どうも、西祖です。
HQ-MIND始めていきます。
今回は「これができないやつは、残念ながら理想には一生たどり着けない」という話をしたいと思います。
もう何年も前の話なんですけど、僕が出したコンテンツの中に「理想に近づきたいのであれば、既にその理想であるかのように今から振る舞え」っていう話をしたことがあるんですね。
要するにそういうことなんですけど、例えば僕の場合。
まだ全然女性にモテていなかった時期から、もうすでにモテる男であるかのように振る舞っていたところがあるし、あるいはまだぺーぺーの頃からもうすでに役職者かのように、あるいは経営者かのように考え行動していたところがあるんですよ。
まだボロアパートに住んでいた時から、すでに高級住宅に住んでいるかのようにイメージを繰り返ししていたっていう時期があるんですよ。
今言うと恥ずかしいんですけど、具体的には例えば仕事が終わるじゃないですか。
終わった後家に帰る前に、地元の高級住宅街があったんですけど、そこに車をちょっと走らせて、車でその住宅街の中を怪しくない程度にウロウロして、そこに立っている家を眺めて、自分のイメージを深めていたみたいなことをよくやってました。
僕自身こういうふうにやっていたんですよね。
学生時代のことを思い出すんですけど、僕は学生の頃はすごく勉強ができなくて、劣等生だったんですね。
だから、勉強の復習はもちろん、予習をするとかって意味がさっぱり分からなかったんですよ。
だって、まだ習っていないことを、これから習うのに、「なぜ自ら時間を使って勉強しなきゃいけないんだ」というふうに思ってたんですよね。
でも、今なら少し分かる気がするんですよ。
勉強とは少し考え方違うのかもしれないけど、社会人になってからは勉強以外の分野においては、僕はもう完全に「予習人間である」という自覚があります。
これを聞いてる人はいろんな目標を持っていると思うんですよ。
経営者になりたいって思ってる人が多いのかな?
経営者というか独立したい。自立して自分で食っていける自分1人の力で稼いでいける人間になりたいって思ってる人が多いと思うんですけど、そうなりたいのであれば、今そうじゃないってことですよね。
今そうじゃなくても、もうそうなっているかのように、もうそのつもりで考え行動しないと、そうは絶対なれないって思った方がいいですね。
じゃあ、今仮に会社員だとしても、従業員だとしても、「会社員だから。従業員だから」といってまだ自分はそのステージじゃないからといって、自分がその立場じゃないからっていう理由で、今の自分の仕事しかできない人間、今の自分の仕事しかやろうとしない人間は一生今のままなんですよ。
これは経営者YouTuberの竹内社長も全く同じことを言っていて、すごい共感しました。
思い出します。会社員時代のことを特に。できるだけ社長と同じ環境で働くっていうことを僕は心がけてやってましたね。
だから、有給とかなんて主張したことはなかったです。でも一応、他の社員たちは有給制度があるんですよ。
あるけど割とブラックな感じがあったんで、誰も取れないんですよ。
それを影で愚痴っているんです。
でも、僕はそもそも有給なんて使いたいとも思わなかったし、だからと言って愚痴なんて絶対言わなかったし、休みがすごく少なかったっていう話を何度かしたことがあると思うんですけど、実は半分は自ら働いていたっていうところもあるんですよ。
社長のつもりというか、社長の仕事を半分しようというつもりで働いていると、休んでられないぐらいやることがたくさん出てくるんですよね。
だから、あれもしたいこれもしたいっていう気持ちになってきて、「これは休んでる暇ないな」ってなってくるんです。
でも、これは1個落とし穴があって、みんなここで挫折しちゃうんですけど、会社員の立場でそれをやると、周りからウザがられるっていうのがあります。
でも、経営者の目には止まるんです。
それをやっている姿を見て「うざいな」「あいつ面倒くさいことやってるな」って思う人間は、これからもずっと同じ場所にいる人間です。
それを「あいつ見込みがあるな」って思う人間は、自分が目指している場所にいる人間です。
「さあ、どっちから評価されたいですか?」ってことです。
僕は当然後者を取りました。たぶん「ウザいな。面倒くさいな」って思われていたと思いますよ。
「あいつの前では手は抜けないな」って思われていたと思います。
上司ですら僕のことを煙たがっていたと思います。
だけど、僕が目指しているのは上司じゃなかったんで、周りの人間じゃなかったんで、社長を目指していたので、気にしないようにしてました。
そうやってどんどんもう既にそうであるかのように振る舞っていると、やっぱり見込みがあると思われるんですよね。
可愛がってくれるし、色々教えてくれるんですよ。
「他の社員には絶対言ってねえな」と思うことをどんどん僕にシェアしてくれるんですね。
だから、当時の社長も「こいつが目指しているのは高いところなんだな」っていうのを分かってくれて、どんどん僕をティーアップしてくれる。
だから、24歳ぐらいで役職をもらったんですよ。
それもおそらくそういう風に行動していたからです。でも、当時はまだ全然未熟でしたよ。
他にも先輩がたくさんいたし、僕よりも仕事できる人がたくさんいたんだけど、僕のマインドを買ってくれて評価してくれたっていう成功体験が1個あります。
どんどん引き上げてくれるんですね。
っていうのも、「もう今はそうじゃないかもしれないけど、理想があるんであれば、もう既にその理想であるかのように振る舞う」っていうのをやれれば、自分のマインドも変わるし動きも変わるし、周りの反応も変わってくるんですね。
それに全てが最適化されてくるということなんですよ。
だから、逆にこれができない人は、今はまだその立場じゃないし、そのポジションじゃないから、今のポジションの仕事をします。
「今のポジションで与えられた環境で生きるよ」っていう人は残念ながら、もし理想がある場合はその理想には一生たどり着けないということは、僕はわかってます。
じゃあ、どうやってすでにそうであるかのように考え行動すればいいのか?
「どうやって理想側の考えや行動を知るのか」っていう話になってくるかもしれないけど、「だから、モデリングをしなさい」っていつも僕は言ってるんですよ。
口酸っぱくして言ってますよね。
収入を上げたいのであれば、収入が高い人や収入を上げ続けている人の仕事とか習慣とか環境とかを今のステージのうちから実際に落とし込んでいかないとそうはなれないですよね。
だから、そういう人達を見てモデリングをするんですよ。
だから、僕がいつも言っているモデリングは、先取り体験みたいなもんなんですね。
他人の技術を真似しながら自分自身で体験する。これがモデリングです。
先取りって言いましたけど、先取り志向っていう言葉が分かりやすいかもしれないですね。
先取り思考がないやつは、一生理想にはたどり着けないと僕は思います。
なぜなら、今自分ができることしかしないからです。
勘違いしてほしくないんだけど、今自分ができることをキッチリやるのは素晴らしいことなんですよ。
多くの人に求められている素養なんです。
ただ僕がここで言ってるのは「理想に近づきたいんであれば」って話をしています。
であるならば、先取り志向で今の自分よりももっと上のステージの考え方や行動を積極的にしていかないと、まず自分のマインドが変わらないし、周りもそのつもりにならないんですよ。
周りも「今のこいつはずっと今の連続で生きてるんだな」っていうふうな気持ちになる。もちろん意識はしないですよ。
無意識にそういう気持ちになるので、今のままの環境をいいとこを与え続けてくれるっていう感じじゃないですかね。
今回の話は、若い人は特に覚えておいた方がいいと思います。
若いうちは結構こういうことをどんどんできると思います。
歳を取ると難しいですね。
30代半ば過ぎて後半とか40過ぎてくると、なかなかこういう気持ちで取り組むって結構な覚悟やコミットがないと難しいんじゃないかなと思います。
それでも理想を追い続けているんであれば、先取り志向でやっていかなきゃいけないので、それを忘れないでほしいなと思います。
ということで、今日は以上。
ありがとうございました。