このたびはAunさんにご報告とご相談があってご連絡させていただきました。 実は僕はつい先日の土曜日に2年間のAMCを受講しを得たのですが、そのおかげもありで学んだことをフルに活かし高校生の頃以来、実に7年ぶりに彼女が出来ました。 昔の自分を悔い改めそして今は当時に比べて圧倒的に自信もついてAMCで学んだことの大切さを肌で実感しております。 彼女も「人として本当に魅力的」と受講前の自分では考えられないような言葉をかけてくれってものすごく幸せな時を過ごしています。 冒頭でお伝えしたようにご相談なのですが、その彼女についてなのです。付き合う前はあまり分からなかったのですが、付き合ったから分かることというのも当然たくさんある訳で。 その1つとして少し精神的に不安定な要素を持っていることです。具体的に言うと話のつじつまが時々合わなくなったり、この前いった事と少し違うことを言ってるなという具合なのです。嘘をついてるとかそういうことではなく、本当に本人に悪気や意図的なものはなく不安定ゆえに起こる矛盾のようなものです。 ゲーム的に言えば女性ならではのチャレンジをこちらにふっかけてきているとも受け取れるのですが、どうも自分の感情の制御が効かなくなって泣き出してしまったり、昨日まではすごく幸せそうにしていたかと思えば、突然スイッチが入ったかのように自分との将来の不安を口にするというのがありました。 申し遅れましたがそうなってもおかしくないなと思う過去も彼女にはあるのですが、長くなってしまうので詳細は省きますが、昔の男に相当酷い目に合っていたようなのです。そのせいで今でもたまに精神科に通っているとのことも言われました。 最近はまだマシな方なようです。そのトラウマから突然不安になるようなのです。また現在進行形の話ですが、元カレがストーカー化してしまい、それも余計に不安にさせているように思います。 自分にできることが手を尽くそうと思い、元彼も何とかしようと試みているのですが、なかなかうまくはいかないもので人間関係の難しさを痛感しております。 かなり過去に深く傷つけられてしまうたこともあり、こちらもかなり言葉を選んでできる限り不安を和らげるように接してはいるのですが、この状態が続くのは良くないなと思っています。 前置きが長くなってしまいましたが、以前音声でAunさんが元奥様も息子さんのこともあり少し精神的に不安定なところがあり、すごく心のケアに気を遣っていらっしゃるとのことを言っていたなと思い連絡をさせていただきました。 なので、そういう精神的に不安定な恋人とどう向き合っていくべきかどう自分は振る舞うべきかが少し分からなくなってしまいました。 先に幸せと言っておきながらこのままでは長く続かないのかもしれないという思いがあります。 不安で仕方がない彼女の不安を和らげてあげるにはどうするべきでしょうか。 もちろん自分自身の至らなさが招いてることも承知です。ケースバイケースなのでこんな具体的な質問にいちいち答えていられないよと思われるかもしれませんが、Aunさんのような方からの目線でのお話を伺いたいと思った次第です。ということですね。 この方も仰っておられますが僕は精神的な部分が分かるようなお医者さんではないし、精神カウンセラーみたいなのが専門ではないので、そういう専門的なところからすると適切な言葉をかけてあげられるかどうか分からないですけど、僕なりに思ったこと、僕なりの考えているのを少しお話しできればなという風に思います。 この彼に関しては特に問題はないように思います。彼女の不安を取り除いてあげるためにっていうことを言っているので、方向性としては間違っていないかなという風に思います。 が、これ聞いてる人はどうでしょうか。どんな風にアドバイスします?こういう相談されたとしたら。 例えば、大親友とかにされたとしたらどうアドバイスできますか。そのぐらいのレベルでちょっと考えてみてほしいんですよ。できればこの先を聞く前に。 ・・・ ということで、僕なりの意見を簡単ではありますけど話させていただくと、まず言っておかなければならないのが、そういう相手に対して理屈とかロジックみたいなことで説き伏せようとしないということです。 説得しようとしたり、アドバイスしようとしたりしようともしないってことです。それをやればやるほど実は相手って孤独になっていって、どんどん不安が増していくんですね。 そして恐怖に変わっていくわけです。孤独の連鎖から抜けられなくなる訳です。孤独、孤独って言ってるんですけど、キーワードは「孤独」です。 どんな孤独かって言うと例えば、情緒不安定な自分を見てみんな呆れてしまってるんじゃないかっていうね。 それで自分から離れていってしまうんじゃないかっていう孤独に対する恐怖だったり、あるいはやっぱり自分の心の奥底の叫び・感情っていうのは理解できる人間っていないんだ、最愛の人であってもそうなんだから、誰も自分のことは理解できないんだっていう孤独感だったりね。 っていうものと日々戦っているという風な認識を持つべきだと僕は思いますね。 であるならば僕らがやるべきは、そばにいる人間がやるべきことは「孤独の緩和」になってきます。この孤独に関しては最近やったMOCっていうセミナーでかなり深く言及してるんですけど、そのレベルで話し出すと収集付かないので、これはそういうものだと思って聞いてほしいんですが、やることは「孤独の緩和」です。 これが僕らがやるべき仕事だという風に思ってほしいなと思います。 じゃあどうやって孤独を緩和してあげればいいのかっていうことなんですけど、これかなり真剣に考えてほしいんですよ。大事なことなので。どうやったら自分は相手の孤独を緩和してあげられるだろうか。相手は凄く不安に思ってる恐怖を感じている。 ってことを考えて時に、やるべきことは、まず「相手の言うことを否定しない」ということです。否定したくなるようなことも多々あると思います。相手の話を聞いてたら情緒不安定だし矛盾したことを言うし、途中で口を挟みたくなるんですけど、そこはぐっと我慢して、否定をしないってことですね。 結果的に肯定するってことを大前提に相手の話を聞くってことです。どう言えばどう伝えれば最終的に相手を肯定することに繋がるだろうかっていうことを考えながら話すということです。 色んな肯定の仕方はあると思うんですけど、まあケースバイケースなんでね。具体的な話はこのレベルでできないですけど、ただ例えば相手がいうことをなんでもかんでも「そうだねそうだね」って繰り返し言ってコミュニケーションするのはちょっとオカシイですよね。 だから、全肯定とかそういうことではないんですけど、色んな肯定の仕方があると思うので、それは各自考えてほしいなとは思うところではあります。 例えば、それが男女間でそして相手が恋人であるならば、僕はもう黙って相手の話を聞いてそしてもう言葉とかいらないと思うんですよね。優しく抱きしめてあげたらいいと思うんですよ。 何か臭いこと言ってるように感じるかもしれないけど、恋人でしょう。全然いいじゃないですか。これやってあげたらいいと思う。絶対安心すると思いますよ。 口でああだこうだ言われるよりは、もう何も言わずにそっと抱きしめてあげて「大丈夫だよ」って。ぶっちゃけ言ってることはまだ今のところ完全には分かってあげられてないかもしれないけど、でも何となく分かるしあとにかく今つらいんだなっていうのはわかる。 君自身いい方向に向かっていきたいと思っているだろうなって。その気持ちは十分に伝わってるよと。だから色々ね大変なこともあると思うし、実際大変だろうけども、俺は大丈夫だと思う。だからどうやったら良くなっていくのか、今よりもどんどん良くなっていけるのかっていうのを一緒に考えていこうって。 俺は君の味方だからって言って、そうやって優しく包んであげればいいですよね。 別に抱きしめるじゃなくても、そっと手を握ってあげるでもいいと思うし、そういうことだと思うんですよね。 今言ったようなことをそのまま言葉で伝えることもないと思いますよ。スキンシップの取り方・抱きしめ方・包みこみ方で言葉を使わなくても全部伝わるってことはありますからね。 補足的に言葉を投げかけてあげるっていうのは全然いいと思うしね。必要があれば相手の話を聞いてあげてもいいだろうし、そこで出てきた話に対して、それはちょっと違うかもしれないぞみたいな妙な説得とかアドバイスみたいなものに走るようなことになってはいけないわけですね。 どうしてもそうなっちゃうんですよ。男って。 特にこんな風に思ってしまうんだけども、なんか「俺がこいつを変えてあげなきゃいけない」みたいなそういう使命感からくるのか分からないんだけど、そういうモチベーションがどっかから沸いてくる訳ですよ。 今のままではこいつはきっと良くない。不幸になってしまう。だから、1番側で俺が支えてあげようみたいな風に思ってしまうんですよね。んで、その気持ちは僕は人としては間違ってないと思います。 間違ってないと思うけど、これは必要ない気持ちなんです。余計なんです。そのニーズは相手にはないですよ。そういうことが言ってほしいじゃないし、そういうことをやってほしいじゃないんですね。 これみんなあまり分かってないことなんだけど、情緒不安定な人に限って、実は本人自身ちゃんとしたいと思ってんですよ。ちゃんとしたいと思ってるんです。できることならばきちんとしたい。不安定な状態になりたくないし、矛盾してるようなことを言って相手を困らせたりとかっていうようなことをしたいわけじゃないですよ。 ちゃんとしたいって思ってんですよ。 本人自身周りに言われるまでもなく、どんな状態が理想の状態なのかっていうことぐらいちゃんと自覚してるっていうことが多いですね。 そういう人に限って自分はどうなったら幸せなのかどういう状態が不幸に繋がっているのかなんてことは冷静に考えたらわかるですよ。そんなも言われるまでもなくね。 だけどそうはなれないから悩んでるんです。何でそうなってしまうかって言うとこれはもう色んな感情の摩擦が起こってしまって自分でも制御不能になっちゃってるっていうことがあると思ってるんですけど、その根底にはまた孤独感っていう、いかんともしがたい恐怖にも似た感情がある訳ですけど、これが原因の一つだと僕は考えてます。 まあ、それは置いといて要するに相手はちゃんとしたいと思ってるんです。俺が支えてあげなきゃとか俺がこいつを導いてあげなきゃとか思わなくてもそんなこと分かってるってことです。 だから、そこに関しては信じてあげるっていうことが僕はその場においては一番求められている必要な態度じゃないかなという風に思いますね。信じてあげるということができるのであれば、相手を子供扱いしないってことです。 自分が支えてあげなきゃとか、妙な使命感を持たないってことです。相手を信じてあげるってことです。不安なのは分かりますよ。こんなこと言ってるやつが、ちゃんと自分の将来のこととか、どうなったら理想の状態なのかと分かってる訳がないって思うこともあるかもしれない。 実際にそういうこともあるかもしれないけど、これ一般論的な話をしているので、具体的な話ではないかもしれないけど、多くの場合は信じてあげていいですよ。 相手とちゃんと向き合って、基本的に否定せずに相手が思う理想の状態を2人で言語化してあげてもいいだろし、こういう状態になれば凄い幸せだよねとか、こういう状態になりたいよねとか、一緒に頑張っていこうよ。全然協力する、君の味方だしっていう風に優しく包んであげるってことです。 そこに言葉はいらないかもしれない。態度だけでいいかもしれない。わかんないですよ。それはケースバイケースでっていうことなんですね。 で、これ何をやってるかっていうと簡単に言うと理解や共感を示してあげてるってことです。 理解とか共感っていうと、なんかすごい陳腐って思うかもしれないけど、色んなところでコミュニケーションには理解や共感が必要なんですよみたいなことが言われているからね。 過去僕もそんな風に言ったことがあるし、今でもその気持ちっていうのは変わらないです。本質だと思ってるからね。 だけどこの理解とか共感は、そういうときにこそ必要なです。孤独に押しつぶされそうになってる、恐怖すら感じてるそういう人に対してこそ、この理解や共感っていう対応は僕が必要だと思うし、そこに一番大きなニーズがある訳ですね。 だから、説得とかアドバイスとかは、どんなにその人のことを考えていたとしても、それは本質的な理解や共感っていうようなところからほど遠いところにあるっていうことです。 そういう態度が説得やアドバイスっていうものなんだっていう風に思った方がいいですね。 説得とかアドバイスを否定してるわけじゃないですよ。それが当然必要な場面もあるけども、こういうケースにおいては必要がないってことです。 状況とか全然違うかもしれないけど、僕の子供の話をすると、僕の子供も色々できないことが多いんですよ。フリースクール今ちゃんと行ってそれなりに楽しんではいるみたいだけど、やりたくない課題とかも出てきたりするんですよ。 それがあらかじめ出されるのが分かってると、今日ちょっと行きたくないって言ったりするんですね。できないことをやろうとしないことが多いです。 チャレンジがなかなか難しいんで、そういう子供を見てると最初は「自分が親だから自分が何とかしてあげなきゃいけない」「こいつを社会で一人前に生きていけるように幸せになれるように今のうちに変えてあげなきゃいけないとか」思うんですよ。 これは親として当然の気持ちだと思うんで、僕も当たり前にそういう気持ちを持ってました。それでアレコレやるんですけど全然通用しないんですよね。 だけど、そこである人から聞いた話で凄く衝撃的だったのが、発達障害気がある子ほどやっぱりちゃんとできないっていう部分が、他の子よりも明確に見えてくるんだけど、でもそういう子ほど実は本心では「ちゃんとしたい」っていう気持ちが凄く強くて、できることならば他の子が当たり前にやっているように自分もちゃんとしたいっていうふうに思って日々過ごしてるんだと。 だけど、なかなかできないから、それで悩んでるんですよ。だからそこは信じてあげるだけでいいと思いますよ。っていう風に言われたんですよ。なるほどと思いましたね。 確かに言われてみると、そういうそう思えるような節は幾らかあったんですよ。 このままだとこいつはロクでもない人間になってしまう。 ロクでもない人生を選んでしまう。 他人にも迷惑を掛けてしまうんじゃないか。 常識がない人間に育ってしまうんじゃないか。 ・・・なんてことを思ってました。 でも、これを回避するために本人は真面目なちゃんとしたいっていう気持ちを出していたのに、僕がそう思い込んでいたんで、それが見えずに突っ走ってたっていうことが分かったんですよね。 だから基本的にちゃんとしたいって思ってるって気持ちは信じてあげていいと思います。 僕の子供の話はちょっと余計だったかもしれないけど、精神的に不安定になってる人程、本人はちゃんとしたいと思ってる。そしてどんな状態が理想の状態かっていうのもなんとなく分かってるんです。 そこに自覚はあります。だけど、それができないから困ってるんですね。それができない何か問題があるから困ってるわけで。じゃあ、僕らがやるべきはその問題と一緒に向き合うってことですね。 結局、恋人だろうが親だろうが僕らがしてあげられる一番のことは「とにかく孤独による不安を取り除いてあげる」ということですね。それをやるためには向き合って、説得とかアドバイスとか余計なことはせずに寄り添ってあげるということですね。 ちょっとかなり抽象的なところで締めになってしまうんですけど、僕はそういうことなんじゃないかなという風に思ってます。 まあちょっとテーマ的に重いかもしれないけど、これ聞いてる人も考えてみてください。 今はそういう状況にないかもしれないし、これまでもそういう状況になったことがないかもしれないけど、これからいつ大事な人がちょっと不安な状態になってしまうかも分からないのでね。 長い人生の中で一度や二度は絶対あると思います。だから、その時の何か参考になればいいじゃないかなという風に思ってます。 ということで、今日は終わりにしたいと思います。 ありがとうございました。
どうも、Aunこと西祖です。
今日はいただいた相談に答えたいと思います。
もらった質問は以下の通りです。
#226『情緒不安定な彼女にしてあげられることは?』