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#651『自己啓発好き人間が陥る落とし穴』

2024-02-19 Mon.

どうも、西祖です。

HQ-MiND始めていきます。

今回の話なんですが、、、タイトルつけてなかった。

「一つのことに意識を高く持っても、あんま意味がないよ」っていう話になると思うんだけど、例えば、自己啓発を勉強してる人とか、それぞれ目的はあると思うんだよ。

具体的な目的。稼げるようになりたいとか、モテるようになりたいとかね。うちに来る人ってほとんどそうじゃん。

最近やった勉強会というかセミナーがあったけど、オフ会に来られていた方も自己啓発系の企画に参加されてはいるけど、目標としては「もっと魅力的になりたい」とか「モテたい」とかっていう目標がある人たちが何人も来ていたと思うんだよね。

そんな彼らを見ていて、改めて思ったことなんだけど、企画自体は自己啓発的なものではあったけれども、精神性の高みだけを目指して意識高く持ってもあんまり意味がないというか、逆に悪さをすることがあるっていうふうに考えてるんだよね。

どういうことかっていうと、「精神性を高く持つ」っていうことが目的なわけじゃないよね?

目的としては「魅力的になりたい」「モテたい」とかそういうことがあるわけじゃん。

なので、あれば見た目とかトークとか、そういう具体的な目的に関わるスキルは、一律で磨いていく必要があるんだよね。

精神性だけ磨いたって、理想と現実の乖離がどんどんできちゃって病んじゃうわけよ。

具体的な話をすると、例えば自己啓発ばっかりに自己投資しても、ハゲてて情弱のままじゃ意味がないってことよ。

モテたいんだったら、できることいっぱいあるのね。例えば、頭髪が薄いんだったら情報を調べれば、今のこの時代いくらでも頭髪の薄さを改善できる夢のような薬というものが個人でいくらでも手に入るわけ。医者の処方を受けずとも。

あるいは、もっと大胆にやろうとするんであれば、自毛植毛っていう方法もあったりとか、日本でやるとまだまだ高いんだけどトルコとかに行くと、日本の半額以下でできちゃうらしいんだよね。

それって意識高く持ってれば、自然と入手できる情報だと思うわけだけど、そこの意識が低いままだから、そういう情報を手に入れられないまま、あるいは手に入れたとしても実行に移せないわけじゃん。

実行に移す気がないというか、そこまでの行動力がステータスに振られてないというか。。

精神性の高みだけを目指したって、あんまり現実って変わらないなっていう気がするんだよ。

モテたいんだったら、当たり前の話なんだけど、相手に対峙する自分の見た目くらい最善の努力をした上で、整えて対峙するべきだと俺は思うんだよね。

だから、抽象度だけを上げても、具体性がなければ現実は変わらないってこと。

俺はよく「リアリストじゃないとダメだよ」って言うんだけど、リアリストってのは現実主義者のことだよね。

現実主義だけでは、俺はダメだと思ってて「リアリストでありつつ、イデアリスト(理想主義者)でもある必要がある」と思ってる。

リアリストとイデアリストの両方の側面をちゃんとバランスよく持ち合わせていないと、現実と理想の距離がどんどん離れていってしまって、さっきも言ったけどマジ病むのよ。

すごい精神的に健全じゃない状態になるのね。

なので、自分は何を目的にして、とりあえず何を手に入れたくて、この意識を高く持とうとしているのか?精神性の高いところ高みを目指しているのか?っていうのを考えて、自己啓発とかそういうものを学ぼうとする人たちは、取り組んだ方がいいかなというふうに思います。

目的が自己啓発を勉強することになっていると、その時はいいかもしれないけど、時間が経つにつれて何も現実が変わってない自分をふと冷静に見たときに「才能がないんじゃないか」「自分ってダメなんじゃないか」みたいな自己嫌悪に走っちゃうんだよね。

そうじゃなくて、全く現実的なところの意識が低いままだからそうなるっていう自覚を持ってもらいたいなと思います。

最後に何か意見があれば。

そうですね。マインドを学ぶっていうことって重要だと思うんですけど、例えば、テキストの情報とか動画の情報とか何かしらがあれば一応マインドの方向性みたいなのは学べる時代じゃないですか。しかも、いつでも無料で。

ただ「いつでも無料で学べる状態」っていうのが結構マインドを学ぶっていう落とし穴と相まって、ある意味あんまりいい時代じゃないのかなっていうのは、ちょっと思いました。

Jun
Jun

なるほど。

甘やかされてる感じはあるよね。

学んだ気になっちゃう場所が多いというか。
Jun
Jun

そうだよね。なんか一昔二昔前だったら、本気で自分から積極的に取りに行かないと情報って取得できなかったじゃん。

特にインターネット以前はもちろんそうだし、インターネットが出てきて黎明期と言われる時代に関しても、ろくな情報がなかったから。

今なんかよりも数百分の一とか数千分の一の情報量でしょ。

その中から自分が本当に必要とする情報を取りに行こうとするんだったら、努力が必要だったんだよね。

今はそれほど努力しなくても、正しくて必要な情報って手に入るから、そこに対する無意識の甘えみたいなものがあるような気がしていて、だからマインドに走っちゃうみたいなのはあんまり良くないと思う。

マインドを高めるとか、なんとなく全体的に人生に対する意識を高めるとかっていうのって気持ちいいから。

走っちゃいがち、逃げてしまいがちなんだよね。

そこは「リアリストである」という側面もちゃんと大事にしてほしいと思います。

というわけで、今回は以上。

ありがとうございました。

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