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#238『無料貧乏』

2020-01-20 Mon.

どうも、Aunこと西祖です。

今日は、無料貧乏っていう話をしたいなと思います。

最初にあるエピソードについてなんですけど、僕はB’zの大ファンなんですね。小学校5年生の頃からずっと聞き続けていて、小学校4年生ぐらいの頃にB’zがデビューをしたと思うので、30年間ぐらいずっと聴き続けています。

CDもいまだに買い続けてます(ライブのとか買いそびれてるやつが1本2本あるかもしれないけど)し、記憶してる限りは全部買ってるっていう認識です。

C Dを買い続けているのは、唯一B’zだけです。

他にもちょろちょろ買ったのもあるかもしれないけど、B’zに関してはずーっと買い続けてます。もれなく買い続けてます。

たくさん好きな曲はあるんですけど、その中で印象にとっても強く残ってる曲が1曲あります。印象に残ってるっていっても、この曲大好きとかB’zを語る上でこれは絶対に外せないでしょとかそういうB’zを代表する感じの曲ではありません。シングルC Dでリリースされた訳ではないしアルバムに収録されている訳でもありません。

じゃあどこに収録されてるかっていうとカップリングです。

シングルC DのB面として収録されている曲なんですけど誰も知らないと思う。これ知ってたらかなりマニアックだと思うんだけど、「GO-GO-GIRLS」っていう曲なんですよ。小学校6年生から中1ぐらいにかけて発売された「ALONE」っていうシングルC D(これは有名な曲です)のB面として収録されてた曲です。

この「GO-GO-GIRLS」という曲がかなり印象に残ってます。

なぜ印象に残っている曲なのかっていうと、特に凄く心に残る曲ってわけでもないし何かメッセージ性があるっていう感じでもなく、全くキャッチーでもなければ流行るわけないと思うような曲です。最初に聞いた時は「何じゃこれ?」と思ったぐらいです。

「かなり微妙な曲出してくるな、B面だから適当に作ったのかな・・・」って子供心ながらに思っていたんですよね。「ALONE」っていう素敵な曲を出すからB面は適当でいいか、みたいな気持ちで作ったんだろぐらいに思ってました。

それでこの「GO-GO-GIRLS」ずっと聞いてるとだんだんとよく聞こえてくるんですよ、味が出てくるというか。スルメイカじゃないけど、噛めば噛むほど味が出てくるというか。

最初は全然良さがわからない、何でこんな曲作ったのか全く分からない、歌詞も入ってこなかった。だけど聞き続けるとだんだんと良さが分かってくるんですね。

なんか頭の中をグルグル回り続けてるみたいな現象も起こり始める訳です。凄くね自分の好きな曲とか、何か心に響く曲とかっていうのは、頭の中を一日ぐるぐる回り続けてて離れない、みたいなことよくあるじゃないですか。

それと同じぐらいの現象が起こったんですよ。

「何じゃこりゃ?」っていう最低の評価から「頭から離れない」っていう落差が激しかったので凄く印象に残ってます。なんで初見で微妙だなと思った曲をそれだけいいなと思えるぐらい聴き続けたかっていうと、

『お金を出して買ったから』です。

当時シングルC D1000円ぐらいだったと思うんだけど、当時の僕にとっては大金です。家は裕福じゃなかったし、そんなにお小遣いをもらえなかったので1000円はかなり大金でした。

他にも好きなアーティストはいたのでそれらのC Dだって欲しかった。今みたいにネットとかないからC Dでしか聴く手段がなかったからね。

だけど買うお金がないからせめてC Dは全部B’zに回そうっていうことを決めていた。他の曲に関しては友達から借りてそれをカセットテープにダビング(要は録音ですね)して聴いてました。

友達から借りて録音する曲っていうのは、カセットテープの容量があるので60分とか120分とか、容量決まってるから自分が好きな曲だけで埋め尽くしたいですよ。

微妙な曲なんて1曲も入れたくないです。だから「GO-GO-GIRLS」みたいな初見で何じゃこりゃ?って思うような曲は絶対入れたくないんですよね。

1回聴いてこれ微妙だなと思った時点で完全に圏外へ飛ばされます。

だけど自分が実際にお金を払って買ったものに関しては、元を取りたいという気持ちがあるので何度も繰り返し再生して聴き続けるし「たくさん聴いて元取ったる」ぐらいの気持ちでいました。

その結果、凄く良い曲だということに気づけたわけです。

何度も繰り返し聴いてその曲の良さとかその曲のバックボーンとか、決して適当に作った曲ではなかったんだってことも分かったし、噛めば噛むほど味が出るような曲もカップリングだけどリリースしてくるB’zのことをより好きになった。

そこからの学びっていうのもたくさんあったし、有名な曲とか名曲とかキャッチーな曲以外からの学びだったり歌詞から得たものってかなり大きかったです。

今の僕のコンテンツ、生き方とかあり方とかにかなり影響を与えてきてると思いますし、そのぐらい得るものが多かったですね。

 

ただこれがもし無料で手に入れていたとしたらこれは僕は得られなかったはずなんです。

好きな曲を聞いていい曲だなで終わるだけ。

これ何が言いたいか分かると思うんですけど、ものによってお金を払うということがとても重要でお金を払うっていうことは尊いことなんだってことを伝えたいんです。

今はインターネットがあるから無料で手に入る時代だってことが言われていて、すべてのコンテンツは無料に帰結するなんてことが言われている訳ですね。

見渡してみると無料のものがたくさんある訳です。

AmazonのKindle unlimitedっていうのは読み放題な訳です。

厳密にいうとアマゾンプライム会員っていって年間3000円くらい払って会員だけが受けられるサービスかもしれないから無料ではないかもしれないけど、そんな無料みたいなもんじゃないですか。

ネットフリックスだって月何百円か払ったら見放題な訳でしょ。もう無料の感覚と同じなんですよね。

昔はお金を払ってしか見ることができなかったようなものが、大量に目の前に無料で用意されてるっていうのが今の世の中です。分からないことがあったら検索エンジンで調べればどんな情報でも出てくるし、昔だったらパソコンとか使ってて、何かパソコンで分からないトラブルが起こったらもう専門家に電話して聞くしかなかったんですね。

で、その人が出張で来てくれるのを待つしか解決法がなかったんだけど、今はその症状を検索すれば全ての解決法がそこにあったりする訳です。

・無料で手に入る
・無料で解決したりする

っていうのが今の世の中なんですけど、ここに落とし穴があるんですよ。

多くの人はこの落とし穴に知らず知らずのうちにハマってしまっていて大損をこいてるということです。タイトルにもあるような「無料貧乏」っていう状態になってるってことです。

僕は何でも無料で手に入る世の中の流れっていうのは全く否定するようなことではないし、僕自身その恩恵を受けてます。

だけど何でも無料で手に入るっていう前提があるものだから色んなところでみんなが損をしてるっていう状況になってるんですね。

僕はこれを無料化の功罪だと思っています。

幾つかあるんですけど、

功罪の1つ目は深堀できないってことです。

さっきB’zの話をしましたけど、もしお金を払ってなかったらってね、別にお金じゃなくてもいいですよ。

お金じゃなくても何かしら自分の大事だと思っているリソースを引き換えに何かを手に入れるというその行為がなかったら深堀できないんですよ。だって元を取りたいっていう気持ちが起きないから。

人は痛みを伴うようなものと引き換えに何かを手に入れた場合、その元を取ろうとするんですね。そしてお金を払った自分自身の行動を正当化したがるんです。

よく言われるのが感情でまず勾配を決定してそのあとに理屈でそれを正当化するっていうのが言われるんですけど、自分がお金を使ったっていうこの選択は間違ってなかったってことを自分の中で証明したいっていうことをやるんですね。

それがコンテンツの深堀になる訳です。

ネットフリックスは僕もよく見ますけど、今ユーチューブも同じなんですけど、大量にあるので何を観ていいかわかんないですね。「面白そうだな、これ見よ」と思っても、他に気になるものがあるから、これ観終わったらあれも観ようとかって見始めるから全部見れないですね。集中力が続かないし無料だからいつでも見れるやっていう気持ちがあるし。

レンタルビデオ屋さんとかでレンタルしてきたものだったら、返さなきゃいけない記述があるから必ず記述までに見なきゃいけないけど、無料のものは記述も別にない。

いい映画いいドラマってたくさんあるはずなんですよね。

その良い映画一本をじっくり見て、そして見終わった後に「あそこの場面がこうだったな」「あそこの場面は学びがあったな」って、自分なりにいろいろ考察することに僕は凄く意味があることだと勝手に思っているんですけど、無料のものだとそれすらもやらないですね。なんていうか、無料で手に入れたものっていうのは、全く深堀できないです。

表面だけをさらうみたいな、そんな感じの触れ方しかできないですよ。

これ大事なことなんですけど、価値ある情報の多くっていうのは深堀してこそを活かせるっていうことがあります。

例えば、僕のねHQ-MINDだって、僕的には毎回役に立ついい話をしてるつもりなんですよ、さらっと喋ってますけどね。

だけどこれをさらっと聞いても、正直こんなこと言いたくないですけど、何にもならないですよ。良い話聞いたなと思うかもしれない、その印象は残るかもしれないけど、聞いた内容なんてすぐ忘れるし、恐らくこの話も明日にはきっと多くの人が忘れてるんだろうなと思いながらこれを収録しています。

悲しい話なんですけど。

今日のこの話だって、深堀すればするほど理解が深まるし、より多くの気づきがヒントが得られる訳です。そして、それを生かすことが出来れば人生変わるレベルの話なんですね。

なのにそこまで深堀できないじゃないですか。

なぜなら無料だからです。

これは無料で聞いてくれてるあなたをディスってるわけでもなければ、逆に無料で配信している自分を反省してる訳でもありません。

何でもないけど、そういうものなんですね無料っていうのは。これってしょうがないし、この流れってのは変えることができないし、別に変えるべきではないとも思っています。

無料化が進むってこと自体は素晴らしいことです。

さっきもチラっと言ったように、無料で手に入れるべきではないものというのがあるので、ここの見極めをちゃんとしてほしいです。

例えば、なんかちょっと困り事があったとか、今日の天気知りたいとかなったら検索で今日の天気って調べればわかるじゃないですか、そんなものにお金を払う必要はないですよ。

デートで女性に喜ばれるおすすめのスポットとかお店とかを調べて、ここよさそうだから予約して行ったらすごく喜ばれた。ああ、良かったなって、あれすごく価値がある情報だったなって。そんなのにお金を払う必要はないですよ。

無料で素晴らしいことだけど、無料じゃない方がいいものもあります。

それって何かっていうと自分が好きなものです。

僕だったらB’zが好きなんだけども、好きなものに関しては僕は必ずお金を払います。

いつかね、B’zのチケットを僕はちょっと会費の支払い忘れてて少しだけ会員じゃなかった時期があるんですけど、その時に友達から誘われたんですよ。

「いつもお世話になってるからおごりでいいよ、余分にお前の分もチケット取るから」って言われて、

「おっ、ありがとう」とかって言いつつも、

「チケット代だけは俺に出さしてくれないかな?」って言って出したですよ。

これは何でかっていうと、お金を払ったほうが満足度が高いっていうことが分かっているからです。

お金を払った方がより多くの価値を受け取れるっていうことを僕はもう肌感覚で分かっているからです。

だから自分が好きなもの、例えばサッカーが好きだったとしたら、いつもテレビだけで見るんじゃなくて、ユーチューブだけでダイジェストを観るんじゃなくて、自分でスタジアムまで足を運んでチケットを買って生で見る、これでしょ!

これでこそ、そこから受け取れる価値ってのが最大化される訳です。

好きなものには絶対にお金を払ったほうがいいです。

そしてもう一つお金を払ったほうが絶対に得なものは何かっていうと、学びです。

ここで言う学びっていうのは、人生を変えるレベルの学び。例えば、ビジネスを学ぶでもいいし、コミュニケーションを学ぶでもいい、なんでもいいだけどこのスキルが身に着けば、ここで成長できれば俺の人生変わるな、もっと良くなるなって思えるようなものってあると思うんですけど、これに関しては絶対にお金を払って学んだ方がいいです。

何万円もするような教材であっても、10万円以上するようなセミナーとかスクールであっても、そこに価値があると自分が認めた以上対価は必ず払った方がいいです。

今はもうデジタルの時代なので複製できるし、これを誰かにあげちゃうこと(横流しし合うこと)もできる訳ですよね。それで多くの人が無料で受け取るチャンスっていうのはあるとは思うんだけども、これは損してます。

自分の成長の足を引っ張る行為です。

本人は無料で何万円のものが無料で手に入ったって得した気になってるかもしれないけど、それ大損こいてますから逆に。

うまく行ってる人、成功してる人っていうのはそれを全員分かってます。成功してる人ほど自分が好きなもの、そして自分の人生を変えるぐらいの学びや体験、これに関してはお金を惜しまないしケチらないですね。

なぜなら価値を下げたくないからです。

無料の功罪っていう話をしましたけど、価値を自ら落としてしまう行為なんですよ。もっというと無料に成長の足を引っ張られている人がたくさんいるってこと僕は知ってます。

この話をしてるのも、僕が有料で何かしらのコンテンツ販売してるからそこに繋げたくて教育みたいな感じで言ってるとか、そういうレベルの話ではないんですよ。

僕が成功者を語るのはおこがましいかもしれないけど、ただ少なくとも僕が見てきた成功者たちの習慣なんですね。

払えるところに金を払えるやつが成功するです。

無駄なものには鐚一文払うもんかっていうスタンスを合わせてオススメしておきます。

今日の話は僕自身の反省でもあります。僕もお金がない頃は、

「何とかして無料で手に入らないかな」
「あの教材どっかに無料で落ちてないかな?」

とか思いながらサイトを調べてると意外と落ちてたりするんです。

どっかの怪しいサイトで無料じゃないけど10分の1の価格で売ってたりとかありました。

これはすごく得だなと思って買ったことがありますけどまったく生かせなかった。正規の価格で買ってたら真剣に学んでもっとよくなってたかもしれないのに、そのチャンスを棒に振ったってことです。

今回は無料貧乏って話でしたけど、

・何でも無料で手に入れようとする人
・無料で手に入れるべきでないものまで全て無料で手に入れる人

その人たちは得したと思ってるかもしれないけど、本当損してます。

貧乏になっていってるってことです。これはもう事実だし、本当に忘れないでほしいっていうよりはもう肝に銘じておいた方がいいって言えるぐらいの話なんでね。

僕も喋った責任として肝に銘じておくし、あなたにもソレを期待します。

というわけで、今回は以上です。

ありがとうございました。

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