どうも、Aunこと西祖です。
以前、「緊急ではないが重要な案件、それこそが自分の欲しい未来を作っていく」という話をしたと思います。
ですが、これの基準が少しわからない……という相談をいくつかもらっていました。
一体、どれが自分にとって「緊急ではないが重要な案件」にあてはまるのかわからない。
そういったことを言う方が何人かいましたので、今回はその基準について話をしたいと思います。
僕の答えはとてもシンプルで、基準は「やったあとに後悔しないこと」です。
それをしたあとに、絶対に後悔しないこと。
満足して、充実するようなこと。
これが僕の答えになります。
例えば、筋トレ。
僕は今、筋トレを結構しっかりやっているんですが、やったあとに後悔するようなことがないんです。
あとは、僕の中ではセックスなんかも同じです。やったあとに後悔しない。
もちろん、やってはいけないセックスは別ですよ。
浮気とかは、バレたら大変なので。
まぁそれはいいとして、あとはビジネスの勉強なんかもそうですね。
僕の場合は、メルマガを書いたり、セミナーの企画を考えて、マップにまとめることもそうです。
今言ったような作業というのは、どんなに目の前の時間を犠牲にしてでも、やったあとに後悔することは基本的にありません。
なぜなら、それが「緊急ではないが重要な案件」だからです。
逆に、「緊急かつ重要な案件」というのがどういう状況かというと、「緊急性が究極に高まった状態」になるわけです。
つまり、もっと早めに対策できていればそこまでの状態にはならなかったはずですよね。
大事な案件を放置するとそうなるということです。
だから、「緊急ではないが重要な案件」を放置し続けると、必ずあとから「緊急かつ重要な案件」に変化してしまう。
例えば、筋トレも運動もせず、食事も滅茶苦茶。
で、気がついたらただのデブになっていた。
それだけならいいんですが、健康を害してしまって命に関わるような病気になってしまった、とかそうなってしまったら、緊急性が随分高くなりますよね。
つまり「緊急かつ重要な案件」になってしまう。
だからこそ、そうなる前の「緊急ではないが重要な案件」であるうちに、取り組めるというのが理想なんですよね。
だけど、なかなかそうはいかないじゃないですか。
なので、「緊急性を自らデザインする」つまり、自ら意図して緊急性を作り出すという発想が、ここでは必要になってくるのではないかなと僕は思っています。
僕はむかし、AMCという通信講座をずっと執筆していました。
二年間の講座で、週に一度レポートを書くんですけど、これが結構大変だったんですよ。
それからようやく二年間の執筆が終わって、そのあとは自動でシステムが動いてくれているので、今はもうサポートだけしていればいいんですけどね。
でも、それって僕にとっての資産になっているわけです。
だから、それを執筆し続けていた二年間というのは、資産構築の期間だったということになります。
もちろん、執筆していた期間は連載という形で、週に一度は必ず配信しなければなりませんでした。
待っている人がいますから、締め切りが近付いてくるんですよ。
嫌でも「緊急な状態」になっていくわけです。
でも、週に一回配信するというのは自分で決めたことだし、通信講座自体を始めたのも自分自身じゃないですか。
で、そこに期限を決めて人を巻き込んだ。
これは、「緊急ではないが重要な案件」に対し、自ら意図して「緊急性を加えた」ってことがいえますよね。
それによって、「これは緊急性の高い案件だ」という意識が自分に芽生えるからこそ、必ず決まったタイミングでそれに着手することができる、というメリットがあったんです。
「やったあとに絶対後悔しないこと」それは人それぞれ違うものだと思います。
あなたにとってのそれが何なのか僕にはわからないですが、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。
というわけで、今回は以上になります。
ありがとうございました。