以下、動画の文字起こしになります。
結果よりも努力やプロセスが大切だとよく言われますが、ビジネス関して言えば結果に結びつかない努力やプロセスは、ただの自己満足であり何の価値もないというのは真実ですね。
まあ、そこまで言ってないですね。
誤解がないように言っておくと、プロセスって僕結構大事だと思ってるんですよ。
プロセスが人を育てるんで。プロセスにこだわるってことはすごく大事だと思ってるんですね。
例えば、たまたま当てずっぽうで出した広告が、たまたま当たってヒットして、それで売上が来ました。
じゃあ、「それは価値があるのか?」って考えた時に、それは評価するべきだと思うんですよね。
売上をもたらしたってことはね。
だけど、それに継続性があるかって考えたら、多分次はうまくいかないですよね。
だって、当てずっぽうで何の戦略もなく何の考えもなくやって、たまたま当てたんだから。ってことは、外す可能性も同じだけあったわけですよ。
2分の1の確率でたまたま当てた。10分の1の確率でたまたま10分の1を引いたっていうだけの話かもしれない。
それに継続性はないじゃないですか。
だから、きちんと考えて予測を立ててリサーチして、「これがうまくいくんじゃないか」っていうある程度の根拠のもとに出した広告が当たって売り上げが上がった。
これはめちゃめちゃ評価すべきですよね。
っていう意味で、その努力とかプロセスってすごい僕は大切だと思うんですよね。
これができない人は一発屋で終わる人だし、会社にとっては結構危険な人ですよね。
割と調子に乗ったりするタイプの人なので。
だけど、努力やプロセスにしか価値を見出せないっていうか、そこでしか自己表現できなくて、努力やプロセスを「見て見て。俺こんなに頑張ってるんだよ。だからいいでしょ。」っていうような人ってやっぱいるんですよ。
そういう人にはちょっとケツ叩きたいって話ですよね。
「あなたのその努力やプロセスはお認めしますが、いつ結果を出してくれるんですか?」って話です。
冷たいですね、そういう人には。
だから、努力やプロセスが大切じゃないという話では全くないですよね。
凄く大切。プラスちゃんと結果まで辿り着けてるかどうかってことですよ。
やる気があって、結果出す人って最高だよね。
次に偉い人は、やる気がないのに結果を出してくる人。
周りに良くない影響を与えるぐらいやる気がないと駄目だと思うんだけど、結構大企業のトップ営業マンとかでいるようなタイプですね。
すごくマイペースで協調性もなくて、自由奔放にやってるんだけど、結果だけはバンバン出してくるみたいな。
だから、そういう営業マンの上司って部下に周りの人たちにこう言うんだって。
あいつを真似しちゃいけないと。
真似できるんだったら真似していいけど、真似するにしても結果もセットで真似して来いよ・・・みたいな。
「あいつぐらい自由奔放にやって、マイペースでやって、それで結果が出なかったらただのバカだから」って言うって話を聞いたことがあるかな。
ホントにその通りだと思う。
一番危険というか、一番いて迷惑なのが「やる気のある無能」だよね。
よく言われるじゃん。やる気のある阿保が一番迷惑って。
本人からしてみればひどい話なんだろうけど、「やる気があって一生懸命やろうと思って結果が出ないだけなのに、何でここまで言われなきゃいけないの?」って思うかもしれないけど、厳しい世界ですよ。
努力とプロセスだけにしか価値を置かない人は、もう少し意識する必要がありますね。
そうですね。
結果ありきですね。
結果を出すことを前提に、努力やその過程があるわけですから。
「結果は置いといて、努力や過程だけを見て評価して」って言ってるような人が危険だっていう感じですね。
例えば、僕は情報という商品を販売していますけど、みんな僕の提供する商品の会員ページが欲しいわけじゃないじゃないですか。
僕の何時間にも渡る音声コンテンツが欲しいわけじゃないんですよね。パッケージが欲しいわけじゃないですよね。
何が欲しいかって言うと、多分皆さん結果が欲しいんだと思うんですよ。
僕が「この教材を買って勉強すればモテるようになりますよ」って言って売るとするじゃないですか。
そしたら、その教材が欲しいわけじゃないですよね。
音源データとか映像データが欲しいわけじゃないですよね。
結果が欲しいですよね。
であれば、もしそういう教材を学ぶというプロセスを全部省略して、結果だけを脳にインストールする技術がもしこの先できたとしたら、それが一番いいじゃないですか。
お金を払って、結果というデータをもらう。
そのデータを脳に直接インストールすると、その結果を出せるぐらいのスキルやマインドセットが瞬時に手に入るってなったら、そんな技術があったら最高じゃないですか。
だから、結果が欲しいんですよね、みんな。
商品が欲しいわけじゃないんですよね。
って考えたら、努力やプロセスだけを頑張って、そこを見て「どうか私を評価してください」なんて言ってる逃げ従業員っていうのは、かっこいいパッケージの商品を作って、それをただ提供してるだけなんですよ。
「結果は出ないですけど、こんなに見た目のいいかっこいいデザインの商品なんです。これで私を評価してください」みたいな。
これ買っても結果出ないですよ。
内容とかもうそんなのは期待しないでください。
結果は出ないけど、この商品めちゃめちゃかっこよくないですか?
このデザインを作るのに、僕すごい頑張ったんですよ。
もう何時間も寝ずにこのデザインを作り上げたんですよ。
めっちゃいいでしょ?買ってください。
ただし、結果は出ないですよ。結果は考えちゃ駄目です。
って言われたらどうします?
評価できますか?その人のこと。
できないですよね。
それと同じなんですよ。
だから、「努力やプロセスだけを見てください。結果はちょっと勘弁してください」っていう人はそれぐらいおかしなことを言ってるってことです。
一番その人が求めているのは何か。結果を求めてるっていう現実は忘れてはいけないことだなという風に思いますけど。
プラス努力やプロセスが見えたら、やっぱり人間的にも好きになるし。
っていうことなんじゃないですかね。
今のたとえでわかったかどうかちょっと微妙だけど、そういうことだと思いますけどね。