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#419『僕らはみんな多重人格者』

2021-10-22 Fri.

どうも、Aunこと西祖です。

HQ-MIND始めていきます。

最近やったコンサルっていうかセッションっていうか、パーソナルで相談受けてたんですけど、これが結構興味深い内容でして。

20代半ばぐらいの男性の相談だったんですけど、一言で言うと自分自身のダークサイド、心の闇みたいなものに気付いて、それを深掘りしていく中で解決と言うか、

そのダークサイドを光の道に変える。

それを活かして人生を良くしていく、っていうところまで自分なりに考え抜いて、僕に話をシェアしてくれていたんですよね。

「この方向性であってるでしょうか?」っていうような内容だったんですけど、何が興味深いと思ったのかって言うと、そいつすごくいいやつで、性格もいいし、誠実だし、すごいクリーンな感じなんですよね。

だから、裏表がないと言うか、女性に対してもすごく誠実な態度で、これまで接してきたというようなことは分かってたんですよ。

だけど、彼が言うには、自分自身も自分のことをそういう風に、誠実でまっすぐな男だと評価していたんだけど、実は全くそうじゃない、真逆の面があるということに気づいて、自分なりに分析した結果、あーでこーでこーでみたいな・・・。

もうちょっと詳しい内容は、ここで言うのも憚られるぐらいの結構ディープな内容だったんですが、そういう面があるということに気づきましたと。

「これを何とか生かすためには?」っていう話だったんですよね。

で、ここまでディープに自分なりにその掘り下げて考えるって言うことは、すごく精神力を使っただろうなと思ったわけです。

ダークサイドを炙り出して、それと真っ向から向き合って、それを生かす道を見出すまでには、それ相応の葛藤みたいなものがあったんじゃないかなという風に今勝手に思ってたんですけど、ちょっとそういう話を最初にさせてもらいました。

で、今日は、人間なら誰でも持つ、そういった側面というものについて、ちょっと話してみようかなという風に思ってます。

最初にしたい話っていうのがあって、多重人格者に会ったことってあります?これまでの人生の中で。

僕は多重人格という言葉は当然知っていたし、それがどういうものかっていうのも知っていたし、世の中にそういう人たちがいるのも、知っていたんですよね。

だけど、僕はこれまでの人生の中では、そういう人に直接的に出会って接したことってないっていう風に思ってたんですけど、記憶を辿っていくと、「あれが実はそうだったんじゃないかな?」っていうような記憶が片隅にあったんですよ。

話は、もう僕がサラリーマン時代にまで遡ります。

それこそ25歳とか26歳とかそれぐらいの話だったと思うんですけど、ビルメンテナンスの会社に僕は勤めていたんですよ。

ビルメンテナンスっていろんな仕事があるんですけど、一言で言うと、ビルの管理ですね。

ビルの管理といっても、設備・点検・清掃・・・いろんな仕事があるんですが、管理してる物件も、オフィスビルからマンションから個人の一戸建てから様々なんですよ。

当時の僕はマンションの仕事を営業で取って来るってことに、力をすごく入れていたので、マンション管理の仕事がどんどん増えていってたんですね。

清掃からいろんな仕事を、一手に引き受けるということをやっていました。

管理物件が増える度に、人を雇わなきゃいけないんですよね。

最も急務なのは、清掃員さんなんですよ。

物件で日々汚れていくので、日々掃除していかなきゃいけないんですね。

なので、清掃員さんの募集というのは常にやっていたんですよ。

で、ある日の面接の時の話です。

ある女の人が面接に来ました。

確か27歳とか28歳ぐらいの女性の方で、すごく見た目も良くて、笑顔が素敵で爽やかで、返事もハキハキしていて、すごく感じのいい方だったんですよね。

マンション清掃の仕事は、特に住民の方と会ったりするので、挨拶ができるとか、社交性があるとか、「ちょっと、ここってこういう風にしてもらえないんですか?」みたいな住民さんからの要望に、柔軟に対応できたりとか、そういった能力がある方を求めていたので、その方はすごくぴったりだったんですよね。

で、「もう採用です」ということで、翌日から仕事に来てもらうことになりました。

仕事もよくやってくれたんですよ。

いろんなマンションの巡回清掃してもらっていたんですが、1日に何件かマンションを掃除して回るんですけど、色々な物件を回っていくんですけど、すごく良い評価を頂いてました。

そのマンションの管理の元請け会社の担当者さんに「最近の清掃の方いいよね」って話をされてて、そこから下請けであるうちの会社にそういった話がいって、僕の耳に入ってくるみたいな、そんなことが日常的にあったわけですよね。

で、ほどなくして、あるマンションからクレームが入ったんですよ。

なんでも清掃員さんの態度がめちゃくちゃ悪いって言うんですよね。

仕事は最低限はやってる風な感じなんだけど、とにかく無愛想、挨拶もない。

なんかいつも怒った顔をしてるし、住人さんから「こんにちは」とか「おはようございます」とか声をかけても、一瞥(いちべつ)するだけって言うんですよね。

で、そのマンションのある部分に関しては全く何もやってないと。

ある日それを見かねたある住人さんが「すいません。ここって家の目の前なんですけど、ここの共用部って清掃されてますか?」「ちょっといつもゴミが落ちてたんで、やってくれないのかな?と思って」みたいな感じで声をかけたら、ろくに返事もせずに、嫌そうにささっとゴミだけ拾って帰ったって言うんですね。

それで、その住人さんが怒って、管理会社にかなり大きなクレームとして入れたって話だったんですよ。

で、ビックリしたのが、その清掃員が面接の彼女だったんですね。

それを最初に聞いた時、信じられなくて。

だって、他のマンションではめちゃくちゃ評判いいんですよ。

「なんで、そのマンションに限ってそんなクレームが入るんだろう?」。

不思議でしょうがなかったんですね。

で、たまにあるんですけど、クレーマーみたいな住人さんもやっぱりいらっしゃるんですよね。

なので、「かなり悪質というか質の悪い住人さんがいるマンションなのかな?」ぐらいに思って、現地に行ったりすると、確かに仕事は雑でした。

で、その住人さんを直接伺って話をさせてもらったんですけど、クレーマーみたいな感じじゃないんですよ。

すごくまともな方だったんですよ。

「おかしいなー」と思いながら、その子に「こういうクレームが入ってるんだけど、なんか心当たりあるかなー?」って聞いたわけです。

「いや、他のマンションではものすごく高い評価をもらってるんだけど、そのマンションに限って、そういう風なクレームが入ってるから、何か心当たりとかあるかな?」って聞いたと思います、確か。

そしたら、すごい顔がこわばって、何も言わなかったんですよ。

で、泣き出しちゃったんですよね。

「おいおい、どうした、どうした?」ってなるじゃん、こっちは。

でもその子は結局何も言ってくれなくて、「すいません。ちょっと体調が悪いので今日は帰してください。」みたいな感じで。

結局何の事情も分からず、その日は終わったんですけど、恐らく数日後とかだったと思います。

その子が仕事から帰ってきました、巡回清掃から。

で、その日は例のクレームが起こっていたマンションがスケジュールに入ってた日だったんで、ほんとは大きなクレームを出した人間はすぐに変えると言うか、

できるだけそのクレームが出た現場には原因が分かったりとか、改善が見られるまでは入れないようにはしていたんだけど、どうも腑に落ちなかったので、「どうかな」と思ったけど「一回様子見よう」と思って行かせたんですよね。

そのクレームが起こったマンションに。

で、その子が巡回清掃から帰ってきて、僕もその事務所にいて、その子か帰ってくる時間に合わせて事務所にいるようにしてたんですけどね。

そしたら顔を合わせた瞬間に目を疑ったんですよ。

何かって言うと、その子の顔つきがいつもと全然違うんですよ。

いつもの感じの良い爽やかな表情では全くなくて、何て言うんだろう・・・すごく険しい表情と言うか、ひどいものだったんですよね。

大げさでもなんでもなくて、顔の形が違うんですよ。

「えっ?顔そんな骨格だったっけ?」みたいな、それぐらい明らかに表情は違うし、なんとなく顔の形も違うんですよね。

いつもだったら「お疲れ様です」って元気に事務所に入ってくるんだけど、なんか低い声で「お疲れ様です」って誰にも気づかれたくないみたいな雰囲気で入ってきました。

呼び止めて話を聞こうと思ったんだけど、なんか声をかけれる雰囲気でもなくて、ちょっとたじろいじゃって、そのまま帰しちゃったんですよね。

そしたら何時間後かにその子から電話があって、「ちょっとお話があります」「事務所に伺っても、お時間いただいてもいいですか?」っていうことだったんで、「全然いいですよ」「じゃあ、時間空けるんで来てください」ってことで話し聞いたんですよ。

そしたら、何時間後かに会った時は、もう顔は元に戻ってました。

いつものその子の顔だったんですよ。

で、話を聞いていたんですけど、今でもちょっとにわかには信じ難いと言うか、そういうことも世の中にはあるのかなって思うぐらいの話なんだけど、なんかその子は幼い頃から「見える体質」だったらしいんです、霊的なものが。

かなり引き寄せちゃうっていうことなんですよ。

端的にまとめながら話すと、小学生ぐらいの頃は、それがもう怖くてしょうがなくて、いつしか1日の中ですっぽり記憶がない時間帯とかが、ポツポツで出したらしいんですよね。

ひどい時は、丸1日の記憶に穴が開いちゃうこととか結構あったらしいんですよ。

もうそれからの人生、27歳、28歳ぐらいまでずっとそんな感じで生きてきたと。

で、ずっとそういう悩みを抱えながら生きてきたんだ、ということだったんですね。

15年以上前の話なんで、ちょっと思い出しながら喋ってるんですけど、そういう話で、今回のマンションの件に関しては、クレームが出たマンション自体が昔お墓だったらしいんですよね。

そこには何体かいて、うろうろしてるらしいんです。

だけど、悪い霊じゃないと言うか、別に人に危害を加えるようなものじゃないと。

ある一体を除いては。

人に悪さをするようなものが一体いると。

で、それがまさに清掃を避けていた場所に常駐しているらしくて、なんか武者みたいな、甲冑を着たね・・・なんかそういう落ち武者じゃないけど、うろうろしてるみたいなこと言われた記憶がありますね。

だから、そのマンションに行くと何回かに一回は、間の記憶がすっぽり抜けることがあって、その間自分が何をしていたかっていうのが、もうほとんど記憶にないってことだったんですね。

不安の中で割り振られた仕事をやっていて、今回僕からそういった風なクレームが来たんだけどって話があったので、すごく動揺してしまって。ちょっとその時は対応できずに一旦頭を冷やしに帰りました…みたいなことだったんですよ。

当時の僕は、霊的なものを信じてたか信じてなかったかって言うと、別にどっちの立場でもなかったし、今もそうなんですよね。

別に否定もしないしね。

見たこともないから、そういうものを否定も肯定もできない。

だけど、その彼女の話が妙にリアルで、嘘をついてように見えないんです、どう見ても。

だから、「そういうことだったのかぁ」って妙に納得した記憶はあります。

で、そこからちょっと大変でしたね。

その子にはそのマンションの担当外れてもらいました。

だからといって、別の人間をそういう場所だと分かってて、行かせるのもちょっとどうかと思ったので、元請けの担当者の方には、仲良かったからそういう話もできたんだけど、

「なんかこういうふうな話があって、にわかには信じがたいんだけど、そういう事情のようなんですよ。ごめんなさい」みたいな感じで話した記憶あります。

そしたら、その人は話が結構分かる人だったんで、秘密裏にマンションの住民の方とかには分からないようにお祓いを段取りをしてくれて、しかるべき対処をしてくれたようでした。

それはいいのですが、その女性は結局多重人格者だったのかなって思うんですね。

世の中には、多重人格と言われる人たちって結構いて、その人たちの多くと言うか、ほとんどの原因ってのは、幼少期の虐待がきっかけになっていることがほとんどだって言われてます。

親からの虐待ですよね。

多重人格になってしまう7割か8割が女性だっていうことは言われていることから、主に親からの性的虐待が原因だと。

子供からすると、その状況って壮絶なわけですよね。

自分を守ってくれるはずの親に虐待を受けていて、信じられないわけですよ。

自分が大好きなお父さんお母さんが、自分にこんなヒドイ事するはずがないと。

だから、この仕打ちを受けてるのは自分じゃないんだと思い込むことから、別の人格を作り出すということが言われてます。

だから、その人格は、必然的に虐待に耐えうるような性格になりやすいってことが言われていて、気が強かったり、横暴だったり、ちょっと攻撃的だったり、どっちかというと痛みに強い的な、そういう人格であることが多いって言われてますね。

その清掃の彼女も事情は違うんだけど、昔からそういった霊的なものが見えていて、それがすごく怖くて辛くて孤独で、そこから逃げ出したくて、別の人格を作ったんじゃなかろうかと。

で、そこから生まれた別人格は、そういった霊的な恐ろしい体験にも耐え得るような、言うたら鬼のような人格を作り出したんじゃないかな・・・というのが僕の勝手な分析なんですけどね。

違うかもしれないです。

だけど、今はそうだったんじゃないかなっていう理解でいますけど。

で、なんでこの話をしたかって言うと、こんな話をする必要があったのかどうかって言うと、ちょっと疑問が残るんですが、僕自身ある意味多重人格といえばそうかもしれないなって思ってるんですよ。

こんなこと言うと引かれるかもしれないですけど、もちろん一般的に言われる多重人格とかではなくて、これは人間だったら誰もが持つ側面と言うか、僕自身今こうやって穏やかに幸せに生活してますけど、いざという時は何でもしますよ。

縁があれば然るべき対応をすると思います。

何の話をしてるかって言うと、例えば、こんなこと考えたくないけど、僕にとって最も大切な存在の中に息子がいます。

この息子が命の危険にさらされていたとして、この息子を助けるためには、誰かを殺害しなければならないとしますよね。

こんなことありえないんだけど、例えばね。

当然そんなことためらうし、他に何か助かる方法はないかなって考えることもするでしょうけど、それが叶わないってわかったら、追い詰められたら僕はやると思います。

息子を助けるために人を殺害するでしょう。例えそれが親であっても。

わかんないですよ。

そういう場面に立ち会ったことがないので、実際どういう行動をとるのか分からないんだけど、きっとそうするんじゃないかなって思うんですよ。

あと僕には愛犬がいます。

めっちゃくちゃ可愛がってます。

こいつらがいて、今の僕の幸福は100%だ。

そう言えるぐらいの存在です。

でも息子と比べたら・・・いや、そんな比べたくもないけど、でも比べなきゃいけないとしたら、息子の方が大事です。

息子が命の危険にさらされていて、助かる為には愛犬をこの手で殺害しなきゃいけない。

そんな馬鹿げた状況がもしあったとしたら、僕は最終的にそれをやらなきゃいけないのであれば、やるんでしょう。

いざとなったら何だってします。

縁が来れば何だってします。

それがどんなに悪いことであっても、やらなければならないのだったらやると思うんです。

普段どんな綺麗事を言っていても、「自分は誠実なまともな人間だ」ということを、普段どれだけ信じていても、そういう縁が来てしまったら、黒い炎に身を焦がすんです。

世の中の人間、全部敵に回すかもしれないですよ。

こうやって話を聞いてくれてる、あなたのことなんて平気で裏切りますよ。

もちろん、極端な例えですけどね。

だけど、追い詰められるとそれができてしまうのが人間だと思うし、人間はみんな同じだと思うんですよね。

闇を抱えてるし、ある種別人格を持ってる。

それが人間というものなんじゃないかなっていう風に思ってます。

真面目な人ほどその現実を受け入れがたいと思うし、そこに苦しむことも多いと思うんですよね、気づいたら気づいたで。

でも、長く生きていたら、やっぱりそこに気づく瞬間ってどこかであると思うんですよ。

その時に絶望しないで欲しいってことなんですよね。

「そういうもんだ」って思えばいいと思います。

その上で、泥臭く美しく生きる努力を、必死にもがいてすればいいと思います。

それが人間だし、それしかできないんだもん。

もしかしたら、そういう生き様を見て救われる人もいるかもしれないしね。

そういうの見て、そういうもんなんだと。

そうやって思えばいいと思うし、みんな持ってるものなんでね。

1人で絶望する必要はないと思うし、考え方によっては、それがあるからよりよく生きようとすることや、その努力ができるっていう風に、僕は思う派です。

そういう風な考えを持った方が、人生楽に楽しく生きれるんじゃないかなって思うので、良かったら参考にと言うか、今後の保険として、今回の話をどこか頭の片隅にでも置いといてくれたらいいのかなと思います。

はい。24分ちょっと喋ってますね。

もう、とっとと終わりたいと思うので、最後まで聞いてくれてありがとうございました。

ではまた。

#419『僕らはみんな多重人格者』

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