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#629『ルーキーが一番しんどいんだぜって話』

2023-11-17 Fri.

どうも、西祖です。

HQ-MiND始めていきます。

今回は「ルーキーが一番しんどい」という話をしたいと思います。

ビジネスだろうが恋愛だろうが、どんなチャレンジにでもルーキーの壁があって、9割以上の人がこの壁を越えることができなくて、チャレンジから退場していくっていう状況にあるんですね。

この壁を超えた1割以下の人たちが、そのチャレンジを成功させて、そこから突き抜けていく状況にあるんですよ。

今言ったのはあくまで一般的な話ではあるんですが、少なくともチャレンジしようとスタートラインには立った人たちの話なんで、それだけのチャレンジ意識とか向上心がある人たちの中でも、9割以上が退場する、1割以下の人しか突き抜けることができない現実があるんです。

僕はこういう発信をしてるので、僕の読者さんとかクライアントには、ぜひここは突き抜けてもらって、壁を超えてもらって、1割以下の領域に入ってほしいなと思ってるんです。

そんなところで話を進めていきたいと思います。

最初に「3つのない」って話をします。

「3つのない」がスタートラインなんですよ。

1つ目:知識がない。

勉強すれば知識なんていくらでも身につくんだけど、重要なのは「使える知識」なんですよね。

100知識があったとしたら、実際に使える知識って10とか5とかなんですよ。

でも、ルーキーのうちはそれが分かんないんです。

何が使える知識で、何が使えない知識なのか…が。

その使える知識って経験とともに残っていくものなんで、いくら勉強しても使える知識の状態ではないので、この知識がないという壁がまずあるって覚えてください。

2つ目:経験がない。

ルーキーなんで経験がない状態から始めるわけです。

経験がないとどういうデメリットがあるかって言うと、結果を予測できないってことですね。

行動をした先の結果が予測できない。

あるいは、予測がついても予測の精度はかなり低いです。だって経験がないんだから。

3つ目:実績がない。

経験がないわけだから、実績も何もないはずですね。

ビジネスだったら信頼が大事です。でも、その信頼を担保する実績ってリソースなんですよ。そのリソースがないんですよね。

なので、どうやって信じてもらえばいいのかっていう壁にぶち当たるわけです。

  • 知識がない
  • 経験がない
  • 実績がない

これがそのまま壁になるわけです。

この壁を乗り越えて行かなければならないと。「どんな分野でも」という話をしてますけど、例えば、情報発信ならルーキーの話なんて基本聞きたい人なんていないじゃないですか。

そこに価値があると思えないんで。コンサル業務とかでもルーキーにコンサルとか頼まないじゃないですか。普通に考えてね。

何でもそうなんです。

ルーキーってめちゃめちゃ当たりが強くて、例えばSNS広告。

Facebook広告とかYou Tube広告とか出すわけですけど、特にFacebook広告が新規アカウントに対してめちゃめちゃ厳しいんですよね。

ちょっとすると広告停止されて、広告停止が何度か続くとアカウントそのものがBANされるって言うね。非常に厳しい仕様となっております。

これがアカウントが育ってきて、アカウントの信頼性が高まってくれば少々のことではBANされたり停止されたりはしないんだけど、要するに信頼がないっていうことなんですよね。

ルーキーって信頼がないんですよ。

なんでもそうです。

銀行融資だって開業1年目の会社とかに、どこの銀行もお金を貸したがらないんですよね。

恋愛で考えても、極端な話でいうと童貞が恋愛を語っていても何の説得力もないじゃないですか。

「童貞に恋愛の何がわかる?」って思われますよね。

特に恋愛に関しては結構厳しい現実が待っていて、年を重ねれば重ねるほど厳しくなっていくと。30代とか40代とかで童貞だったらこじらせてるって思われるし、そこから新規で初彼女を作っていこうなんてチャレンジって結構厳しいと思うんですよね。

恋愛じゃなくてもビジネスでも何でもチャレンジは、年を重ねれば重ねるほど難しくなってくるものですよ。人間ってだんだん丸くなってくるんで。だんだん守りに入ってくるんでね。

そういう意味でもルーキーの時期は、なるべく早く迎えていた方が後々楽というのは確実に言えることです。

で、ビジネスであっても恋愛であっても、相手がいるわけなんですけど、相手が何を求めているのかってことを理解することによって、なぜルーキーにそんなに厳しい世界なのかってのがわかりますよね。

相手は何を求めているのか?

それはシンプルに安心感と期待感。この2つですよ。

仕事をお願いするのも安心したいから、そして何らかの成果をもたらしてくれるんじゃないかっていう期待感があるからですね。

で、恋愛に発展するのも、「この人といたら色々と安心できる」というのと、「もっといい恋愛ができるんじゃないか」「ワクワクドキドキできるんじゃないか」っていう期待感ですよね。

Facebook広告のアカウントが新規にめちゃめちゃ厳しいのは、新規のアカウントに信頼がないからですよ。

どこの馬の骨ともわからない、会社なのか個人なのかもわからないアカウントに信頼も何もないですよね。

このアカウントが今後うちの会社に、どんどん広告費を使ってくれて、利益をもたらしてくれるっていう期待感も薄いですよね。

安心感って言ってますけど、安心感は信用と信頼で作られます。

信用と信頼の違いは、「過去を信用する。未来を信頼する」っていう意味で使われると思うんですけど、どんなチャレンジだろうが人間を相手にするわけだから、その相手は何を求めてるかというと安心感と期待感。この2つを求めてる。

ルーキーはこれに答えられる可能性が低いから、誰も仕事をお願いしたくないし、誰も付き合いたいとも思わないわけです。

厳しいって話です。

でも、みんな最初はルーキーからなんですよ。

最初のスタートラインは、みんな一緒なんですね。

じゃあ、そこでどうやってこの壁を乗り越えていくのかっていうところなんですけど、いくつか提案できることがあります。

まず1つ目。同じ初心者を相手にするってことです。

ビジネスであればあまり知識のない人。言い方悪いけど情弱みたいな。言い方を変えると、まだまだ発展途上の人達。これからの人達を相手にするということですね。

恋愛だったら、同じ恋愛経験の少ない女性を狙っていくということです。

これが1つの突破口になっていくと思います。

普通に考えてそうですよね。

自分がルーキーなのに、ベテラン相手に商売も恋愛もできないじゃないですか。

で、2つ目なんですけど、モデリングをして最短で経験を積む、そして最速でスキルの精度を高めていくということです。

「出た出た。またモデリングね」って思うかもしれないけど、これをやらずにルーキーの壁を突破してる人を僕は見たことがないです。

これは成功するためのマストです。なぜ「モデリングが大事だ」と何度も言ってるのか。

そして、今度また改めてセミナーをやるのかって言うと、わかってるはずなのにできてない人があまりにも多いからですよ。

ルーキーの壁を越えられずに退場していく9割以上の人は、もうこれができてないと断言できます。

ない知識や経験をどうやってカバーしていけばいいのかって言うと、もうこれはモデリングしかないんですよ。

すでにできてる人を徹底的に真似て、その人のやってること、あるいは思考の裏側をモデリングすることによって感じ取っていくってこと。その作業の繰り返しですね。

これをやらないと無理っすね。

で、3つ目のモデリングに通ずる話なんだけど、背伸びをするってことです。

これもマストで、ハッタリって言うと誤解を招きそうで嫌なんだけど、でもハッタリって必要ですよ。

嘘をつくことは推奨しないけど、「自分は何でもできますよー」的な雰囲気を相手に与える。

そういう印象を相手に感じてもらう演出と言うか、これができる人とできない人の差って歴然で、それができるためには、ある程度の図太さみたいなものが必要になるんです。

本来の自分よりも大きく見せるって言うか、ハッタリをかますってことに対して、ストレスに感じる人がいるんです。

みんなストレスに感じるんですけど、そのストレスを良いストレスとして捉えられるか。

あるいは、自分自身の神経をすり減らす悪いストレスとしてしか感じられないかの差だと思ってて、例えば、背伸びをすることに対して、周りに自分を大きく見せるって事に対して、罪悪感を感じてしまうという人。これは良くないストレスです。

こういう人は潰れてしまいます。

一方で、そのストレスを何かを成し遂げようっていう、いい意味でのストレスに感じられる人は伸びていきます。

どっちにしろ背伸びってしないとルーキーの壁って越えられないから、これができるかできないかで結果って変わってきますよね。

以上の3つ。

  • 同じ初心者を相手にする
  • モデリングして最短最速で経験とスキルを積んでいく
  • 背伸びをすること

この3つをやりながら、知識と経験と実績を確実に積んでいって、それをリソースにしてより高いレベルの領域を目指していくということですね。

身も蓋もない話なんだけど、これができる人が突き抜けていくし、これができない人が退場していくんですよ。

僕らの目の前にあるのは2つの道です。

2つしか道がない。

ルーキーの壁を越えられずに退場していく9割以上のチャレンジャーがたどる道。

あるいは、その壁を越えて突き抜けていく1割以下の人間しか通ることができない道。

この2つの道しかないんですね。

そして、この道というのは年齢や状況によって形を変えます。

若ければ若いほど、守るものが少なければ少ないほど、周りの環境が良ければ良いほど、壁を越えられずに退場する道は狭まるし、壁を越えて突き抜けて行ける道幅が広まるわけですよね。

その逆だと結構辛くて、年を重ねていれば重ねているほど、守るものが背負い込んでいればいるほど、周りの環境が悪ければ悪いほど、退場の道幅は広くなるし、突き抜けていける道は狭くなるということになってきます。

自分が今どんな状況に置かれているのかってことを、冷静に分析してみるのが、最初の一歩かもしれないですね。

岩に例えるんですけど、大きな岩を動かしますってなった時には、最初の1ミリを動かすのが一番大変じゃないですか。

どうにかこうにかして、動かさなきゃいけないわけですよ。

棒を持ってきて、テコの原理を使おうとするのか、あるいはその辺を歩いてる人に声をかけて「何かお礼するんで一緒に手伝ってもらえませんか?」とかって言って一緒に動かしてもらうとかね。

「ちょっとそれズルいだろう」って思うようなやり方でなんでもいいから、とりあえず最初の1ミリを動かさないと何も始まらないんです。

どんなやり方でもいいとは言わないけど、僕的には人を傷つけるような、あるいは犯罪行為的なやり方じゃなければ、何でもいいと思います。

1ミリ動かせば後はゴロゴロと転がっていくので、だんだんとイージーモードになっていくんですよね。

これができるかできないか。その差だと思います。

ということで、今日の話は以上。

ではまた。

#629『ルーキーが一番しんどいんだぜって話』

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