どうも、西祖です。
HQ-MIND始めていきます。
今回は「僕が過度に緊張しない理由」という話をしていきたいと思います。
これは結構興味がある人が多いんじゃないかなと思うんですけど、僕はセミナーやったり人前で喋ったりする機会が多いんですけど、普通の人からすると、
- 「緊張しないのかな」
- 「自分だったらすごい緊張するだろうな」
- 「よくやるなぁ」
みたいな風に思われると思うんですよ。
人それぞれ自分の役割があって、その役割の中で緊張するシチュエーション、緊張するイベントがあると思うんですけど、例えば結婚式のスピーチとかね。
それは僕は未だに緊張しますけどね。
だけど、過度に緊張しないんですよ。
それはなぜかという話をしていきます。
それはあるマインドセットが実は発動してるんですよね。
で、その話をする前に昨日の話をちょっとさせてください。
ちょうど昨日の夜なんですけど、起業家の友人の和佐大輔君のコミュニティのゲストセミナーをお願いされてて、それやってたんですね。
ゲストセミナーっていってもオンラインのセミナーだったんですよ。
ZOOMを使ってやるんですけど、僕はオンラインのセミナーって実は初めてで、どんなものかなってちょっと心配だったんですよね。
実際やってみると想像以上にやりにくくて、画面に人の顔が、聴衆の顔が写っているなら全然大丈夫なんですよ。でも、そうじゃなかった。
基本的にみんな画面は閉じているから顔が見えないし、目の前に写ってるのは僕が用意したパワーポイントの資料と、あと自分が写ってる自分の顔だけなんですよね。
なので、1人で喋っているのとほぼ変わらないんですよ。
最初に和佐くんから、僕の紹介があって「じゃあ、お願いします」って言われて1時間半ずっと1人で喋ってるんですよ。
途中でチャットを読み上げて質問に答えるとかやってましたけど、基本ずっと1人で喋ってるっていう状態ですね。
セミナーって普通は聴衆の顔を見ながらやるものなんですね。
だからこそやりやすいというのがある。だからこそ1時間半と言わず2時間3時間4時間とか喋れるし、僕は最高で6時間ぐらいぶっ通しで喋ったことがありましたけど、それは目の前に人がいるからできるんですよ。
人の顔を見ながらだと、間の取り方も感覚で分かるし、質問を投げたり答えたりとかでもう呼吸なんですよね。だから、リアルで会うセミナーだと喋りやすいんですよ。
だけど、昨日のオンラインセミナーって1人でただ延々と喋ってるみたいな感じだったんですね。
「めちゃめちゃやりにくいなー」っていうのを経験してきました。
その中で気づいた事、学んだことがあるのでシェアしたいんですけど、意識の力って偉大だなと思ったんですね。
今僕喋ってますけど、これ1人で音声収録してます。誰もいないです。目の前にね。
だけど、なぜ喋れるかって言うと聞いてる人が目の前にいるイメージをしながら喋ってるから、基本的に途切れることなく喋ることができるんですよ。
でも、この意識が全くない時に喋ろうとすると、全然喋れないんですよね。
っていうことは僕あるんです、未だにね。表に出してないだけであって・・・っていうか出せないじゃないすか。喋れてない姿とかが別に恥ずかしいとかじゃなくて、コンテンツにならないからもちろんボツになるんだけど、あるんですよ。
そういう時はもう意識がここにない時ですね。
「音声収録しなきゃな。ちょっとあのテーマで喋ろうかな」と思って喋り出すとなかなか喋れなかったりする。
でも、目の前に人がいることを強くイメージした状態で喋るとスラスラ喋れるんですね。
昨日はまさにそれだったんですよ。
HQ-MINDとかは10分ちょっとなので、そんなに難しいことではないけど、1時間1人でスライド見ながら延々としゃべるってなかなか難しいわけですけど、目の前に人がいる事を強く意識することで、それができてしまうってことです。
しかも、昨日のやつはただのイメージじゃなくて、画面の向こう側には何十人っていう人が聞いてくれていて、僕の姿を見てくれてるんで、バチバチにその空気感は伝わってくるわけですね。
だから、最初から最後まで特に問題もなくトラブルもなく喋ることはできたわけですけど、ちょっとたどたどしかったかもしれないけどね。
なので、「思い込ませる力」はすごく偉大だなと思いました。
って事で本題なんですけど、「思い込ませる」っていうマインドセットを引き継ぎつつ話を聞いて欲しいんですけど、僕が過度に緊張しない理由です。
未だに言われるんですけど、「緊張しないんですか」「僕すごい緊張するんです」「めちゃめちゃ緊張するんです」「過度に緊張してしまう」「それを抑える方法とかないですか」「マインドセットないですか」って聞かれるんですけど・・・あります。
あるんですよ。
答えから言うと「未来の姿を想像する」です。
説明していきますね。
例えば、僕は最初にセミナーをやったのは十何年も前ですけど、本当の最初でいうと会社員時代なので20年近く前になるかもしれないけど、めちゃめちゃ緊張しましたよ。
独立してから行ったセミナー。初期の頃にやってたセミナーに参加してくれてた人はいまだに付き合いがあったりするんですけど、今となっては例えばジュンとかはうちの社員としてパートナーとして一緒に働いてますけど、あるいは未だにクライアントとして関わってくれる人達が何人もいます。
その人たちと一緒に飲むこともあれば、一緒に遊ぶこともあるわけですけど、友達みたいな感覚ですよ。
友達だし、先輩・後輩でもあるし、仲間でもあるし、彼らを見てて思うのが「この人達相手に最初はあんなに緊張してたんだなー」って思うと、ちょっと馬鹿らしくなってくると言うか、損した気分というか、そんな風に思ったりするわけですね。
友達とかで考えたら全然緊張するような相手じゃないじゃないですか。家族で考えてもそうだし。
結婚式のスピーチとかみんな緊張すると思うんだけど、来てる人達ってそのレベルなんですよね。友達レベルなんですよ。そんな過度に緊張するような相手じゃないと言うか。
親しくなってしまえば、「何でこの人たちにあんな緊張してたんだろう」「全然緊張する必要ないじゃん」「ただの思い込みだったんだな」ってのが分かるんですよね。
セミナーに参加してくれる人達も、深い仲になる人が少ないだけであって、1人1人と親しくなればそんなもんなんですよ。
友達にもなれるし、そうなってしまうと「なんでこの人に緊張してたんだろうな」って思うぐらいの人しか大体来ないんですよね。
別にジャッジされてるわけでもないし、多少ヘマしても、多少言葉がつっかえても、多少問題が起こっても、みんな別に気にしないというかね。
なんであれ、仮に友達になってしまえば「なんでこいつに緊張したんだろう」「緊張するだけ損じゃん」って思うぐらいの人達しか来ないってことです。
そういう意味では「未来を先取りする」「未来を想像する」って言うことを最初に言ったんですけど、そう思うとなんか過度に緊張しないですね。
でも、緊張感はありますよ。
「よし。やったるぜ」っていう緊張感ね。
その緊張感は良いコンテンツを作るために必要なものだから、それは無くすべきじゃないんだけど、過度に緊張してパフォーマンスを全然発揮できなかったっていうのは、あんまりよろしくない事態なので、そこは避けたいですよね。
これが会社組織になっても同じだと思ってるんですけど、会社は上下関係とかあるので緊張する人も多いかもしれないけど、僕の経験を話すと20歳の時に会社に入って会議とかに出席して、意見を求められたり、あるいはちょっとした発表みたいなことをさせられたりしました。
その場にいるのは、みんな先輩とか上司とかになるわけですよね。
だけど、そこから何年か経ってみると、その時先輩だった人が自分の部下になったり、その時上司だった人が自分と同列になったり、当時の一番トップだった社長も今となっては師匠として、
もちろん尊敬してるし合えば緊張感ありますけど、当時の変な緊張じゃなくて程よい刺激的な緊張感の中、お互いサシで会食とかする仲になってますけど、みんなそんな緊張するような相手じゃなかったなって思うんですよ。
結局これは取引先とかでも一緒なんですよ。
どれだけ想像力を働かせられるか。
「この人と親しくなってしまえば結局緊張するような間柄じゃなくなっちゃうし、今緊張してるのなんてただの自分の思い込みだな」って思うんですよ。
思い込みでこんなに緊張できるんだから、逆に思い込みによってその緊張を抑えることもできるんですね。
そのためのマインドセットが、
「結局はこの人と親しくなってしまえば、そんな緊張するような相手じゃないし、この人に緊張していたなんて、すげー損した気分」
っていう風に思えたら過度に緊張しなくて済むし、実際に僕はそんなふうにして変に緊張せずに必要な刺激的なっていう意味での緊張感で仕事ができてるので、パフォーマンスを発揮出来てると思うので、このはマインドセットおすすめです。
ぜひ採用してみてください。
ということで今日の話は以上。
ではまた。
ありがとうございました。