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#634『人は見えるものではなく、見たいものを見てる』

2023-12-04 Mon.

どうも、西祖です。

HQ-MIND始めていきます。

今日は・・・・・・ちょっとタイトル考えてなかった。「人は見えるものではなく、見たいものしか見ようとしない」みたいな話をしたいと思います。

YouTubeとか見ていると結構顕著に表れているんですけど、僕はよくYouTube見るし、好きで見たりもするし、研究と言うかそういう目で見たりもします。

例えば、同じ人間の動画だとしてもちょっと鼻につくような態度だったりとか、ちょっとイラッとするような言動が見える動画になってくると、なんか揚げ足取りみたいなことが始まるじゃないですか。

で、1人2人3人ぐらいちょっと揚げ足を取るような指摘するようなコメントが出てくると、他の人も集まってきて、なんか「自分の気持ちを代弁してくれた」と思える人間が出てきたと思うんですかね。

そういう人たちに賛同して、よってたかって叩きにかかる。

いじめ心がくすぐられて参戦するやつも出てきたりとか、よくある光景だと思うんですよね。

一方で、同じ人間の動画でも心が洗われるような人間性が見えたりするような動画だと、うって変わって称賛大会が始まるんですよね。

その人のいいところをつらつら書いて、「この人はこういうところがこうだから、人には結局好かれるんだと思う」「炎上することもあるけど、基本人に好かれる心の持ち主だから・・・」あーだこーだ・・・。

自分は何もかも分かってるよと。

こんなとこまでちゃんと見ているよって言わんばかりに長文を披露する人とかも現れ出したりとかして、見ていて面白いなぁと思います。

実際、例えば去年まで叩かれていた人間が、先月まで叩かれた人間が、先週まで、あるいは昨日まで叩かれた人間が、今日は賞賛されているなんてことがあるわけですよ。

ホリエモンとか結構いい例で、しょっちゅう炎上しているじゃないですか。

例えば、去年かおととしに起こった餃子屋の炎上の時は、ボロカスに言われていたわけですよね。

動画コメント欄はそのことで溢れかえっていて、人間性にまで石を投げられるみたいなことがあるけど、ちょっと好感度が上がるような動画が出てくると、うって変わって称賛されるみたいなことをずっと繰り返していますよね。

結論なんですけど冒頭で言ったように、人って自分が見たいものしか見ようとしないんですよね。

見えるものを見てるんじゃないんですよ。見たいものしか見ない。

それで感情が動かされて、それを行動の基準にしている人がほとんどだってことです。

今日はYouTubeのコメント欄みたいな所を取り上げましたけど、あそこにコメントするような人達って少数派だし、少数派の中でも言っちゃ悪いんだけど低俗じゃないですか。はっきり言うと。もちろん全員じゃないですよ。

動画によってもその質は変わってくるし、ただ低俗の人が多いですよ。暇人も多いし。

だから、あそこ自体が特殊なんですけど、ただ「人は見えるものではなく、見たいものしか見ようとしない」っていうことを考えた時に、典型的なそのパターンが垣間見えるなぁと思うんですよ。

じゃあ、今回の話を役立てようとするならば、情報発信が主になってくると思うんですよね。

要するに、人はそういう性質があるわけだから、簡単に情報操作ができる。印象操作をすることができるってことです。

ビジネスで考えると、お客さんに対しては世の中の真実ではなくて、見込み客が見たいと思ってるものを見せるってことです。

例えば、太っている人。ダイエットしたいなって思っている人。

いつもそう思うんだけど、うまくいかない。失敗し続けている人に対しては、自己管理できないあなたのマインドに根本的な問題があるんですよって真実ではなくて、

あなたは悪くないんですよ。今の世の中自体が太りやすい環境にあって、普通にしていれば誰だって太るんです。

しかも、日々一生懸命働いているような人ほど、ストレスとかそういったものに晒されるので、やっぱり肥満に陥ってしまう可能性が高くなる。だから、あなたは悪くないんです。

さて、どうすればいいでしょうか。

世の中にはあなたと同じような環境にさらされていながらも、肥満を回避することができている人々が実際います。

彼らは何をやっているのか。実は努力をしているかというとそんなことはないんです。

実はあるたった1つの成分を毎日摂取する習慣があるんです。

その成分というのはこれです。

この成分を凝縮してサプリメントにしました。

このサプリを毎朝・毎晩飲むことによってあなたは何の努力もなしに、元のスリムな体型をちょっとずつ取り戻していくことができるでしょう・・・みたいな。

ちょっとベタベタな話でしたけど、そんな風にして何しろ彼らが見たいと思っているものを見せるって言うのも、1つのビジネスのやり方として世の中に蔓延してはいますよね。

ここではあえてそういうやり方を否定はしないですけど、ただ本当にお互い発展していこうとするなら、長期的関係を築いていって長期的にビジネスを成功させていこうとするんであれば、最初は彼らが見たいと思っているものから、それを提供するところからスタートしていけばいいんだけど、

そこから徐々に真実を共有していって、最後はお互いに真実を追求していって、本当に正しいことは何なのかってことをみんなで議論する。

そういうことができる場を作っていくことが理想かな、なんて考えていますけどね。

これが本当の教育かなとも思っていますし。

最後ちょっと話がずれましたけど、今回の話からはそういうところを学んでもらえればいいんじゃないかなと思いました。

ということで以上です。

ではまた。

ありがとうございました。

#634『人は見えるものではなく、見たいものを見てる』

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