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#399『僕の黒歴史を聞いてください』

2021-08-13 Fri.

どうも、Aunこと西祖です。

HQ-MIND始めていきます。

今日は僕の黒歴史をちょっとシェアしようかなと思っておりまして、これまでしたことのない話です。したくもなかった話です。

だけど、もう時効というか、こういう話もやっていった方がいいかなというふうに思って話をするんですけど、前回のHQ-MIND月曜版で配信していると思うんですけど、「最も価値のある商品」というテーマで話をしました。

聞いていない人はそれを聞いてこっちに戻ってきてほしいんですけど、ちょっとだけおさらいすると、無形の商品と有形の商品というのが世の中にはありますと。

例えば、家電製品とか車とか形あるものよりも、情報・知識・環境・体験・教育といったものの方が人生に与えるインパクトは、よっぽど大きいという信念を持って、僕はこの仕事をしているということですよね。

よく有形の商品を使っている経営者の友達からは、「すごいね」と言われるんですよね。

なぜなら、形がないものを売るって、形があるものを売ることに比べて、ものすごく難しく感じるからです。

実際簡単ではないんだけど、やり方さえわかってしまえば、難しくもないです。僕の経験から言っていますけどね。

僕は無形の情報・知識・教育を創業当初から取り扱っているし、そこにやりがいや誇りを持って取り組めているというような話をしたと思うんですけど、そんな僕にもやっぱり黒歴史と言えるようなものがあって、それは何かというと、もう8年とか9年とかそれぐらい前になると思うんですけど、有形の商品の開発に携わったことがあります。

それは自分の会社でやったわけではなくて、当時のビジネス仲間がいたんですけど、その中の1人の会社での事業として僕は入って、商品開発からネーミングからマーケティングからプライシングまで、全部関わってやったんですよね。

それは何かというとサプリメントです。

サプリメントを開発したんですよ。それを売ったんです。

何のサプリメントかというと、男性用のサプリメント。

もっと詳しく言うと男性が抱えるコンプレックス。さらに突っ込んでいうと勃起不全ですね。

要はチンコが立たないという、ちょうど僕ぐらいの歳からだんだんと表立ってくる悩みの1つなんですけど、これは男にとってかなり切実な悩みなんですよね。

ここに目をつけて、それ用のサプリメントを開発したんですね。

成分なんかも結構こだわって、サプリメントの製造業者とも打ち合わせして、最高品質の製品を作ろうというコンセプトで、やりはしたんですよ。

で、売れました。

当然僕はマーケティングを知っているし、しかもコンプレックス型の商品だし、有形のモノがあるんですね。

これほど売りやすいものはないなって感じました。

それまでは無形の商品をずっと扱ってきて、情報商品を売るためのマーケティングの知識を学んできたわけですね。

それから比べるとモノがあって、そしてターゲットが深いコンプレックスを持っているので、これほど売りやすいもんねーなと。

開発費には当然お金がかかってるし、原価も情報に比べたら当然かかるんだけど、大したことないわけですよ。

それまでもいろんな人から言われてたんですよ。

「サプリメントは儲かるよ」
「スキンケア製品とかめっちゃ儲かるよ」
「しかも、ただのスキンケア製品じゃなくて、肌荒れとかニキビとか、悩みに特化したようなものはめっちゃ売れるよ」

っていう話は入ってきていたんですよ。

やる前から「どう考えてもこれは儲かるな」っていうのはわかるんですよね。

何か機会があれば、ちょっとチャレンジしてみてもいいかななんて思ってた時に、そういう話が実際入ってきたので、「じゃあ、ちょっとやってみようか」ってことでやったわけですよ。

結果売れました。

売れたっていっても大ヒット商品になったとかそういうレベルではないですけど、2種類の商品を用意して最高月商1000万ぐらいいったんじゃないかな。いや1000万とかじゃないか。2000万近く最高月商でいきました。

だから、そのままやっていれば年商ベースで2億数千万のビジネスになっていたと思うし、これは小規模でやっているにしては、そこそこの儲かるビジネスだと思うんですよね。

利益も結構出るし、こういう下品な表現はしたくないんだけど、正直な気持ちを表現するとウハウハ状態です。

ただほどなくして問題が発生したというか、問題を感じるようになったんですね。

それは何かというと、定期便なんかもやってたんですけど、継続率がよくないんですよ。

よくないというか話を聞けば、まず通常のレベルかなという感じではありましたけど、
それでも僕の感覚からすると「こんなに早く辞めていくんだ」っていうイメージですね。

で、何が問題だったかというと「効かない」んですよ。

要するにサプリメントは、健康補助食品なんで、確かに勃起不全に良いとされる成分はいろいろ入ってますよ。

だけど、別に薬じゃないし、病状が改善するようなものではないんですよね。

例えば、世の中いろんなサプリメントがありますし、僕は体作りをするので飲むんですよね。

筋トレ用のサプリメント、ダイエット用のサプリメントを。

例えば、マルチビタミンとか、ダイエットだったらカルニチンとかプロテインも当然飲むし、あとはエンザイムとかオメガIIIとかそういったものは飲むんですよ。

でも、それは栄養補助食品なんで、食事から摂るのが難しかったり、食事から取ろうとすると他の余計な栄養も一緒に取らなきゃいけなかったり、脂質とか炭水化物とかだったりするから、それはサプリメントで効率よく補いましょうというコンセプトなんで、それはいいと思うんですよ。

だけど、人のコンプレックスとか悩みとかが治りますよ(改善しますよ)って謳ったサプリメントって、僕は結論全部詐欺だと思ってます。

だって効果ないんだから。

サプリメントを飲むだけで痩せるとか、筋肉がつくとかありえないんですよ。

トレーニーが重宝しているマルチビタミンとかアルギニンとかシトルリンとかそういった
サポート系のサプリメントであっても、例えば筋肉をつけるってことを目的にしたときに、貢献度としてはたぶん5%以下とかですよ。

筋肉はどうやって作られるのか。

それは強度の高いトレーニングと栄養と睡眠。この3つなんですよね。

この3つが9割以上で、あとは体調とか腸内環境とかそういったことと、もう3%とかじゃないですかね、サプリメントの貢献度というのは。

そんなものなんですよ。

それでも3~5%貢献してくれるなら、そこに自己投資をするというような世界なんですけど、お医者さんに行って疾患として扱われるような症状を改善するサプリメントなんてないですよ。

でも、それをウリにしないと売れないのが、こっち系の業界なんです。

それはサプリメントだけではないですね。

健康食品といわれるもの、あるいはスキンケア製品といわれるもの。

ニキビが治るとか肌荒れが治るとか赤みが治るとか。

そういったことを謳っているようなスキンケア製品とかも、あれは誇大広告もいいところだし、肌の状態を正常に保つとか維持するとかというところには、保湿とかという面で貢献しているのかもしれません。

でも、突き詰めていくと、ぬるま湯で時間をかけて洗うとか、たまに重曹とかを使って優しく洗うとか、などのケアが一番だなって気づくんですよね。

まあ、それは手間がかかるし、プラシーボ効果的なのも多少信じてる部分はあるから、ある程度スキンケア製品にお金はかけますけど、それ以上でもそれ以下でもないんですよ。

そういうことを思い知らされるような出来事の連続だったわけです。

定期購入の注文が入っても、すぐに解約されるし、やっぱり長続きしないから、新規をとり続けるということが結構重要になってくるんですね。

広告に関しても、正直誇大広告しないと人は入ってこないし、お試しもしてくれないわけです。

あとはクレームが多い。

これが一番堪えますよね。

「全然効かない」とか「詐欺だ」とか言われるわけですよ。

だんだんと僕も嫌気がさして、業務だけを引き継いでチームからは離れるという方向をとっていたんですけど、一緒にやっていた友人連中たちもまともな人間だったんで、しかも本業があったんで、やっぱり感覚的には僕と同じだったんですよね。

それでちょっとずつその業界からはフェードアウトしていったという形ですね。

それでそのビジネスは終わっていきました。

正直そっち系の製品を扱うビジネスって、割り切ってないとできないと思うんですよね。

どこか振り切ってないとできないと思うんですよ。開き直っていないとできないんですよ。

だってみんなわかっているはずなのに。

価値のないものを売っているって。

そして情報弱者にしか売れないということもわかってるんです。

そういうビジネスなんだから。

僕は皮肉にも、この世で最も価値があると信じている商品を扱う一方で、この世で最も価値の低いと思われる商品も同時に扱っていた時期がありました。

これは僕にとっては、黒歴史といってもいいのかなと思うしね。

何というか、ビジネスをやってたら、どんな商売でもやっぱりクレームはもらうし、失敗もあるしね。

例えば、このICBであっても、コンテンツの内容に満足してもらえないとか、返金してくれって言われたりとか、詐欺って言われたりとかはありますよ。

でも、それはしょうがないんですよ。

人間がビジネスをやってるんだから。

ユーザーも人間なんだからね。

それはしょうがないんだけど、始めから価値がないとわかっている商品を売ったりとか、面白くもなんともないし、信念も何も持てないようなビジネスをやるのは、苦痛でしかないですね。

だから、どんなことにチャレンジをしても、結局僕はこのICBというところに戻ってくるのかなと思うし、これが僕の中心となる柱なのかなと実感させられるわけですね。

「あなたの黒歴史を聞かされたところでどうすんの」という感じかもしれないですけど、このタイミングでちょっと話したかったってことですね。

だから、人はいろんな失敗とか経験をして、黒歴史なんかも抱えながら、それでも前向きに希望を持って歩んでいく、その姿勢には価値があると思います。

今日は以上。

ではまた。

ありがとうございました。

#399『僕の黒歴史を聞いてください』

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