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#652『【要自覚】40代と20代では生きてる次元が違う』

2024-02-23 Fri.

どうも、西祖です。

アングラマガジンの方に感想というかメッセージが届いているので、それをシェアしたいかなと思います。

シェアするついでに、この方へのアドバイスなんかも交えていきたいと思うので、特に30代半ば以降で、ビジネスにチャレンジしている人は聞いてほしいなと思います。

西祖さん

いつも有益な発信をありがとうございます。

今回、『俺の逆境』のご案内にビビっと来た事をきっかけに、『苦節8年、コンテンツビジネスで飯を食えるようになった男の奇跡の軌跡』などのLINE限定コンテンツを全て視聴させて頂き、ICBや西祖さんの生き方に改めて関心が向きました。

そして、長らく寝かせてしまっていた『MIXTURE』のコンテンツを、昨日、視聴し始めました。

(スキマトークも、毎回かなり面白く、勉強になります)

私は、西祖さんのコンテンツに4年間ほど触れながらも、最近まで(会社員の)仕事上の課題解決に向き合って、自分自身の成長・進化に取り組むという、歩み方をして来ました。

今後、ICBに本格的に取り組むのかどうか、まだわかりませんが、西祖さんが教えて下さった、1つの魅力的な生き方として、研究し、検討していきたいと改めて思い直しました。

西祖さんに出会ってからのこの4年間、西祖さんの情報を始め、西祖さんに紹介して頂いた田中さんや金山さんの情報にも触れる事で、色々視野や経験が広がり、「後悔のない、自分として幸せを多く感じられる生き方ってどういう生き方なのかな?」という事をよく考えるようになりました。

私は、福祉関係の仕事歴が長いので、友達と福祉関係の事業で起業しようかという話もしたりしています。(まだ具体性はありませんが)

今の会社は、本当に尊敬できる人がいないので、ここでずっと仕事をしていくのも違うなぁと思っています。

ただ、仕事にやりがいはあり、給料も、福祉関係としては高めなので、続けています。

とりとめのない話になってしまい、恐縮です。

「私は西祖さんから大いに刺激や学びを受け、より良い人生を歩むためにはどうすれば良いか、という事に関する考えを深める事ができていて、とても感謝しています」という気持ちを、ふとお伝えしたくなり、LINEさせて頂きました。

西祖さんに出会ってからのこの4年間の経験は、これからの道筋に必ず役に立つ、濃密な4年間だったと感じています。

現在、42歳。

もういい歳ですし、何か大きな結果として花開くのかどうかはわかりませんが、素直な自分の気持ちを大切にして、これからも歩んでいきたいと思います。

感謝を込めて。
質問者さん
質問者さん

・・・

ということですね。

こんな長くて心のこもったメッセージをいただきました。

これについてせっかくいただいたので、僕からいくつかアドバイスをできたらなというふうに思うんだけれども、まず年齢について。

42歳ということで、僕と同年代ぐらいですね。なので、現実的な話をします。

42歳で大きな目標を持とうとするなら、あるいは人生そのものをこれまでの人生とは違うものに変えようとするなら、相当コミットしないときついよっていうこと。

例えば、いつか何かの役に立つかもしれないからっていう理由で、何かに時間を使うほど時間がないのよ。そういう年齢が42歳という年齢だから。

やること一つに絞って、「これをやりきるんだ」ってコミットをした上で、一心不乱に脇目も振らずがむしゃらにやるしかない。もともと才能が備わってるとかだったらやり始めてすぐに開花するかもしれないけど、普通そんなんないじゃん。ゼロスタートのはずだよ。

で、MIXTUREっていう教材があって、知らない人いるかもしれないけど、うちが以前出したコンテンツビジネスを一から全部学べる教材があるんだけど、この方はそれの購入者さんなんだよね。

今学び始めたってことで、それは全然よくて、ただゼロスタートのはずだから「やりきるんだ」っていう気持ちでやらないと、時間だけはどんどん過ぎていって結局何もならないんだよね。

そこをこの方だけじゃなくって、30代後半以上の人、準中年からもう中年以上の人たちは自覚しないといけないなって思ってる。

俺自身がもう44だから、すげえ感じるのよ。それを。

で、ライバルは若者であるってことを忘れてはいけないよね。

若者と俺らは違うのよ。なんか気持ちだけはずっと若いままだし、年取るごとに時間の流れ早くなってんじゃん。つい最近まで若者だった感覚なんだよね。

でも、しっかりと何十年も経過していて、体の衰えも実感する年齢だし、それは体力的にも思考力的にも、頭の回転とかも悪くなるし、正直物忘れも多くなるし。若者にはエネルギー量では絶対敵わないよね。

ここでいうエネルギーっていうのは、「前に前進していく力」「誰に止められても多少の犠牲は厭わない、多少のリスクは取るよっていう思い切りの良さ」。

こういうはエネルギーがないとやれないのよ。年取るとこれが著しく下がってくるから。

だから、どんなチャレンジをするにも、まず恐怖心が勝っちゃう。なぜなら背負ってるものとか守るものが多いから。

そういう意味で若者と我々は決定的に違くて、別に初めて言う話じゃないけど、俺は20代のあの頃だったから起業できたのかなって思ってるぐらい。「今やれ」って言われたら自信ないもん。もちろん今の知識と経験のまま起業しろって言われたら楽勝だと思うよ。

でも、知識も経験もゼロスタートで、今の年齢から何か新しいことを始めて成功しなさいって言われたら、自信ないもんね。

それぐらいの年齢だってことだよ。

それが40代・50代とかになったら、もっとやりにくいよね。

だけど、もう一個の事実として「これからの人生の中で、一番若いのが今だ」ってこと。

やってやれないことはないっていうのも俺の信念の一つにあって、それを成し遂げるにはこれしかないんだと。何が何でもやるんだ。やらなきゃ死んじゃうぐらいの気持ちを持たないと、その潜在能力っていうのは発揮できないよ。

多少犠牲を払ってリスクを取る。何としてでもやるんだっていうぐらいの気持ちをどこかで持たないとダメなんだよね。

要するに、中途半端じゃダメだってこと。

俺いろんな中年のチャレンジを仕事上これまで見てきたけど、うまくいった人の方が少ないよ。

うまくいった人がいたら俺もめちゃくちゃ尊敬するし、飲みに誘いたいぐらい。それぐらいすごいことなんだよね。

だけど、別に難しいこと言ってるわけじゃなくて、気持ちの問題だから、要するに。

そのためには…さらに現実的な話になるんだけど、健康にはめちゃくちゃ気使った方がいいね。

食べるもの、睡眠時間、心の健康などなど。日光をちゃんと浴びるとか、有酸素運動をちゃんとするとか、毎日汗をかくとか、半身浴をするとか、疲れは必ず取るとかね。

整体に行ったり、マッサージでもいいよ。ヘッドスパーに行ったりとかして、きちんと頭の疲れ、体の疲れを定期的にリセットするっていうこと。

あと食事管理をもうちゃんと勉強して、自分の体の責任を自分で持つっていう自覚を持つこと。

これだけで若者の時ぐらいの体力というか、クオリティは取り戻せるから。40代ってそういう年齢でもあるんだよね。

若者の時みたいに不節制ばっかしてると、一気に落ち込むけど、そこきちんとアスリート並みとは言わないけど、それぐらいの意識を持ってちゃんと自分の体をメンテナンスしながらやれば、まだまだ30代前半とかそれぐらいの元気を取り戻すことができる年齢でもあるんだよ、40代って。

だから、まず体だね。

体を整えるってことをすればエネルギーも取り戻せるし、エネルギーが戻るってことは、チャレンジする力が増すってことだから。

恐怖心にも勝てる。そういうことです。

あと気になったのが、「福祉関係の事業で友達と起業しようか」っていう話が出てるっていう話なんだけど、俺個人の意見だよ。絶対やめた方がいい。

友達と起業するっていう話が上手くいった試しがないっていうか、事例を聞いたことがないんだよね。

成功事例もあるだろうけど、結構特殊な事例だと思う。

組織って基本縦だから、横並びのトップってありえないんだよね。決定は必ず一人のトップが行うわけ。

話し合いはするよ。幹部たちと。だけど、最終決定は一人が行うんだよね。

その一人が行うのに、横並びのトップがもう一人いるっていうのは成立しないわけよ。

必ずトラブルが起こる。お互い主張があるわけだし。考え方も違う。

そういう人間同士が横並びで組織を運営していく、ビジネスをやっていくっていうのは、これほど難しいことはないと思う。

絶対トラブルになる。意見が絶対合わないことが必ずあるから、合わないときに縦社会じゃないと「いや、俺がトップだから、俺が責任持つからこの決断をする」って言えるような立場にないと組織はうまくいかないし、それは甘いね。

友達と起業は絶対やめたほうがいい。悪いことは言えないから。

自信がないから友達と二人三脚で頑張って、自信がない分を二人で埋めようっていう発想だったらなおやめたほうがいい。

そうはならないから。

一人でやっていく自信がないと起業なんかしちゃダメなんだよ。基本的に起業って一人でするもんだから。

もちろん、出資してもらったりとかして、資金面で援助してもらうことはあるんだけど、全ての決定権は自分にあるっていう状態から始めなきゃそれは起業じゃないってことを思った方がいいね。

いろんな事例があるんだよ。

例えば、サイバーエージェントの藤田さんっていう社長さんがいるでしょ。あの人って二人とかで始めてんだよね。

いきなり前の会社の同期のなんとかっていう人と始めて、これまで友達みたいな感じで、ずっと付き合ってきたんだけど、「今日から俺が社長だから、会社で俺のことを社長って呼んでくれ」って最初に言ってるわけ。始める時にね。

パートナーはちゃんと社長を立てる人。自分はサポーターなんだと自分は右腕なんだっていう使命感と自覚をきちんと持って社長を支えていこうっていう気持ちでやってたから、うまくいってんだよ。

でも、稀でしょ。そういう関係って。

スタートの時にそれをちゃんとできるとか、社長としての力がそもそも備わってるとかっていうのが、かみ合うことってあんまなさそうですよね。
Jun
Jun

あんまないね。

もうすでに成長してる会社で、優秀な社長だったらそういう人材はいっぱい集まってくるよ。

だけど、今からスタートアップですっていう人間に、優秀な参謀なんて絶対つかないから。

いろんな意味で絶対にうまくいかないと思う。友達と起業は絶対にって言いたいね。本当は絶対じゃないけどね。

言いたかったことをまとめると、中途半端に何かをやるほどの時間は残ってないってこと。

真剣に期限切って将来のことを考えて、今自分が何をすべきかっていうことを考えて、今自分が何をすべきかっていうことを一つに絞ってやるんだったら、徹底的に脇目も振らずにやるっていうこと。

それをやらないとあっという間に50代ですよ。

今30代の人もこれからもっと早くなるよ。

年を取るごとにだんだんチャレンジしにくくなってくるから、状況が良くなることはないよ。

これまで通りの生き方をするんだったら、チャレンジするのに状況が良くなることはないです。

努力してないと右肩下がっていくっていうのが、中年以上の宿命で、日々の努力を意識的にやって、なんとか現状を維持ぐらい。

で、誰にもできないぐらいの相当な努力をがむしゃらにやって、やっと上向きになるってイメージですよ。

これが現実なんで、ぜひリアリストの僕のアドバイスだと思って、参考にしてもらえばいいんじゃないかなと思います。

ジュンから何かある?

いや、もうその通りというか、時間の過ぎ方が結構えげつないと思うんで、覚悟はしないといけないですね。

多分「早く過ぎる」っていうのは、いろんな人がこれまでの自分の体感で分かってると思うんですけど、多分それの倍速ぐらいでいっちゃう気がしてるんで。
Jun
Jun

そうだね。

YouTube動画を常に1.5倍速で見てるような、それぐらいの時間間隔だね。

10分の動画なのに、7分ぐらいで終わっちゃったぐらいの感じだよ。

俺の最近の口癖「若返りてー」だもん(苦笑)

ハルトがうんざりしてるよ。いつも聞かされてるから。

「マジでお前の年齢と足して2で割りてー」とか言ってるもん。

若さを本当の意味で取り戻すことはできないんだけど、この年になって出てきたね。最近までなかったんだよ。

若いことは素晴らしいってやっぱり最近特に思うし、あの時期って素晴らしかったんだって俺今実感してるよ。

だから、37歳で人生止まってほしいもん。

一番男としても37歳ぐらいが俺の肌感では一番モテるし、下の世代にも上の世代にも満面なく男としてモテるし、エネルギーもまだまだアツいし、ピークぐらいのエネルギーは努力次第で発揮できるし。

まあ言うたって無理な話だから、そこは健康に気を使って、そこになるべく近づけていけば大丈夫って話。

というわけで、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

#652『【要自覚】40代と20代では生きてる次元が違う』

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