どうも、Aunこと西祖です。
今日は頂いたご質問にお答えしていきたいと思います。
福岡県に住むKさん、19歳から頂いた質問になります。
「今日は一つご質問させていただきたく、ご連絡させていただきました。
少し前に深みのある声を出せるようになりたいと考え、YouTubeやウェブ検索などで腹式呼吸をトレーニングする方法を調べ、しばらく練習を続けていました。
はじめはうまくいき、お腹を使って 「ふっ、ふっ」と息を出す段階までクリアできたのですが、その次の同じ要領で今度は、息を声に変えて行うというステップに「どういうこと?」という疑問が生じました。
なぜなら、息をふっふと吹く練習は、お腹に力を入れるのは一瞬なので簡単なのですが、発声に関しては一瞬ではなく、一定時間声を出し続けないといけないので、難しいなと感じたからです。
考えた上で「こういう風にすればよいのかな?」と出した答えは、時間をかけてお腹をへこませて、一度のへこますサイクルで一文を読み切る。
もしくは、話し始めや抑揚に合わせて、文中の要所要所で、一瞬お腹にくっと力を入れて発声する。
このどちらかだろうと考えました。
そこで参考にさせてもらったYouTubeのコメント欄に質問をしてみたのですが、残念ながら投稿者からの返信がいただけませんでした。
次に考えたのは、知恵袋などでアドバイスを仰ごうというものでしたが、返信してくださる方がどれだけ詳しいのか、知るすべがないのは、少し不安でしたので、質問させていただきました。
質問の内容はそもそも別の方からおっしゃっていたものなので、甚だ失礼ではありますが、もしよろしければ僕の解釈のどちらかあっているのか。
あるいは間違っていて違う方法なのか。
Aunさんのお考えなどを簡単で構いませんので教えていただけたら嬉しいです」
ということですね。
ちょっと申し訳ないんですけど、ノウハウに関しては僕はわからないです。
専門家じゃないので、そういう知識もないんですよ。
腹式呼吸をマスターするのは、すごく有意義な事ぐらいはわかりますけど、発声の仕方だったり、そういうことに関してはちょっとよくわからないので、そこのアドバイスはちょっとできないかと思います。
この質問を受けて、ちょっと思ったこと喋らせてもらうと、僕自身発声メソッドみたいなものを実践しようとしたことは、昔一度あったんですよ。
だけど、一瞬やってすぐやめたんですね。
なぜかというと、再現性を感じなかったからです。
例えば、この人が書いているように、ふっふっと腹式で力を入れて練習をして、それを次は発声に変えるみたいなことって「これできるの?」ってことばかりだったんですね。
そういうことやっていても、上達するようには思えなかったので、もうすぐやめちゃったんです。
それで僕自身何をやったかって言うと、色んな所で話しているんだけど、モデリングです。
「あの人は素晴らしい声だな」
「とってもよく通る声だな」
「とにかくかっこいいな」
みたいなに思える人をモデリングしたわけです。
ただ、いくら良い声を持っている人だとしても、人間的に嫌いな人のマネをしたいと思わないわけだから、人間的にも自分自身が認めた人を、モデリングするようにはしていましたね。
声の出し方だけじゃなくて、
間のとり方
抑揚
目線
表情
身振り手振り
人間的に尊敬できる人をモデリングするのが前提としてあるわけなんだけど、そういう人をモデリングしようとすると、まるごと自分に入ってくるんですよね。
わかりますかね?
良い声を出したい、だから声のモデリングをしよう。
声だけモデリングをするのは、多分出来ないことなんですよ。
要するにモデリングというのは、目に見える表面的なものだけを真似しようという、猿真似的な話じゃないということですね。
その人の心の動きや、セルフイメージみたいなことまで、まるごと自分に参考にするということです。
内面も含めて、モデリングすることによって、相手の感覚が、まるごと全部入ってくるわけです。
そして、もう1つやったことは、自分の声を録音することです。
これをやっている人あんまり聞いたことないんですけど、自分の声って録音するとすごく変に聞こえるじゃないですか。
たぶん最初はみんなそうだと思うんですけど、僕もそうだったんですよ。
自分の声を録音して、聞いてみて戦慄を覚えたというか、ものすごく違和感を覚えたんですね。
「これ嫌だな」と思ったけど、そこであえて録音した声を聞きましたね。
たしか、最初は本を朗読したような気がしますね。
自分で喋って録音して、それで聞いて「嫌だな」と思う部分を書き出して、それを意識的に矯正して、またそれを録音して・・・を繰り返してましてたね。
そうすると、ちょっと聞ける音声になっているんですよ。
「耳が慣れてきている」というのもあるかもしれないけど、変な癖がなくなってきているので、それでまた録音し聞いて矯正し、また自分が違和感を覚える場所を見つけて・・・みたいなことを、とにかく繰り返していきましたね。
そうすると自分の喋る声にも慣れてくるし、慣れてくると堂々と話せるようになってくるんですよね。
僕がやったのは、主にこの2つですね。
声や話し方に関しては、自分の理想がありますよね。
こういう声を出したいと思って、モデリングをしたりするんだけど、人は誰かのマネをしないと成長できない生き物だから、真似をする人によって変わるわけですね。
さっき言ったように、正しいモデリングさえしていれば、まるごと全て入ってくるわけですよ。
そのモデリングしている人が理想の人かもしれないし、もっと他に自分の中の理想像があるかもしれないけど、そこに近づいてくるわけです。
そして何が大事かというと、その理想を下支えするセルフイメージという土台ができることですね。
もちろん、セルフイメージと言うと、話が広くなるので、モデリングだけ作っていけるという話じゃないんだけど、理想を体現している人を見続けることが大事ですね。
そして、その人の目には見えない心の動きにも、常に注意を払っておくっていうことも大事です。
こういうことをやることによって、潜在意識に成功者のパターンみたいなものが刷り込まれて、自分のセルフイメージが構築されていきます。
地に足がついていくわけです。
そうやって自分の理想にふさわしいセルフイメージができてくるわけですね。
それができると、いつの間にか声も変わっているんですよ。
「声を変えたい」と思うなら、声だけにフォーカスして、声だけにアプローチする、そのパターンを変えなきゃいけないんですね。
じゃないと、いつまでも対症療法の枠を出ないんですよ。
「全部つながっているんだ」と考えるべきなんですね。
体と一緒ですよ。
じゃあ頭が痛いとしたら、「頭痛薬を飲めばそれで解決」・・・ではないですよね。
頭が痛い原因は、色んな所で複合的に関係してる場合もあります。
根本を解決すれば頭痛も治るし、頭痛だけじゃなくて、体の色んな所が良くなるわけじゃないですか。
声はそれと一緒なんですね。
もちろん、ノウハウはあると思いますよ。
それは基本的なことかもしれないし、とっても大切なことかもしれない。
だから、僕はノウハウを否定はしません。
腹式呼吸とか、たしかに大事なことは、僕も昔散々やったのでそれはすごくわかってます。
だけど、それ以上に「欲しい結果にふさわしい、セルフイメージを持っているかどうか?」の方が大切だと思うんですよ。
なぜなら、そのセルフイメージさえあれば、24時間365日無意識が声を矯正してくれるからです。
矯正したい箇所が声だった場合、そのセルフイメージさえ持っていれば、意識していなくても常に良い声を出そう、自分の理想的な声に近づこうと、無意識がそうさせるんですよ。
となると、拾う情報量がまず違うんですね。
「あの人良い声だな」
「どんな風に喋っているんだろう?」
「どんな風な落ち着き方をしているんだろう?」
無意識がそれを見るようになるんですね。
あらゆる情報を、キャッチするようになるんです。
だけど、セルフイメージがなかったら、考えているときだけしか意識できないわけです。
ちょっと思い出したからYouTube検索してみよう、ウェブ検索してみようとかとは、雲泥の差ですよ。
だから、ノウハウも大事だし、知識を入れることも怠ってはいけないことなのかもしれないけど、それ以上に今言ったような、理想にふさわしいセルフイメージを作るっていう考え方に、フォーカスを当ててほしいと思います。
あ、そうそう。
今回もらった質問は、すごく素晴らしいものだと思います。
内容というよりは、ちゃんと調べた上で、疑問に思ったことを、丁寧に質問してくれていて、すごくわかりやすくて良い質問の仕方だなと思いました。
質問の仕方の参考にしてほしいぐらいですね。
若いのに素晴らしいと思いました。
というわけで、今回は以上です。
ありがとうございました。