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#290『負け組はSNSで論破合戦したがる件』

2020-07-27 Mon.
どうも、Aunこと西祖です。 今日は論破合戦ってテーマで話をしていきます。 なんか論破合戦が流行ってるんですかね?流行ってるって言い方が正しいかどうか分からないけど、ユーチューブとかツイッターとかインスタグラムとか見てると、いつも論破合戦が行われてないですか。 例えば有名なインフルエンサーの動画に対して、誰かが意見を言ってそれに対してまた誰かが反対意見を被せてきて、そこから周りもワチャワチャ参加してきて、何か論破し合ってるって言うかね。 そういう光景をよく見るんですよ。で、「ひろゆきさん」っているじゃないですか。2チャンネルの創設者のひろゆきさん。この人が結構、論破をする人というか、もう論破するのがゲームになってるような、そういう人ってイメージが割とあります。 彼見てたら気持ちいいんですよね。ドヤ顔であっさりと爽やかに論破するじゃないですか。あれは見てて凄く気持ちがいいので、だから人気があるんだと思うんですけど、そういうのもあってなんか「論破できるやつがかっこいい」みたいな風潮になってるのかなと思いながらちょっと冷ややかな目で見てます。 この論破合戦についてちょっと考えてみたんですけど、これ見えないところで何が起こってるかっていうと、論破した方としてはこの上なく気持ちが良いわけです。もう快楽レベルって言ってもいいかもしれない。論破した方もそれを傍から見てる方もスカッとして気持ちがいいわけです。 だから、今言ったようにひろゆきさんは人気なのかなと思うわけですね。ひろゆきさんぐらい得意分野が突き抜けた人は誰かを論破することでテレビ出て有名になって、認知されて得が多いのかもしれないけど、これってゼロサムゲームなんですよ。 どういうことかって言うと、勝者はこの上なく気持ちがいいけど敗者はこの上なく不快ってことです。だから、ゼロサムゲームなんです。気持ちがいい思いをする人がいる、その一方で必ず不快な思いをする人がいるってことです。 自分の論理が破綻していたということがどんな正論で証明されたとしても、論破された方の不快な気持ちって変わらないですよね。素直に「あ。ごめんなさい」って言える人間って僕はあまり見たことがないし、もしそういう人間がいたら素晴らしい人格者だと思うんだけど、ほとんどの場合どんな有名な人であっても、どんな大人な人であっても、逆ギレして語気を強めたりとか、「ぐぬぬ・・・」っていう悔しい表情を浮かべてるだけなんですよ。 結局ゼロサムゲームなので、「誰かが勝てば誰かが負けてる」っていう構図が生み出されます。これはつまりどういうことかって言うと「何も価値を見出してない」ってことです。 人間関係としての価値というものを生み出してないです。僕は論破合戦は個人的におすすめしないです。論破合戦に参戦することこそが自分にとって人生の楽しみなんだってぐらいなのであればまあ勝手にやってればと思うけど、もし論破力が身に付けば人生で得があるかもしれないって思ってるんだとしたら、それは大きな間違いだと思ってます。 勝っても特に良いことはないですよ。むしろ人の恨みを買うだけです。完全に自己満足の世界だと思ってください。本当にやりたいんだったらもうひろゆきさんぐらい突き抜けたらいろんな副産物があるかもしれないけど、普通はそんなことはないですよね。 そもそも僕自身が論破が非常に苦手です。論破ってインテリのやることってイメージがあってそれなりに知識が必要じゃないですか。論理を組み立てるためのエビデンスも要求されるわけですよね。 エビデンスのない論理は揚げ足取られて、突っ込まれて、叩かれるだけなんで、叩かれないための理論武装が凄く必要だということになってくるんですね。 まあ、いうてその辺のくそガキには論破で負けないと思うんだけど、決して僕は論破っていうのがあまり得意ではないってことです。 僕はこれまで生きてきた中で様々な人間関係・恋愛・ビジネス・その他諸々の問題を論破することなく攻略してきたんです。時に納得してもらい、時に説得し、時に人を動かし成功に導いてきたわけです。 人の気持ちや行動を変えてきました。いくら論破しても、他の人の行動を変えるってことは基本的にできないです。人の行動を変えるなどの「プラスの何かを生み出す」のは新しい価値を双方の間で生み出す必要があるんですよ。 で、この「価値」については説明すると、さっきも言った通り論破ってゼロサムゲームじゃないですか。だから基本的に新しい価値って生まれないです。 論破合戦はただの「勝ち負けのゲーム」っていうことを強く言いたいです。これを理解してほしいと思うんですよ。じゃあ僕はこれまで何をやってきたのかというと、「感情を動かす」ということを積極的にやってきました。 そこを意識してこれまで人間関係をやってきました。人間って感情の生き物なんですよ。感情で動いて後から理屈で正当化しようとするのが人間なんですね。何か物を買う時はもう買う瞬間に決まってます。 「もう買う」ってどこかで思ってます。意識してないにしろでも、感情を動かされて買うモードに入ったら、買うための理由をあれこれ探しだすんです。で、買った後で「この買い物は正当なものだった」ということを自分の中で色んな材料を集め出して自分を納得させるんですね。 恋愛でも同じことが言えるし、人間のあらゆる行動は感情が元になってます。コピーライティングスキルありますね。 コピーライティングって自分自身の主張を正当性するとか相手の常識を壊してそして新たな常識を提示してあげるとか、なぜこの話を聞かなければならないのかみたいなニーズに応えることがコピーライティングのフレーム上とても大事なことではあるんだけども、ある意味論破してるように見えるかもしれないんですが、そこで終わっていては何も売れないわけです。 最後は感情を動かすためのアプローチっていうのが必要になってくるんですね。感情をガツッと動かして読ませて「なぜこれが必要なのか」という正当性の部分を相手に植えつけて、最後にまた感情で行動を促すということですね。 こうやって言葉にするとすごくテクニックチックな話聞こえて、いやらしく感じるかもしれないけど、これが人間の行動の流れなんですね。コピーライティングを語る上で有名な3つの壁って概念があるんですけど、Not read Not believe Not act (読まない・信じない・行動しない)この3つの壁を乗り越えていかなければならないですよみたいなことがよく言われます。 だけど、感情を動かさない限りは最後のNot actという壁を超えることはできないです。僕はコピーライティングが得意分野なんですけど、なぜ得意なのかっていうと理由はそこにあります。 感情を動かすことを僕はこれまで何十年間もやってきたからです。 みんな忘れがちなんですけど、人間関係で大事なことは「相手の行動を変えてあげて、そしてより良い結果に導く」っていうことだと僕は思ってます。自分と関わることによって関わった相手の感情が動いて、その相手が自ら進んで行動して、今よりもより良い結果を手に入れるってことです。 これに勝る信頼はないです。 いくら口でああだこうだ言って相手を納得させて説得するようなことをやったとしても相手の行動が変わらなければ、何の結果も得られないわけです。だから、なにも価値を生まない論破は人間関係を作る上であまりやらない方がいいと思ってます。 何度も言うようにひろゆきさんみたいに特殊な立場に置かれてる人間じゃない限りは論破力を高めようとするのは僕はあまりおすすめしないですね。 時間の無駄だとすら思います。別に論破できなくても自分の意志さえしっかり持ってて、 地に足がついていれば僕はそれでオーケーだと思うし、それを世の中に上手に発信することができれば、それに付いてくる人は必ずいます。 だし、合わない人と無理やりな議論を交わす必要はないんですよ。できるだけ好きな人とだけ付き合うってこともできますし、もう今そういう時代ではなくなってきてるんでね。 人間関係を構築するとはお互いの間に新しい価値が生み出されるってことです。 論破は何も生み出さないです。生み出さないどころが時に相手の尊厳を踏みにじる行為にもなってしまうので、本当にオススメしないです。 人生でうまく行ってない人ってたくさんいると思うんですよ。例えばネット上では粋がってるけど、リアルではうだつが上がらない、さえない人生を送ってる人。これかなり多そうじゃないですか。 こういう人たちが普段どんな努力をしているのかっていうことを考えた時に僕が1つ思い浮かんだのは、論破合戦に勝つための努力をしている。そのばかり考えているという風に僕からは見えます。 そういう風に見えますね。 論破に勝つための知識を付けたり、論理の組み立て方を考えたり、論破するための喋り方だったり、反対意見のぶつけ方だったりね。 そういう目でしか世界を見れてないのかなとちょっと残念に思いますよ。彼らを見てるとね。人の言うことに対していちいち心の中で論破するんですよ、そういう人達は。 そして、時にコメント欄で小競り合いを起こしているということがあるわけです。しかし悲しいかな論破合戦には勝てたとしても人生では負け続けるわけですね。論破では価値を生み出せないし、人間関係の構築も出来ないからですね。 これがそういう残念な人たちの現実かな思います。論破力をいくら鍛えたところでリーダーにはなれないです。 論破ばかりして行動を変えてくれない人間に誰が付いて行くよって話じゃないですか。そんな事に時間を使うよりは人の感情を動かすスキルを磨いておいた方が僕は五千倍ぐらいましだと思ってます。 特にビジネスにチャレンジしている人にとっては無視できない課題だと思うので、もし今回の話を聞いて、課題意識が出てきたとすれば相手の感情を動かすスキルをぜひ身につけてほしいなと思います。 ということで今回の話は以上。 ありがとうございました。

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