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#153『完全なる否定』

2019-03-15 Fri.

どうも、Aunこと西祖です。

今日は「完全なる否定」という話をしたいと思います。

1週間前ぐらいにスナックに飲みに行きました。

僕の地元は田舎なので、いわゆる田舎のスナックがあるんですけど、そこに何をしに行ってるいかと言うと、別に目当てのお姉ちゃんがいるわけでもなく、そこのママさんが僕は大好きなんですよ。

もちろん、恋愛感情とかじゃなくって、そのママさんは見た目とか雰囲気とか喋り方とか、全部ひっくるめて北斗晶にそっくりなんですよね。

立ち振舞いもすごく豪快な感じの方で、年齢は僕の7つ上ぐらいなんですけど、もう完全に「1回り以上上だろ」と思うぐらい貫禄のあるママさんです。

そんなママさんに会って、たまに話をすることで僕はすごく癒されています。

僕が彼女の悩み相談を受けることもあるし、逆に僕が彼女にいろんな話を打ち明けることもあって、2〜3ヶ月に1回ぐらいの頻度で行っています。

今減量を始めて10日ぐらいなんですけど、お酒とかたくさん飲まないようにはしてます。

基本的にハイボールだけです。あるいは、ウイスキーの水割りとかですね。

で、スナックに行ったら、時間が11時を過ぎていて、結構も盛り上がっている時間帯だったんですよね。

んで、いつものようにカウンターに座り、店内を眺めていたら、やっぱりいろんな人がいるわけですよ。

ちょっと年増のカップルみたいな人がいたりとか、いつも見かける常連さんのお兄さんがいたりとかね。

若い人達もお客さんにいますね。

で、カウンターの中にはママと女の子が2人いました。

1人多分僕と同じ年か、ちょっと上ぐらいの、昔の工藤静香みたいな感じの人がいて、もう1人がちっちゃくて可愛らしい若い感じの娘です。

「久しぶりだねー」と軽いあいさつから、たわいのない会話をし始めるわけですが、周りがみんな結構盛り上がっているわけですよね。

僕も盛り上がっているのは、そんな嫌いじゃないんですけど、あんまり絡んでほしくないというのが、実はあって(苦笑)

絡まれると言っても、因縁つけられるとかではなく、ありがたいことの「お兄さん何の仕事しているの?」とか僕に声をかけてくれる人が多いんです。

まあ、仕事に関しては説明がちょっと難しいし、めんどくさいからいつもごまかしてますね。

ママとかは、それ分かっているんで、いい感じに間に入ってくれて、話を話題変えてくれたりしています。まあ、いつものやり取りなんですよ。

それで、そんな中カップルで来ていたちょっと年増の女の方がいました。

もうおばさんって言っちゃいますけど、40代後半ぐらいだと思うんだけど、僕の年齢から見ても、おばちゃんの年齢ですね。

それぐらいの年の女の人が結構毒舌でしゃべっていて、それに拍車がかかってきて、結構酷いこと言うんですよ。

何て言うんだろう。

喧嘩を売ってるわけじゃないんだけど、こういう話し方する人なんだろうなと思って、傍観していたんですね。

そうすると僕の方にも絡んできて、「なんかお兄さん影があるよね」とか言ってきて「お前そうまでして、無理やり人をいじりたいんかい!」みたいなツッコミも入れず、軽く流してました。

その後、そのおばはんが店の女の子をいじりだしたんですよ。

そのいじり方がちょっとひどかったです。

背のちっちゃい若いスタッフの娘はまあまあ可愛らしい子で、垢抜けないけど、この辺のスナックでは、かなり人気が出るだろうなみたいな女の子です。

その娘に向かって「顔でかいよね。可愛いけど」って言ってるんですよ。

女の子に対して「顔でかいよね」って、それ言っちゃダメじゃないですか。

でかいかどうかは、女性から見るとバランス的に大きめな印象なのかなと思うのかもしれないけど、多分男の目から見ると、そんなふうには全然感じないし、言われると「これは顔が大きいという印象になるのかな」というのを学ぶ・・・みたいそんな感じです。

「失礼だな。このおばはんは」と思って、聞いてたんですけど、女の子も当然言われて嫌な気分になるだろうし、いくら飲みの席とはいえ、冗談とはいえ、それは言っちゃいけないような類の言葉じゃないですか。

なので、ママもちょっと中和すると言うか、ごまかす感じの雰囲気にもなるわけですよ。

その後、話が変わりつつあるのに、「いやでも顔でかいけどかわいいよね」っていちいち繰り返してまだ言ってるんですよ。

女の子はすごくいい娘だから、露骨に嫌そうな顔を出さないんだけど、「それはひどい(笑)」とか笑いながらテンションで切り抜けていて、「偉いなぁ。この娘」とか思っていました。

そしたら、その後、僕に話を振ってくるんですよ。

「思うでしょう?顔大きいよね?」みたいな。

「そんなにこの娘の顔が、でかいことをみんなに知らしめたいのか」と思って、ちょっとずつイライラしてきたんですけど、終いには僕に振ってきたんですよね。

ちょっと顔大きいのが、チャームポイントかもしれないけど・・・みたいに言っているんだけど、そんなフォローはもう何の役にも立たないと言うか、焼け石に水状態です。

んで、その時に周りの男達は同意を求められていて、その返しがめちゃくちゃ下手くそなんです。

「大きくないと思う」とか。

なんか顔が大きいと思うけど、それを正直に言うと、雰囲気も悪くなるから、とりあえず否定しとくみたいな風に捉えられても仕方がないような返ししかしていませんでした。

でも僕はその話を振られて言ったことは「完全なる否定」です。

「いや、大きくないでしょ」
「むしろ小さいんじゃない?」

みたいなに言ったら、おばはんが「思ってないでしょ!」」みたいな。

で、その娘も「小さくはない!」みたいな反応でした。

「いや、もうわかんないけど、少なくともデカくはないよね。何言ってんの?」みたいな。

「そういういじり方が流行ってるのかな、と思って聞いてたんだけど」みたいな。

ってことを言ったわけです。

わかりますか。

今の言葉は完全再現とまではいかないけど、「え?デカくはないよね。むしろちっちゃいよね」みたいな。

多くの人は「むしろ、ちっちゃいよね」という言葉がなかなか出てこないわけです。

これはどんな意図があるかと言うと、「単純にでかくないよ」と否定するだけなら、何の効果もないと言うか「でも、そう思ってないんでしょう」と思われるのが多くの場合です。

だけど、「むしろ、ちっちゃいよね」という、真逆の意見をいうことによって「そういう意見もあるんだ」という気持ちに多少なるんですよ。

で、それが「ちっちゃくはない」みたいにまた否定されます。

それに対して「少なくともデカくは絶対ないよね」「なに言ってんの?」みたいな感じの態度を取ることによって、完全なるそれに対抗するもうひとつの対立意見として「バン」と柱がたつと言うか、そんな感じになるんですよ。

「髪型とかじゃない?」
「いずれにせよ、めっちゃ好感度高いよね」

みたいな感じでちょっとずつ話を変えていく感じでやりました。

おばさんはそれで力尽きたのか気づいたらタクシーで帰っていましたけど、リアリティのある否定とか、リアリティのある話の切り返し方とかは割と役に立つスキルなんですよ。

綺麗事だけでは世の中渡っていけなくて、嘘というと語弊があるんだけど、方便を使わなきゃいけない時もあるし、ごまかさなきゃいけない時だってあるじゃないですか。

リアリティのある内容で切り抜けていくことはすごく大事だなと、僕は前から思ってたんだけど、そういう場面でも役に立ったっていう事例ですね。

それによって僕の好感度が上がるんですよ。

今日は「完全なる否定」という話でしたけど、そういう演技・演出スキルを意識していった方がいいと思いますね。

まあ、実はそれは後付けで、失礼なおばはんの話を誰かにしたかったのが、今日本当に言いたかったことなんですよね(笑)

そういう失礼な人と直接に戦っちゃうとめんどくさいし、間接的に完全否定するというやり方は、僕は得意だし好んでやるので参考までにということでした。

というわけで、今回は以上。

ありがとうございました。

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