どうも、Aunこと西祖です。
前回の音声の方で話した内容なんですけど、今回はそれにちょっと補足をしてみたいなと思います。
軽く前回の内容を振り返ると、説教はなるべくしないほうが良いという話をしました。
説教しなきゃいけない場面は実はそうなくて、説教じゃなくても上手く事が運ぶようなことが多いから、なるべく説教はしないほうがいいという話をしました。
あとは誰かにアドバイスをしたりとか、誰かに物を教えたりするような場面。
特に情報ビジネスをしている人にとっては、何か新しい知識を提供しなければならないとていうパラダイムから、そのきっかけを提供できないか、というところにフォーカスするといいよという話をしました。
なぜなら、問題解決のために新しい知識をインプットするのは、相手にとって結構負担だからです。
新しい知識を入れてインプットして、それをアウトプットして、要するにトレーニングですよね。
スキル化するには、すごく時間もかかるし、労力がかかるわけですね。
タスクとして重いんですよね。
だから、実は新しい知識ってあんまり求められていないことが多いです。
一方で気づきは元々もともと自分の中にあるものだから、自分の中にある点と点が線になった瞬間が多くの人にとってすごく快感だし、「なるほど。そういうことだったのか!」と腑に落ちた気がするから、ものすごく気持ちいい瞬間なんです。
そういう気持ちいい瞬間を相手に与えるためには、気づきを提供できないかという視点がすごく大事なんですよ、という話をしました。
どうやったら気づきを与えられるのかという話になってくると思うんですけど、前回そこまで言及しなかったので、今回はいくつかヒントを提供できればいいなと思っています。
僕は主に2つのアプローチをとっています。
1つは「とにかく質問をする」ということです。
「何かアドバイスをしよう」という考えが先行している人は、相手に質問することを横に置いといて、自分が喋っているみたいなことがよくあるんだけど、それはグッと堪えて、とにかく質問をしていくってことですね。
質問の内容はその時の状況とかによって変わりますが、とにかくあらゆる角度から質問をしてあげるって事です。
その時どういう感情だったとか、どんな気持ちになったとか、なぜそういう行動を取ったのとか、そういうことを聞いていくわけです。
僕は主にそういう質問をするようにしています。
そこで「なんでだろう」と考えた時に、
こうだったからかな?
でもそんなふうにはならないよね。
じゃあもっと他の理由があったんじゃない?
などなどまたそこでも質問していくと、今まで繋がってなかったものが繋がって「あ。そうか」という気づきが生まれることが多いです。
とにかく質問を多くしてあげるって事です。(質問攻めとかじゃないですよ)
2つ目のアプローチ。
これがなかなか説明もしづらいんですけど、相手の頭の中にある情報ととにかくリンクさせて話すっていうことですね。
例えば、情報発信ビジネスを教える時に、始めから相手に現実を突きつけるようなことを、それがいくら正論でも、言ってしまうと相手は離れていってしまうんですよと。
だから、多少脚色したりとか、多少相手に隠し事をしてでも、それを飲んでもらう必要があって・・・みたいな話をする時に、たとえ話とかをしてあげるんです。
ビジネスのど素人さんとかに、急にそんな話をしてもピンとこないんですよね。
言ってることはわかるんだけど「そういうものなんだ」ぐらいの理解で止まってしまいがちです。
だけど、例えば子供がいる人だとしたら、小さな子供が病気になっちゃって、病気を治すためには薬を飲まなきゃいけないと。
ただ子供は薬をすごく嫌がると。
だから、その薬をジュースの中に混ぜて「ほらジュースだよ」って言って、飲ませてあげる。
結果的に子供はその薬によって病気を治すことができるし、だけど子供を騙していることにもなると。
でも、これは必要な作業ですよねと。
・・・みたいな感じで、相手の中にある現実とリンクさせて話してあげるって事ですね。
例えば、会社の上司とかにこっぴどく叱られて、すごく落ち込んでいたと。
自分にはそういう経験がないと。
だから、自分にアドバイスできないとかじゃなくって、例えば会社の上司からこっぴどく叱られた経験はないけども、学校ですごく高圧的な先生からみんなの前で、すごく叱られて、恥ずかしかったし、すごく落ち込んだっていう経験がはあるから、なんとなくだけど気持ちはわかるような気がする。
という風に言ってあげると、分かってくれるかもしれないじゃないですか。
とにかく、自分が言いたい事を相手の経験や知識とリンクさせてあげるって事ですよね。
僕はこれをすごく意識しています。
これがビジネスだったら、よりシビアにやらなきゃいけないと思うんですよ。
リサーチとか自分のビジネスのターゲットが、普段どんなことを考えているのか。
どんなことしているのかってことは、リサーチで深く深く知っておかなきゃいけないことなんですね。
だから、相手がどんな経験をしているか。
大体どんなことを考えて今まで生きてきたのかは、わかってなきゃいけないんですよね。
なので、リンクさせて新しい知識を提供してあげることによって、新しい知識を植え付けるんじゃなくて「気づかせてあげる」って事が可能になってくるんですよ。
新しい知識を与えなきゃいけない場面は実はそんなに多くなくて、それは新しい気づきのきっかけを与えてあげるというアプローチで7〜8割型、解決することがあります。
今日は質問するということと、相手の中の経験とか知識とかとリンクさせて説明してあげるという2つを紹介しましたけど、すごくパワフルなテクニックでもあるので、是非活用してもらえたらいいんじゃないかなと思います。
人に物を教えるような仕事している人にとっては、すごく重要な話だと思います。
新しい知識を与えるというのは、結構自己満足の世界なんですよね。
教育者だったら、自己満足の世界からは飛び出さなきゃいけないと思います。
というわけで、是非実践してみてください。
では、今回はこれで。
ありがとうございました。