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#201『本気なのか、同情なのか』

2019-08-30 Fri.

どうも、Aunです。

今日は相手からイエスをもらうために絶対に外せない要素というテーマでお送りしたいと思います。

「イエスをもらう」というのは、こちら側の要求・要望に対してそれを受け入れてもらうってことです。

これにはかなり色んなケースがありますよね。簡単にいいよって言われるケースもあれば簡単にはいいよとは言えないケースもあって。

今日お話ししたいのは「簡単にはイエスということはできない場合」の話をしたいと思います。

例えば、人を採用するとか、人を雇うとか。あるいは交際の申し出を受け入れるだったりとかね。結婚の申し出を受け入れるとか。あるいはお金を貸すとか大金を貸すとかね。

受ける側としてはかなり重い決断になってくるもの。

それを要求する側としては、簡単にレスを貰えないっていうようなケースになるんですけど、なぜこの話をしようと思ったかっていうと、先日知人の方とお話をする機会があって、知人の方って言っても友達なんですけど、友達って言ってもずいぶん年上の方なんですね。

その方の息子さんが大学を卒業したばかりで就職活動をしてたんだけども、結局就職できないまま卒業しちゃったってことでした。何十社も受け続けたけど、ご縁がなくて。

僕その息子さん会ったことあるんですけど、かなり好青年という感じでね。よっぽどご縁がなかったか、運がなかったかっていう話をしてたんですけど、その人が心配してたのがこれから息子さんの人生ではなくて、息子さんの精神状態とかメンタルみたいなものを心配されてたんですよね。

もう就職活動の末期になってくると足取りはかなり重くて、最初の方は何とか「採用貰ってるやるぞ」っていう前向きな気持ちで向かってたのが、最後の方はもう不採用通知をもらうためにあの足を運んでるみたいな。

そんな足取りになってたっていうことだったんで、非常にデリケートな問題だなというに思いました。

まさに就職はもうそこに当たると思います。

僕の話をすると、僕は雇われるっていうよりも、雇わない決断をするっていう仕事をこれまでしてきたことが多かったですよ。サラリーマン時代ももう何年間もアルバイトさんとかパートさんを面接をさせて貰って、合否の判断をさせて貰ったりとか、あるいは社長と一緒に並んで、社員さんの面接社員をやってきました。

今は一応経営者ですから人を雇うってなったら、その決断をしなきゃいけない訳ですよね。かなり重い決断になってきます。なぜならその重い要求を受け入れるっていうことは、いろんなものをこちらも差し出さなくてはいけないっていうことがあるからです。

何を差し出すのかっていうと「時間」ですよね。

経営者は特に時間というものをかなり重く受け止めてます。時間って人生そのものじゃないですか。人生というのは人間関係で作られているので、人間関係の決断はもうそのまま時間の決断に繋がってくるんですよ。

もっと言うと、時間は命なので、この要求を受け入れるということは、自分の命を削り差し出すみたいなことになってくる訳ですね。大げさに聞こえるかもしれないけど、結局はそういうことになってくるんですよ。

だから、簡単にはイエスって言えない訳ですよね。そんな状況の中で「イエスをもらおうとしてるんだ」っていう自覚をまず持たなければならないんですよ。

だから、簡単に「ちょっと雇ってよ」とか「お金貸してよ」とか「付き合ってください」とか「結婚してください」とか言ってしまう人は結構多いと思うんですけど、その人が思っているほど、イエスをもらうのはそう簡単ではないんだ、ってことをまずわかって欲しいですね。

一つ言えることは表面的な要素では難しいってことです。

表面的な要素は例えば、能力が高いとか。会社にとって経営者にとって能力が高い人材はかなり貴重な訳ですけど、だけど「能力が高いだけで雇えるか?」って言うとそうじゃない訳です。

見た目がいいとか、返事がいいとか、凄いテクニックがあるとか、知識があるとか、そういった表面的な要素では雇ってもらえないんですよ。

ここで考えなきゃいけないポイントは決断を迫られた相手が何を1番求めているだろうってことを考えなきゃいけない訳です。

これはどんな場面でも共通しています。

絶対に外せない大事な要素になってきます。

これ何かって言うと、その人の「本気度」です。

・・・何だそんなことかと思うかもしれないけど、これが1番重要だと言っても過言ではないです。

どれだけこの人は自分にコミットしてくれるか。

逆にどれだけ自分の人生にコミットしているか。

どれだけ会社にコミットしてくれるか。

っていうことなんですね。

どんなに能力があっても本気じゃない人間を受け入れるっていうのはリスクでしかないですよ。どんなリスクかというと、「時間を失ってしまうリスク」です。

受け入れたらある程度の期間は関わらなきゃいけない訳です。採用したら簡単には辞めさせられないし、大金を貸したら簡単には縁を切れないし、結婚の承諾したらそれこそ人生かかってきますよね。

だからそのまま時間を失ってしまうリスクっていうのがそこにある訳です。

なので、単純に能力があるという理由だけで採用できないんですよ。普通の感覚で言うと、能力はあるけど、ちゃらんぽらん。全然本気度が感じられない。

一方で能力は微妙だけど、かなり本気でコミットしてくれる。自分の人生にもコミットしてる。何か1つでもいいから目標とか夢とかあって、それに対して一点集中しているとかね。

こういう2タイプの人がいたとしたら、ほとんど経営者が後者を取りたいと思ってるんですね。

基本的には本気の人間を取りたいんですよ。

本気じゃないと嫌なんです。受け入れたくないんです。なぜなら、リスクがあるからです。

かなりでかいリスクがあるから本気度を見てるんですよ。僕らの人生有限じゃないですか。限りあるこの命の中で僕らは人生っていうものを生きてる訳ですけど、だから本気じゃない人・コミットがない人とお付き合いするほど暇じゃないんです。

分かりますか。

自分へのコミットが全く感じられない人。自分の人生に全くコミットしてないと思える人。へらへらして適当に生きてて、そこそこ仕事はこなすけど責任感がないとか。

例え、その人が悪い人じゃなかったとしても、本気じゃない人に対して重い決断受け入れるってことはできないですね。そんな人と長い付き合いができるほど人は自分の時間というものを軽く見てないです。

これは逆の立場になったら分かると思うんですよ。就職活動を失敗しちゃった息子さんの話なんですけど、凄いいいやつなんですよね。1回しかあったことないですけど。

さわやかだし、元気にあいさつができるし、凄い好感度の高い好青年って感じでした。その彼に直接話を聞いた訳じゃないんだけど、ありがちな例として就職活動の末期になるとやっぱりきついですよね。

そんな中で企業の面接に行って正常に自分の本気度を出させるかっていうと、なかなか難しいし、本気度よりも何が全面に出ちゃうかっていうと、情を引こうとする態度がでちゃうとかね。

いかに同情してもらうか。いかに拾ってもらうか。っていうことにフォーカスしちゃう。そういう態度が前面に出ちゃうんです。これはどんな場面でも一緒です。

大金を借りようとしてる人で考えてみましょう。自分は本気で事業をしたいからお金が必要なんだっていうことって少ないですよね。

すごい困ってる。こんなに不幸な目にあってる。どうしようって情を引こうとしますよね。

女性に交際を男性で多いのは「自分と付き合ってください」「こんな自分だけど必ず幸せにしたいと思います」って言葉では言ってるけど、「もうあなたに振られたら次はない」「独身の人生を送ってしまう」「だからなんとか自分を拾って」って心の中で思ってる。

そういう人って少なくないと思うんですけど、本気度を見せているのか。それとも情を引こうとしているのか。これをはっきりさせなきゃいけない。

そして、シビアな話なんだけど、切羽詰まった場面だから、どうしても情を引こうとする態度が前面に出てしまう。それは僕も一緒です。

でも、そこはきちんと自分の内面と向き合って、本気になることができるのか。その本気度を相手に示すことができるのか。

これを冷静になって考えてみる。そして、戦略的に相手に本気度を伝えるってことですよね。これがすごく重要だろうなって思いました。

個別具体的なケースの話をすると、色んなケースがあってキリがないですけど、外せない要素、方向性としてこれは絶対に押さえておかなきゃいけない部分かなと思います。

ちなみにこれ僕の価値観の話なんですけど、僕は個人的には努力してひたむきに頑張っている人間は特に応援したいと思います。

これが自分の後輩だったり、弟分だったとしたら、特に自分のリソースを割いてでも応援したいなという風に思うんですよ。応援させてもらいたいなと思うんですよ。

だけど、ぶら下がってこようとしてる人とは一切関わりたくないと思います。

これは多分僕だけじゃないと思うんですよ。自分で自立してやってる人間ほど多分この気持ちは強いと思います。

だけど、それ相手にいちいち言わないですよね。つまり自分で気づかなければならないことだってことです。

というわけで、今回の話は以上になります。

ありがとうございました。

#201『本気なのか、同情なのか』

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