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#460『怒りはどこから生まれるのか』

2022-03-14 Mon.

どうも、西祖です。

HQ-MIND始めていきます。

今回は「怒りはどこから生まれるのか」という話をしていきたいと思います。

これを理解することによって、人間関係がすごく良くなるんじゃないかなと思います。

人間関係をすぐに悪くしてしまう人って、世の中にいると思うんですよね。

人が嫌いなわけじゃないのに、長続きしない。すぐに関係が壊れてしまう人はいると思います。

僕もいろんな方面からそういう話を聞くんですけど、「あの人がそうなんだ」って思うことも結構あって、すごい人当たりも良くて、面白い人だし、人に好かれそうな人なのに、そんなトラブルを起こすんだっていう人も、結構いたりするんですよね。

今回の話は、その原因も分かるような話になっていると思います。

さて。

「怒りはどこから生まれるのか」ということなんですが、結論を言いますね。

これは「自分が正しい。相手は間違っている」という思い込みから生まれるのが怒りなんです。

例えば、今で言うと、世界中の人々がプーチンに対して怒りを抱いているわけですね。

それはなぜかと言うと、自分たちは平和を愛する心を持っているのに、このおじいさんは悲惨な戦争を一人で引き起こして、極悪人じゃないかと。

それで世界中を敵に回している。なんとけしからん。私たちは正しいはずだ。あの男が間違ってる。極悪人なんだ・・・というロジックで怒りが生まれているんですよね。

だって、「自分が間違っていて、正しいのはプーチンなんだ」って思ってたら、戦争を望んでいなかったとしても「でも、プーチンが正しいんだから」っていうことで、多分怒りにはならないんですよね。

悲しいっていう気持ちにはなるかもしれないけど。

逆に「自分は間違ってないけど、プーチンも間違ってないよね」っていう感情があるんだとしたら、これもまた怒りって生まれないと思うんですよ。

生まれにくいと思うんですよね。

「自分が正しい。あいつは間違ってる」と思うから怒りが生まれるわけです。

これはあらゆる人間関係全てに共通するロジックだと思うんですよ。

じゃあ、プーチンの話に戻すと、ここで見るべきポイントは、「プーチンも世界に対して怒っている」っていうことなんです。

分かりますか。

プーチンの考えは分からないですけど、色んなところから入ってきた情報を総合してみると、自分自身が率いるロシアが世界の覇権を握ることによって、世界は幸福になっていくはずなんだ、良くなっていくはずなのに、何しろ世界はロシアを敵にまわそうとする。

あまつさえ、ロシア国民ですら、私を非難して逆賊だと決めつける。なんとけしからんって言って怒っているんですよ。

これは誰でも一緒なんですけど、自分に敵対するものは全て怒りの対象になるんですね。

そして、自分が正しくて相手が間違っているっていう思い込みが成立すると、同時に怒りも生まれるし、それと同時に相手を見下すっていう感情も生まれるんですよ。

世界はロシアとプーチンに対して、怒りと蔑みの態度をあらわにしてるわけですね。

それを一身に受けているプーチンは、恐らく同じようにして世界に対して怒りと蔑みの態度をあらわにしているわけです。

人間関係のトラブルって大元はもうこれなんですよ。

それが発展していって、国レベル同士の衝突になると戦争になっていくってことです。

特にリーダーだと言われる人種は、往々にして自分が正しいと思ってます。

間違ってるとは思ってないです。

だから、あんなに前のめりに積極的に前進していけるんですね。

良くも悪くもそうなんですけど、だからこそ敵対する相手が現れると、大きな衝突に発展するんですよ。

恋人同士の喧嘩もそうだし、嫁姑のトラブルもそうだし、共同経営がうまくいかないと言われる原因もほぼそこにあるし、人間関係のトラブルは全部「自分は正しい。相手は間違っている」という思い込みから来るんですね。

冒頭で人間関係が続かない人の話をちょっとしたと思うんですけど、この人は僕の同級生なんですよね。

僕も何回か会ったし、一緒にお酒も飲んだこともある人なんですけど、仲間はきっと多いんです。

おそらく、この人は人のことが好きなんですよ。

情深い人だし、面白いし、能力も高いし。

なのに、結構色んなところでトラブルを起こしていて、人間関係を破綻させてきてるっていう過去も持ってるんです。

僕は直接的に見たことないですけど、そういう話を何度も聞いたことがあります。

これは僕の想像なんですけど、何度かその人と接していて「あー。こんな感じなのかな」って分かったのが、やっぱり自分は正しいという思い込みが強いんですね。

すぐ疑心暗鬼になっちゃうのかなと思います。

少しでもほころびが人間関係に見え始めると、昨日まですごく仲のいい親友・戦友レベルの相手でも、そのほころびを自分で広げていっちゃうタイプの人なのかなって思ってるんですよ。

一度考え出すと、どんどんネガティブな方向に考えちゃって

  • 「実はこんな風にあいつは思ってるんじゃないか」
  • 「こんな風に思ってるはずだ」
  • 「だったら、あれもそれもこれも、実はこうだったんだ」

っていう感じで、良くない方向に考えていっちゃって

  • 「自分はこんなにしてるのに」
  • 「こんなに思いを持ってるのに」
  • 「自分はこんなに正しいのに」

ってなっちゃって、そこが対立して、その態度が露呈して衝突して、人間関係が終わっちゃうみたいな。

最悪裁判沙汰になる・・・ということなのかなと、僕は勝手に思いましたけど、恐らく大きくは外れてないと思います。

そういうタイプの人っていて、結構パターンが一緒だったりするんですよね。

かく言う僕も、少しそういう気持ちがわかります。

今はあんまりないですけど、自分的には克服してきたと思っていますが、僕は結構敏感な方で(昔は特に)わりと気にしいなところがありました。

なので、人の気持ちを深く考える思考のクセがあったりするんですよ。

で、若い頃はそれで結構思い悩んだこともあって、「あの人は今どう考えてるんだろう?こういう状況を」って考えた時に、悪い方に考えちゃうんですよね。

自分の中でどんどんネガティブシミュレーションが膨れ上がって、それがいつの間にか確信に変わってるんです。

そうすると相手をフラットな目で見れなくなっちゃうんですよね。

それでだんだんと距離を取っていって、相手のアラがどんどん見え始める。

っていうことがあって「あー。やっぱりこうじゃないか」「やっぱりそうじゃないか」って自分で証拠を集め出すんですよね。

人間だからいくらだってアラは出てくるし、叩けばいくらだってホコリは出てくるじゃないですか。

それは自分も同じはずなのに、その人の良くない部分にフォーカスして、証拠集めをしてしまうことを、昔はよくやっていたなっていう風に思います。

それで人間関係を大きく壊すみたいなことには、僕の場合は幸いにもなっていないことが多くて、恐らくギリギリでブレーキを踏むっていうことを、どこかでやっていたのかなとは思うんですけどね。

まあ、とにかくそういう気持ちは分かりますということですね。

人間関係を良好に続けていくための秘訣としては、思い込みをいかに外せるかどうか。

いかに客観的に冷静に自分を見つめられるかどうかが、大事になってくるかなと思います。

自分は正しいっていうのは、これはある種の慢心ですからね。

それは世の中には、明らかに正しいことや間違っていることはありますよ。

意見が分かれることや、意見が対立するようなことってあるじゃないですか。

「どっちが正しいの?どっちが間違ってるの?」ってなった時に「これが正しい」って言ってる人って、じゃあ「世界の全てを見てきたんですか?」って言いたいですよね

きっと、そうじゃないですよね。

だとすると、自分が正しいと思う気持ちは別に間違ってはいないし、悪いことではないんだけど、相手にも一理ある。相手の言い分もちょっと聞いてみよう。相手には相手の正義があるんじゃないか。

そういうふうに一歩立ち止まって考える視点ってやっぱり大事なのかなって思いますね。

それによって、何か分かることがあるかもしれないじゃないですか。

相手に歩み寄れる一歩になるかもしれないじゃないですか。

その一歩を自分が踏み出すことによって、相手もまた踏み出して、歩み寄ってくれるかもしれないじゃないですか。

そこで握手できるかもしれない。

その考え方を持つことによって、人間関係って驚くほど良くなるのかなと思います。

まあ、僕もまだまだなんですけどね。

ということで、今日の話は以上です。

ではまた。

ありがとうございました。

#460『怒りはどこから生まれるのか』

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