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#8 『すべて数値化して考えろ!』

2017-08-28 Mon.

どうも、Aunです。

今回は、全て「数値化」して考えてみて欲しい、という話をします。

毎日をダラダラ過ごしてしまったり、身近な人や大切な人をぞんざいに扱ってしまったりしていませんか。

あるいは、せっかく立てた目標を簡単に諦めてしまって、そのあと後悔している人も多いと思います。

そういう問題そういう問題を抱えたまま、もう何年もずっと同じことを繰り返してきている人は、それらを「数値化」して、考えてみて欲しいんです。

目の前にあるものとか、今の自分の状況とかも含めて、「数値化」して考えてみれば、その「数値」によって、物事を大切にできるようになります。

「永遠」は無い、というごくごく当たり前のことに気付くことができます。

例えば、こういった質問を自分自身に向けて投げかけてみて下さい。

まず、大切な友達を一人か二人思い浮かべます。

次に、この人たちとはこれから先死ぬまでの間に、何回会えるだろうか、と考えます。

会う頻度は2ヶ月に1回、1年に6回会うとしたら、10年で60回会う計算になりますよね。

僕が今37歳で、67際になるまでの30年間、会える回数はたった180回になります。

意外と少ないな、と感じませんか。

僕は、とても少ないと思います。

大切な友人がいて、その人とは一生の内にあと180回しか会えないのか、などと考えると非常に少なく感じます。

こんなふうに、自分自身に対して様々な質問を投げかけてみて下さい。

例えば自分に彼女がいたとして、彼女とはあと何日付き合えるか、この女性とは一生の内であと何回セックスできるだろうか、そう考えてみて下さい。

そうすると、彼女のことを今この瞬間から好きになって、大切にしたい気持ちが湧いてきませんか。

月に3回セックスしているとして、1年で36回、普通の恋人同士であればせいぜい3年で別れるとして、それが2、3人。

掛け算してみて下さい。

意外と少ないですよね。

付き合っている彼女と、そんなにセックスできないと思いませんか。

または、こういう質問を投げかけてみるのも効果的です。

自分の両親と、一生の内に何回会えるだろう、ということです。

もう既にご両親がいないという方は申し訳ないんですが、僕の両親はまだ健在なんですね。

田舎を離れて東京に住んでいる人の中では、年に1、2回しか田舎に帰れなくて、なかなか会えないという方もいると思います。

例えば年に3回会うとして、5年で15回。

僕の親が今70歳くらいなので、85歳まで生きるとして、あと15年。

そうすると、あと45回ほどしか両親に会う機会がなくなってしまいます。

一生の内、両親に一体あと何回会えるだろうか、ということを考えたとき、僕は20代の半ばくらいだったんですが、自分の人生観が変わったような感覚がありました。

自分が頑張るためのモチベーションの一つになって、そのときになんでも「数値化」して考える癖が付きました。

そうすることで、目の前の人やもの、または自分自身を大切にできるようになります。

全て、常に変化していっています。

だからこそ大事に思えますし、今を大事に生きなければならない、一生懸命やらなければならない、そういう気持ちになれます。

たくさんチャレンジもしなければならないし、そうすればチャンスがたくさん見えてくるということがわかりました。

僕が20代後半くらいのころに起きたことなんですが、「数値化」して考えることによって僕は現実を変えてきました。

なんでもいいんです。

自分はあと何日生きられるだろうか、でもいいですし、自分はあと何日ここに住んでいられるだろうか、そう考えることができれば、今住んでいるところを大切にできるような気がしませんか。

つまり、なんでも「数値化」して考えてみるということは、非常に大事な考え方だと思っています。

先ほど、僕は「永遠」は無い、という当然のことに気付くために「数値化」する、という話をしました。

諸行無常、盛者必衰という言葉があるように、何にでも必ず「終わり」は訪れます。

しかしその「終わり」があるものに対して、僕たちはまるで「永遠」に続くかのように振る舞っています。

だから今、この瞬間を無駄に過ごしてしまいますし、雑に扱ってしまいますし、大事にできないんだと思います。

「永遠」は無い、「終わり」がある、そういう考え方を大事にして欲しいと思いますし、僕自身もこの考え方を大事にしなければならないと思っています。

「終わり」があるからこそ、人は輝くことができます。

そして、目の前にある何かを大切にすることが出来ます。

目の前にあるものが、大切なものだと気付くことができるんです。

「終わり」があることはとても寂しいですし、冷たく聞こえてしまうかもしれませんが、「終わり」があるということが僕たちにとっての本質ですし、必ず訪れる現実でもあります。

だからこそ、「終わり」がある、「終わり」を見据える、という発想の元で、今の自分の目の前にいる大切な人や、自分が掲げた目標などを、もう一度見つめなおしてみましょう。

そのための工夫が「数値化」するということです。

また、この考え方を持った結果、僕自身やはり変わったなという実感があります。

変わろう、と本気で思えました。

ですので、今あなたの目の前にあるものや人、目標もぜひ、「数値化」して考えてみて下さい。

というわけで、今回は以上。

ありがとうございました。

#8 『すべて数値化して考えろ!』

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