは、人間としておかしいわけですよね。

だけど、現代においては「怒るという行為」は、メリットよりもデメリットが圧倒的に大きいわけですよ。

怒りってのは冷静さを著しく欠きます。

だから、怒ってる時にする決断はろくなことがないし、怒ってる時の行動って、ほぼほぼ良い結果にならないんですよね。

だから、僕らは怒りという感情をいかに抑えるか・・・というか無くすことはできないんですけど、「いかにしてコントロールするか」がすごい重要な課題になってくるわけです。

じゃあ、どうやって怒りをコントロールするのかって言うと、今日したような話を覚えておくっていうことです。

怒りの仕組み、怒りの原理を理性的に理解しておくということによって、怒りが湧いてきた時に「この怒りは正義の怒りではなくて、こういう風な欲が潜んでたのか。それを守ろうとしてたのか。」と思えればその瞬間めちゃくちゃ冷静になるんですよ。

それだけで怒りは、ずいぶん抑えることができます。

正直この現代において怒って良いことなんてほとんどないです。

さっき言ったように、自分とか自分の大切な人が傷つけられようとした時は怒ってしかるべきですけど、それ以外の怒りは極力抑え込んだ方がいいです。

僕はそんなふうにして怒りと付き合うようにしてますね。

最後に、人にしてあげたことは、なるべく忘れた方がいいのかなと思ってます。

その人に売った恩ですね。

「あの時あの人に、これをしてあげた」みたいなことですよ。

なるべく忘れた方がいいかなと思っていて、なぜなら覚えていればいるほど腹が立つことが増えるからです。

「あの時こういう場面で、自分はここまでしてあげたのに、あいつは俺に何もしてくれないじゃないか」

「いや、別に何もしてくんなくてもいいんだけど、忘れてんじゃねえかな?せめて覚えとけよ」とかと思うわけですよね。

してあげた自分は正しい。

それを忘れてしまったあいつは間違ってる。

そう思うわけですよね。

でも実はそれは名誉欲だったり承認欲が傷つけられようとしている。

それに対する怒りなわけです。

だから、やってあげた事は忘れた方がいいかなって思ってます。

逆にしてもらったことは覚えておいた方がいいですよね。

なんの損もないです。メリットしかないです。

ということですね。

というわけで、今日の話はこれで終わりにしたいと思います。

ではまた。

ありがとうございました。

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