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#639『戦略的チャンスの掴み方』

2024-01-09 Tue.

どうも、西祖です。

HQ-MiND始めていきます。

今日は「チャンスの掴み方」という話をしたいと思います。

昔同じような話をしたことあるんですけど、大事だと思ったので改めて話しますね。

チャンスって、どんなタイミングをそもそも言うのかっていうところで話をしていきます。

チャンスってどんなタイミングを言うのか。

例えば、何か新しい目標が見つかった時とか、あるいはいい儲け話が舞い込んできた時とか、新たな可能性を見出した時とか、新しいアイデアに触れた時。

最近だったら、新年の目標を立てたタイミング。こういう時って全部チャンスと言っていいと思うんですよ。

新しいものを手に入れるチャンス。自分自身が変わるチャンス。それで考えるとみんな結構日々チャンスに触れているんですよね。

チャンスを実らせる機会は日々あるんですね。

だけど、結局実らせられない人が殆どなわけじゃないですか。

で、今日はチャンスの掴み方って話をしたいと思うんですけど、じゃあなんで実らせることができないのかっていう根本原因を考えていきたいと思うんですよ。

よく言われるのが、「チャンスの女神は前髪しかない」って言われますよね。

ほとんどの人がこの言葉の意味を分かってると思うんですよ。

要するに、チャンスの女神様っていうのは、目の前にいるその時にその前髪をつかむぐらいのつもりで、積極的に行かないと、女神が横切ってもう過ぎ去ろうとしているタイミングで掴もうとしても、もう後ろ向いちゃってるから。

で、その女神さんに後ろ髪がない。だから、掴む場所がないみたいな。で、過ぎ去っていくだけっていうね。

そういう解釈の仕方で合ってると思うんですけど、これは何かって言うと要は賞味期限の話をしてるんですよ。

チャンスには賞味期限があるっていうことなんですね。

何か新しいものに触れた、チャンスを感じた、チャンスだと思ったその瞬間腐り始めるってことです。

その瞬間の決意とかモチベーションとか感動とか感激とか、そういう気持ちって賞味期限があって生モノなんですね。

生モノって一日でも常温で放置してたら、ちょっと悪くなるじゃないですか。

それと一緒なんですよ。

で、悪くなるスピード感も、生モノの魚と同じぐらいのスピード感で悪くなっていくってことですね。

全然持たないんですよ。腐ってしまうということです。

なんでチャンスは腐ってしまうのか。

どんどん深く入っていきたいと思うんですけど、腐ってしまう原因。僕は2つ主にあると思っています。

1つが時間が経つと腐りますよね。当たり前のことなんですけど、我々人間のチャンスっていうところでいうと、例えば寝るとダメです。

基本的に寝る前に何か決意した、モチベーションを上げた、感動したっていうのも、寝ると良くも悪くもリセットされるんですよ。

だから、嫌な出来事も一旦寝たら、少しは和らいでるじゃないですか。

あれはいい風に捉えることができるんですけど、ただポジティブなチャンスとか、チャレンジとかっていうのも、リセットされるっていうね。基本的に寝るとダメです。

だから、寝る前に何かしら足跡を残さないといけないわけですね。

「よしやってやるぞ」「これは素晴らしいアイデアを見つけた」「新しいアイデアを聞いた」。

その一番高揚してる瞬間に爪痕を残すっていうことです。

何でもいいですよ。スマホでもパソコンでも何でもいいからアウトプットするとかね。書き残しておくとか。必ず見返す場所にね。

時間が許す限り、何時間でもいいから何かそれにまつわる作業をしておくとかね。記憶に焼き付ける。体で覚えさせるっていうことをやっても良いし。

それでも足りないかもしれない。

じゃあ、その瞬間誰でもいいから、誰かに連絡を取ってそれを宣言するとか。「やるよ」って。「ちょっとこのアイデア見つけたから、ちょっと自分の記憶に刷り込むためにも、お前を利用させてもらって申し訳ないけど、今連絡させてもらった」っていう連絡をするとかね。

いろんなやり方があるかもしれない。

とにかく時間ですよね。

繰り返すんですけど、基本的に寝て起きたらもう腐ってると思った方がいいです。

生モノってそうですよね。

食べようと思って、冷蔵庫から出して、食べるつもりでそこに置いといたのに、忘れてそのまま寝落ちて、朝まで放置しておいてしまった。

朝起きたらちょっと変なにおいがしてる。

それぐらいのスピード感なんですね。

腐ってしまう原因の1つ目は時間です。

2つ目。これは外部からの邪魔ですね。

僕らって常に何かしらやってる訳ですよね。

LINEが入ってきたり、電話が鳴ったり、誰かに声かけられたりね。

予期せぬ邪魔って常に入ってくるわけです。

何かしら入ってくるんですね。

例えば、「数時間後これやろう」って思って、やる気になっていたとしても、何か1本連絡が入ってくるとするじゃないですか。

そしたらその内容が何であれ、気は逸れるんですね。多少なりとも。

それが何かのトラブルの連絡だったりしようもんなら、もう1時間後にやろうとしていたことなんて忘れちゃいますよ。

じゃあ、それいつするんですか?

明日ですか?明後日ですか?

いや、もうその時点で腐ってますって話なんですね。

たった1本の連絡が入ってきただけで、もう気が散って忘れてしまうんです。

常に僕らは邪魔に晒されるっていうことを、頭に置いておかなければならない。

これがチャンスが腐ってしまう主な原因になってます。

じゃあ、僕らが考えるべきことは何かって言うと、これは一つです。スピード感を大事にするっていうことです。

時間が経つと腐ってしまうと。邪魔が入ってしまうと、そのことを忘れてしまって放置してしまうと。

気づいたら腐ってしまっていると。じゃあどうすればいいか。スピード勝負なんですね。

何事もスピードが大事って言われるのは、本当にこういうことなんですよ。

特にビジネスとか取引とかってなってくると、スピードしかないんですね。大事なものっていうのは…っていうぐらいスピードが大事なんです。

それを思った瞬間、とにかく最優先で時間を確保して、何かやらなきゃいけない。何かインプットする。何か行動する。アウトプットする。何かしらの爪痕を残すっていうことが、すごく重要なんですね。

後でやろうってみんな思うわけじゃないですか。僕も思います。

後でやろうと思った瞬間もうそれは終わりの始まりだと思った方がいいです。

後でやろう。これ絶対ダメ。明日やろうもダメです。

明日やろうっていつかやろうって言ってるのと同じレベルなんですね。

で、いつかやろうってもうやらないって言ってるのと同じレベルなんですね。

だから、明日やろうと思った瞬間もうやらないって言ってるのと同じレベルだっていう自覚を持った方がいい訳ですよ。

いつかやろうって言っちゃうと、なんか俺ダメな人間だなって感じやすいじゃないですか。

いつかやろうなんて言ってる俺はもうその時点でダメだなって思うんだけど、明日やろうだったら、明日やるつもりなんだからなんとなくその罪悪感も薄れるというか。

明日やろうってのは、結局自分に対する甘えというか、ごまかしなんですね。

「明日やろうは馬鹿野郎」なんて言いますけど、それぐらいの意識でいいと思いますよ

  • 今日はとても素晴らしい体験をした
  • 素晴らしい決意を得ることができた
  • 素晴らしいアイデアをもらった
  • すごく大きなヒントがあった
  • そこに可能性を見ることができた
  • すごく良い日だったな

じゃあ明日からやろう。明日に備えて今日はおやすみなさい。

・・・

この瞬間もうダメなんですよ。

この瞬間あなたが見た可能性は、もう遥か遠くの手の届かないところまで行ってると思った方がいいです。

これがさっき言ったチャンスの神様には前髪しかないって言われる所以だと、僕はそう解釈してます。

で、こんなこと言ってる僕自身も、こういう経験を散々してきたんですよ。

今もしてると思います。偉そうなこと言いつつも。

過去のことを振り返っても、思い出せないぐらいチャンスの女神様をスルーしてきたっていう経験をたくさんしてるんですよね。

なので、恥ずかしい話ですけど、僕が実らせたチャンスっていうのは、実際に僕の目の前に訪れたチャンスの、何十分の一・何百分の一っていう話だと思うんですよ。

今思うと凄くもったいないですけど、その経験があったから今こうやって語れることもあるのかななんて思いながら、大事な話を今日はしたつもりです。

ということで、新年始まってまだ間もないですけど、もう既に腐りかけてる目標あると思うので、まだ間に合うんで、腐らせないようにスピードを大事にして頑張ってまいりましょう。

自分自身に言い聞かせるつもりで、今日の音声を取りました。

ではまた。

#639『戦略的チャンスの掴み方』

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