どうも、Aunこと西祖です。
前回の、勝ち組と負け組っていう話の中で、人生がうまく行っているなと感じる人は、結果に至るまでの過程に自分自身が納得している人達のことであると。
一方で負け組。
人生うまく行っていないなと感じざる負えない特徴として、目の前の結果、一つ一つに一喜一憂している人達のことだという話をしたと思います。
そして結果と過程どちらが大事かっていうと、結果ももちろん大事なんだけど、長期的に考えた時に過程にこそ意味があって、過程こそが本質なんだよっていう話もしたと思います。
だけど、目の前の勝負事、自分でやると決めた勝負事があるんであれば、それは全力で勝ちを掴みに行かないといけないんだよっていうことを言ったと思うんですけど、
その話の補足ということで話していくと勝利することにはどんな意味があるのか?っていうことをちょっとお伝えしたいんですね。
勝利する意味なんですけど、結論から言うと「意味は自分で作っていくもの」だと思うんですよ。
何かで一番をとったとして、その時は周りが褒め称えてくれるかもしれないし、自分自身もとても誇らしい気持ちになれるだろうし、高くて強い満足度を得られるはずなんだけども、そういう類の気持ちよさはその時だけなんですね。
時間が経てば周りも忘れるんですよ。
その時に味わった感動とか満足とか達成感とか、そこの結果に至るまでの努力とかを鮮明に覚えているのは自分だけなんですね。
自分の記憶の中だけでしかとどまらないっていうか、周りの中では時間と共に色あせていくんです。
そうなった時に、どうするかなんですよ。
その時の経験を今の自分にどう活かすのか、そして今後の人生にどう生かしていくのかっていうのを考えて、そして行動していくのは自分じゃないですか。
ということはつまり、これは自分で意味を作るっていうことなんですよね。
だから勝つ事にはみんな憧れると思うし、やっぱりその時の達成感とか気持ちよさっていうのを追い求めていると思うんだけど、結局それは周りの中では色あせてしまう。
多くの人は周りからの評価がもらいたい、周りに認めてもらいたい、認めさせたいっていう気持ちが強いと思うんだけども、そんなものすぐに無くなるんですよね。
結局は自分で意味を作っていかなきゃいけないんですね。
周りが忘れたら何も意味がないなんて思っちゃったら、その勝利も、その勝利に至るまでの過程も本当に意味がなくなってしまうじゃないですか。
自分で意味を作るっていう事に、意味があるんですよ。
ということはつまり、負ける経験にも同じことが言えると思うんですね。
勝利と同じで、敗北の意味自体も自分で作っていくものだと思います。
頑張ったのに負けた。
悔しい。
だけど、この経験をいかにして今の自分に、そして未来に活かしていくかっていうことですよね。
ここで重要なのは、「全力で努力した」という過程があるということが前提条件です。
そして、負けた時の悔しい経験をいかにして今に、そして未来に活かすかっていうことですよね。
こうやって負けの意味も自分で作っていくんですね。
自分で意味を見出した人間が人生において強いんですよ。
これが本当の強さだと思います。
意味を見いだせずにいつまでも目の前のことに一喜一憂したり、右往左往している人間は、どんなに勝負事には強かったとしても、意味を見いだせない時点で、僕は強いようには見えないんですね。
「弱いな」って感じるわけです。
ということは、勝利も敗北も両方知っている人間が圧倒的に強いということになるじゃないですか。
勝つことの意味も見出している、そして負けることの意味も見いだせている。
これ両方知っている人間ってすごく強いですよね。
じゃあ、「勝利を知らない人間はどうなるの?」という疑問が出てくる人もいるかもしれないけど、負けも、長期的に考えてほしいんですよ。
敗北自体も人生に生かして、なにか大切なことを見つけた。
その時点で勝ちなんですよ。
僕はそう信じたいんですよね。
逆説的かもしれませんが、「意味を見出した」という意味で勝ちなんですよね。
目の前の勝負事に勝ったことがなくても、「意味を見出した時点で」ということはつまり、それまでの過程にプロセスに納得できた瞬間であり、そこで勝ちが決まるんですね。
わかります?
じゃあ最大のカテゴリで考えたとして、人生そのものが勝負事だとしますよね。
どこで勝敗がつくかっていうと、最後は自分がたどってきたプロセスに納得することが勝利であると僕は思っているわけです。
なので、勝っても負けてもそんなのどっちでも良いんです。
その瞬間には、こだわって勝ちを掴みに行ってほしいのだけど、勝利を手に入れることができなくても、敗北というものに意味を見出した瞬間、
そしてそれを今の自分、未来の自分に最大限活かせるという大切なものを手に入れた瞬間に、人生そのものが勝負事だとしたら、それはもう勝ちなんです。
意味を見出した時点で勝ちなんです。
周りから見たら、勝ちじゃないかもしれません。
だけど、「意味を自分で見出す」ということを言いましたよね。
自分で見出すんですよ。
だから、勝ちか負けかも自分で見出すんですね。
そこまでのプロセスに納得できている人を見て、「この人、人生うまく行っているんだな」と言えたら(思えたら)勝ち組なんだなっていうことを肌で感じるんです。
その人の口から何も語られなくても、その人の背中を見た時に、僕は少なくともそう感じるわけですね。
ということは、きっと他の人達も感じてますよ。
口でいくら、何かを達成したとか、何かで一番をとった経験があるとか、どんなにたくさんの言葉を使って言ったとしても、背中が語るそのクオリティーには勝てないんです。
と僕は思っているので、是非本当の意味を見出すことを頑張ってみてほしいなと思います。
では、今回は以上。
ありがとうございました。